ロマンスを君に

やあみんな、ジャッ熊だよ。
いや違う、こういう感じじゃなかったな。
久々のnoteなのでテンションが掴めずにいます。
テンションが合わないとチューニングが狂って
440Hzの言葉が出てこないのです。
嘘です。嘘DEATH。

今日は真面目な記事ではないのでこんな感じで
だらだらとキーボードを撫でています。(iMac mid2010)

実はワタクシ、国際ロマンス詐欺なるものにアプローチされました。
いやほんとにこんな事あるんですね〜。

Facebookの友達申請からメッセージが来て話をすると
「私はあなたに会えてうれしいです。
私の名前はサンドラ・アミールです。
私はダマスカス・シリア出身です。私は29歳、165 cm、63 kgです。
シリアで起こっている戦争のために学校をやめました。
父は軍人で彼は亡くなりました。
私の母は昨年初めに暗殺者のグループによる攻撃で亡くなりました。
私の家族の中で生きている唯一の人です。
シリアの通りは非常に危険なので現在ヤルムーク難民キャンプにいます。
知りたいことがあれば自由に質問してください。
あなた自身についても教えていただければ幸いです。」

といった涙がちょちょ切れる内容なわけです。
年齢はともかく身長体重になにか意味あるんでしょうか。
ちなみにFacebookで写っている写真はパイオツカイデーの
ブーチホーなチャンネーでした。難民キャンプに居るとは
思えないきらびやかさでしたね。

しばらくは宗教がどうのとか晩御飯は何食べましたかみたいな
やり取りが続くんですが、ある時突然二人称が変わります。
「こんにちは私の愛する人」
オーマイゴッシュ。いつの間にか愛されてた俺。

そして話はどんどんヘヴィに。

「私はとても謙虚で忠実な女の子です。
人生は私にとってとても不公平で、孤児であり、母親も、父親も、
兄弟姉妹もありません。私の最愛の人、今通りは誰にとっても
安全ではありません。だから私はあなたの国に移住するつもりであり、
あなたのサポートが必要になるでしょう。
あなたのアドバイスが最善の方法で私を助けると確信しています。
私はただ新しい人生を始めることができる真の正直な人を探しています。
シリア政府は私の父の死のために莫大な金額で私たちに補償しました。
戦争が始まる前の私の父の財産。私があなたをもっと信頼できるなら
私はあなたに保証してもらいたいです。
あなたのような男は本当に信頼できると思います。
私の愛する人、私はあなたからの連絡をすぐに待っています。
ありがとう、そして素晴らしい時間をお過ごしください」

しらんがな。

そして具体的な金額を提示してきます
「私の亡き父は、トルコ航空のセキュリティストアビルに
総額725,000ドル(7百25000米ドル)を残しました。
彼の死の前に、彼は軍人であり、私の母は彼女が儲かる
石油事業に従事している産業家でした。
これはシリア政府が私の亡き父に支払ったお金と
私の亡き母が彼女の生涯のために貯めたお金です。
シリアは無実で無防備な市民のアサド流血に反対していたため、
私たちにとって安全ではありませんでした。
彼はすぐにここシリアのすべての財産を売却し、
私たちが酒の生活のためにトルコに移転することを決めました。」

725,000ドルは日本円で74,926,937.50円(11/7 17:30現在)です。
ワオ。そんな金があるならさっさとトルコに亡命しろよ。

そしてここからがありがちな展開になります。
」「パスコード」「機密」「30%を受け取る」など
国際ロマンス詐欺に気をつけて!というネット上の記事で
よく見かける言葉が出てきます。

そして「フルネーム、完全な住所、直通電話番号、職業と
有効なIDカードのスキャンされたコピー
」の情報を教えることにより
「私は所有権の変更証明書をあなたの名前に準備することができ、
箱を合法的に受け取るための受益者としてトルコの宅配便業者の前に
あなたを提示することができます」とのこと。

ここで「国際ロマンス詐欺とよく似ていて心配です。」と
返信してみると「私の素敵な友達、まだ何を言っているのかわかりません。教えてください」とのこと。

おい!!私の愛する人じゃなかったんかい!!

一気に素敵なお友達に格下げです。
俺のことを信じている証にパイオツの写真や
エッチな写メを要求しておくべきでした。

こんなのに引っかかる人いるのかなぁと思いながら
検索してみると意外と引っかかる人いるみたいですね。
荒唐無稽な話でなんで自分が!?てなるんでしょうけど
なにせ80年近く戦争と無縁な日本では紛争地域や内戦、
軍人などの日本の現実と遠いところにあるものには
疑いの眼差しを向けつつ、否定する材料にも乏しいのでは。

国際ロマンス詐欺を撃退した記事でめっちゃ面白いのがあって
みんなに紹介したいんですが探すと見つからないんだよなぁ。
女性が詐欺師に「あなたには悪霊が付いてるから
私はあなたの頼みを聞くことがができない」みたいなのを
延々繰り返して、相手も動揺して「僕には神様の御加護がある」
みたいな事を言うんだけど、
詐欺行為を働きながら神様に守ってもらおうとしてんじゃねえよこのド腐れ外道が」と思ってオジサンちょっと受けちゃいました。
その記事を見つけ次第、皆様にお伝えしたいと思います。

いやマジで久々のnoteがこの内容というのは残念無念ミカ・ハッキネン。
もうちょっと面白い記事や胸を打つような記事を書いてみたいものです。

それにしても今回の記事は駄作だ。
この記事で俺が何を伝えたかったかというと、
「それって国際詐欺だったの?」
「うん!こくさい詐欺だったの!」ってこと!

取り敢えず冬も間近なんでセックスしたいっす。
そんなんどうだって良いから冬のせいにして
温めあってくれる人がいたら俺とシリアに行きましょう。

それじゃ、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?