ヤマツツジ

めぐみは
誰のところにもある

桜が終わって、ホッとしていると、あちこちの雑木林で芽吹きが始まります。淡いその色は私たちを色のなかった世界から、色のある世界へと連れて行ってくれます。原色のようなきつい色ではなく淡い色なのは、自然の優しさでしょうか。
こんな淡い林の中で、お日さまとともにヤマツツジが咲き出しました。青い空、淡い芽吹き、そしてヤマツツジのだいだい色。結構目立ちますが、目にやさしい色です。こんな風に巷には色々なものがあふれています。
優しさや思いやりや人を思う気持ちであふれています。誰の周りにもあるものだから当たり前に思ってしまうのですが、それをありがたくいただいて、また誰かにお返しができればと思っています。