クサタチバナ

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光少なき
世界なれど

この花の咲く時季は雨になることが多いです。なぜなら梅雨に入っているからです。薄曇りのなか見ることが多いのですが、この日は少しだけお日様が射したり射さなかったりのいちにちでした。こんな時季ですが、草花や木々たちは葉を広げて成長していきます。少ない光でも雨さえふれば成長をするのでしょうか。苦しいなか成長ししているのでしょうか。それともそれが当たり前と背を伸ばしているのでしょうか。
苦しいときにめげてしまいそうになることはよくあります。もうダメかなと思うことがあります。そんなときにこの花に逢いました。お日様が出ていない曇り空に上へ上へと伸びていっています。少ない光のなか花を咲かせていました。
えらいなぁと感心してしまいました。たとえ目の前が真っ暗でも、お日様は上ります。そして1日が始まります。薄暗い朝でも真っ暗ではありません。今は薄暗いかもしれませんが、またお日様が当たる日もくるでしょう。そこまでもう少しねばってみませんか。

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