チョウジソウ

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どこにいても
逢いに行く

この花の名前はチョウジソウといいます。横から見た姿が、「丁」の字に似ているからです。でもこのチョウジソウ、なかなか咲いているところに出逢わないのです。下流の河川敷、ハンノキの林の下にひっそり咲きます。下流の河川敷は堤防で守られ、運動場になっているところが多いです。そういう場所はかつてなんの役にも立たないと言われた河川林だったのです。そこにひっそりと咲いています。強くなった皐月の日差しはハンノキの葉で和らげられます。そこで少しほっとしながら、涼しい風を待っていました。その姿はとても自然で気持ちのいいものでした。いつどこにいてもこの花には逢いに行きたいと思いました。

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