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不思議体験①

「あの雲、燕にみえん?」「いや龍やろ」
幼少のころは雲をみれば相似したモノを思いついていたけど、雲がただの雲にしか見えなくなったのは何時からだろう?

さてタイトルの内容ですが、不思議体験を思い出したのでツラツラ書いていきます。

1.二階から一階が覗けた
実家は敷地内に家が二件あり、離れ(二階建て、当時築70年ぐらい)には爺様が住んでおり、その離れの二階は私の遊び部屋になっていたのです。二階の部屋は二つあり、ひとつは洋室、もうひとつは和室でその和室の真下が爺様の部屋って構造です。
古いこともあり二階の畳ですには所々すきまがあいており、当時小4の私は子供ながらの単純な発想=「隙間から下の部屋が見えるんじゃねぇか?」と思い、畳の隙間から爺様のいる真下の部屋をのぞいてみたのですが、爺様がソファーに座りテレビを眺めている姿を真上から見れたのです。
「やっぱ古いだけあるな」
その時はそう思ってやり過ごしたのですが、後日そのことを爺様に言うと『www、んな訳あるか。床がどれだけ厚いと思っとるんやwww』と一蹴。「えーでも見えたよ」と言うも取り合ってくれず、じゃあ、ということで再度覗いてみたら・・・、何も見えない。

???

どして?この前は見えたのに何で?とキョトンしていると爺様『ほら、なんも見えんやろが』とスタスタと一階に降りていきました。
はて、あれは「見えた」という願望が生み出した錯覚なのでしょうか?その離れも今は取り壊し、真相は判らずじまいです。


2.ビッターン!!!
高校2年のころの話。夜中に寝ていたら、寝ている真上(ほんと真上)で『ビッターン!!!』と天井が鳴り響き目が覚めました。母屋の方もなかなか古く、天井は杉の板の敷いてるいるスタイル(イメージ↓)。音は縄でも叩きつけたかのような感じでした。


「えー・・・ナニゴトよ・・・」と恐る恐る身構えていたら、

『ズズズ・・・、ズズズ・・・』

とその縄?らしきモノが引きずられていくのです。
「わー、なんやなんや」と慌てて電気を付けたらピタリと音は止みました。時計を見てみると深夜の2:10。「もー、なによこれ・・・」と思いながらもその後はすんなり寝付けました。
翌朝そのことを家族に話すと『wwww』と相手にしてくれません。いや、めっちゃ怖かったんですけど・・・。

で、その日の夜、また『ビッターン!!!ズズズ・・・』と起こされたのです。慌てて電気を付ければピタリと止まる。時計を見ればまたもや2:10。

それ以来、この事象は起きておりませんが、たまに姉から『あんた、高校の時にwww』と笑われるのですが、体験してない人にはあの恐怖はわからんのよ。


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