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学校行きたくない

「学校行きたくない」
我が家の小学生ふたりは、小1の早い段階で、
そう言った。

「そっかー。そうやんねー。お母さんも学校嫌だったからわかるー。」

自分が学校大好きで育っていたら、なんでー?!となるかもしれないが

母である私自身、学校は好きじゃなかった。

だから、子ども達からその発言があったとき、
わかるーという共感とともに、
自分みたいにしんどい思いはしてほしくない、
普通に楽しい学校生活を過ごしてほしいな…
という気持ちだった。

自分の子どもの頃を振り返る

幼稚園で仲良しだった幼馴染と小学校は離れてしまい、入学後すぐに両親と妹が体調崩して入院。
新しい環境の中、しばらく祖母が来て、
末っ子と私の面倒をみてくれていた。

小1のはじまりがそんな感じのスタートで。
自分も体調崩してしばらく欠席。
久々に登校したが、クラスに馴染めず、
今思うと場面緘黙という状態になっていたんだと思う。

勉強は全くきらいじゃない。
授業を聞いて勉強していたらいいから。
でも休み時間が苦痛でたまらなかった。

唯一の救いは、学年みんなの雰囲気がよく、
優しい子たちが多かった。
担任の先生にも恵まれた。
ひっそり好きなこもいた。

でも、学校はずっと行きたくなかった。

学校から帰ってから、毎日近所の子と自分の妹と一緒に真っ暗になるまで遊ぶ時だけは、ありのままの自分でいられて楽しかった。

今思えば、それで気持ちの充電をしていたのかな。あとは家では本当に荒れて…妹には申し訳ないくらいに当たっていたと思う。

繊細な気質

大人になってほんの数年前にそんな妹に言われた。
「姉ちゃん、HSPて聞いたことある?」
全く初耳だった私はすぐ調べた。

えーめっちゃ当てはまる。

今まで自分はまわりと何か違う、生きづらさみたいなものを感じてた。

それは小学校時代に同世代の子とコミュニケーションをあまりとれていなかったからかなー?と勝手に思っていた。

知ってるのと知らないのとでは、全然違う。

我が子をみていても、HSCの項目にかなり当てはまっていた。

こどもたち、
「学校に行きたくない」という自分の気持ちを教えてくれてありがとう。

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