Abalance株式会社(3856)【推奨銘柄①】
バフェットくんは逃げも隠れることも
後だしの投資家とは違い具体的な銘柄を開示していきます。
(2024年10月17日時点)
前日 終値976円
買値 1000円~1200円
目標株価 7000円
投資期間2から3年
Abalance株式会社(3856)投資レポート -
1. 事業内容と成長性
Abalance株式会社は、再生可能エネルギー分野でのリーダー企業であり、特に太陽光パネル製造を担う子会社VSUNが主力となっています。VSUNはベトナム国内に工場を持ち、年間製造能力は4GW。2023年10月に新たなセル工場が稼働し、2024年4月にはウエハ工場が稼働予定です。製品は米国、欧州、アジア市場に販売され、特に米国での事業拡大が期待されています。
また、VSUNの子会社VietnamSunergy Cell Company Limitedの親会社TOYOは2024年7月に米国ナスダック証券取引所に上場し、これによりAbalanceは米国市場でも存在感を強めています。米国内でのパネルおよびセル生産も検討されており、企業の成長余地は広がっています。
ただし米国においてAD関税措置による対米輸出縮小のリスクがあります。
ここについては別途詳しく説明いたします。
2. ガバナンス強化と内部統制の向上
過去に一部で財務管理に関する懸念がありましたが、同社は積極的なガバナンス強化に取り組んでいます。
インサイダー取引事件
2023年に元役員が内部情報を基に株式を購入した事件がありましたが、企業は迅速に対応し、ガバナンス体制を強化しています(Financial Services Agency)(nikkeimatome)。
財務上の懸念と改善
一部で不透明な取引や循環取引の疑いがありましたが、内部統制の強化が進んでおり、企業の信頼性は向上しています(阿部重夫責任編集の新メディア Σtoica [ストイカ]
)。
3. 投資リスクの軽減
市場の変動や政策の影響は避けられませんが、Abalanceは今後も再生可能エネルギー市場の成長に対応し、ガバナンス体制の改善を進めているため、長期的な安定成長が期待できます。米国市場への進出が成功すれば、更なる成長が見込まれるでしょう。
まとめ
Abalanceは再生可能エネルギー市場で強力な成長ポテンシャルを持ち、内部統制の改善も進んでいます。
参考資料
FNNプライムオンライン
日経まとめ
ストイカ - 特捜案件「Abalance」の不都合な真実
証券取引等監視委員会
Shared Research Analyst Report (2024年9月4日)