ホ・オポノポノと出会った

スピリチュアルな事柄って、
それだけを一生懸命突き詰めていくと、現実の世界を疎かににして、結局幸せになれな気がする。

現実の世界に何か幸せとは反対の事があって、だから何かを変えたくて、考える事が始まる。

ホ・オポノポノはひたすらに、自分の内面にフォーカスし続ける。
自分の感情が揺れ動くのは外との接触がある時だけと気がつく。
自分の心が外との接触という刺激により、何かを無意識のうちに思い出してそして、悲しくなったり、怒りが込み上げたり、不安になったりする。

その原因となる出来事を無理矢理思い出そうとはせずに、ただ愛しているよと唱える。

そこが怪しいと思われがちとおもう。私も最初はそう思った。理解出来なかった。

でもよくよく本を読み進めながら実践していくとと分かってきた。

私達の中には数えきれないほどの記憶があり、外からの刺激により、記憶の引き出しから何かが思い出され再生される。その再生ビデオを見て、嫌な気持ちになったり、あるいはめちゃめちゃ有頂天になったりする。有頂天になっている自分の反応を人に見られたりすると、また別に記憶が再生され、次は不安になったりする。
そしてその記憶もまた引き出しにしまわれていく。
産まれてからずっと繰り返してきた。
もう記憶の奴隷状態なんだなぁ。そりゃー、自分が何者で何をしにこの世にやってきたのか分からなくなるよなって。

ホ・オポノポノでは自分の中に小さな自分(ウニヒピリ)がいると考える。
純粋な状態でこの世に産まれてきて、誰かから言われた言葉や態度で、自分の本当の気持ちを押し込めてしまい、悲しくて泣いている小さな自分。そんな自分が確かに自分の中に居る。そう確信出来たら、その自分に向かって「大丈夫だよ。あなたはあなたで居ていいんだよ。あなたの本当の声を聞かせて。今まで無視してきてごめんね。これからはあなたの声を聞きたいな。小さな声でいつも私を呼んでいてくれてありがとう。あなたの事が嫌いであなたを無視してきたんじゃないよ。あなたと会話する方法を知らなかったんだ。こんな私を許してね。あなたのことを愛しているよ。」

そんな風に話しかけたくなる。だんだんと。

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