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保護ネコふわり、大ピンチ編

11月の秋晴れの日に我が家にホームステイでやってきてくれて、
意外にもすんなり馴染んでくれて、
そのまま家族として受け入れることになったふわり...
自分のにおいの付いているゲージやトイレなど一切を買い取らせてもらえたこと、
ふわりにとっても我が家にとっても本当に助かった...
にゃん友クラブの皆さんには感謝しかありません。
まもなくやってきた年末年始、ふわりと一緒にお年越しができた幸せヽ(´▽`)/
抱っこの経験なく6歳まで育ったふわり...
抱っこは難しくても、ちょっとでも触れられるだけでも嬉しい〜💕
白孔雀の羽のようなシッポをゆらゆらなびかせて歩く姿を見るだけでも幸せ〜💕
お気に入りの場所に雪玉のような白いかたまりになって
ぐっすり寝入っている姿を見るだけで癒される〜💕
...そんなふわりが、2月に入り、急に、にゃあにゃあ泣きながら
人恋しそうにくっついてくるようになった!!!
初めて聞いたふわりの鳴き声や気持ち良さげに抱かれる姿に感激💕
けれどもあまりに人(いやネコ)が変わったようで心配になって、
保護主さんに聞いてみた!!!
発情期かもしれないとのお返事...なるほど〜( ´ ▽ ` )
そう言えば、ふわりはまだ去勢手術をしてなかったのだ。
初めは懐っこくてかわいいだけのふわりの発情期だったが、
一日中、にゃあにゃあネコ恋しそうにあっちへウロウロこっちへウロウロ...
その鳴き声があんまり切なくてたまらない気持ちになってきた。
だんだん、「婦人科系の病気も心配だし、春になったら去勢手術を受けさせよう」
という話題が出てきた矢先のことだった。
目やにも多くなってきたので、1ヶ月ほど前に処方してもらった目薬を使おうとした私に、夫が、一回使った目薬はばい菌がいるかもしれないからやめた方がいいと言ったのだ。
初めて体験するふわりの発情期で心身共に疲れていた私、
1ヶ月くらいだったら使っても大丈夫って言ってたよ!
受診する時間あったら早く目薬してあげた方がいいでしょ!とプチギレ。
対する夫も、医療職の弁で、絶対ダメ!と負けてない!!!
そんなこんなで半ばヤケクソ気味で、診てもらえばいいんでしょ!と
かかりつけの動物病院に電話をした。
休日診療をしてくれる病院で、何とか予約が取れ、連れて行くことにした。
心の中は夫に対し、「あなたが連れて行くという発想はないわけ?」
「いや、ふわりにとっては、夫より馴染んでる私の方が安心するよなあ...」
などイライラモヤモヤしながらふわりの外出の支度をし、
当て付けのように「じゃあ新品の目薬もらってくるからね!」と出掛けた。
診察してくれた獣医さんは、ちょうど、かかりつけ医の院長先生だった。
最近、発情期で大変だったこと、目やにを診て欲しいことを伝えた。
「念の為に触診しましょうね」と先生がお腹を触るとすぐに
「ん?ずいぶんと腫れてますね」と眉をひそめた。
「最近、動きが鈍くなってませんでしたか?食欲はどうですか?」
と聞かれ...そう言えば、つい前日から、
あんなにウロウロしていたふわりが動かなくなって食欲も無くなり、
「発情期が終わったのかねえ?きっと疲れちゃったんだよね」
という会話をしていたことを思い出した!!!
「ちょっとお腹のエコーを撮ってきますのでお待ち下さい」とのこと...
そう言えば、普段は受診の時、すごい怒るのにさっきはじっとしてた!
え?え?どういうこと?ふわり、具合悪かったの???
目薬のことで夫婦げんかしてる場合じゃなかった!
いや、夫婦げんかしたから勢いでここにこれた!
...ということは、天が教えてくれたの?目薬どころじゃないよって!
ふわり、ふわり、ごめん、お腹が腫れてるなんて全然気づかなかった、
疲れてるんだよ〜なんて、呑気なこと言ってる場合じゃなかった...
神さま、ふわりのことをお守りください!!!
様々な後悔が渦巻いて、待っている時間がとても長く感じた。
(次号に続く)

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