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刹那の判断!ワープの決断!ELMIAはお手軽ワープアクション

NormalとFairyモードでクリアしたので紹介。妖精「エル」と森人の少女「ミア」の二人で障害物を避けてワープして進むアクションゲーム。

Dave The Diverを遊んだ時に、左右それぞれのスティックで2キャラを同時に操作するってのが面白かったので探したら楽しめるゲームを見つけた形。そう、ライブラリの方で(過去に購入済みだった)。


ELMIAはこんなゲーム

これもプラットフォーマーって言うのかな?
左スティックでミアを動かして、右スティックで妖精のエルを操作する。ワープはミアが妖精エルの場所へ瞬時に移動する。二人を同時に動かしながら茨を避けたり敵を倒したりして進めー!

説明は最初に1枚画像で見たらあとはどんどん進んでいく感じ。
使うボタンも左右のスティックとRBくらいなのでかなりシンプルでゲームに集中できる。ポーズはRTだった。

アイテムなど

こんなのがあるので書いとくます。

■黄色の光 WarpHeal
プレイ画面でハートの下にあるゲージがワープができるパワー。
黄色の光はそれを回復するもの。
1回のワープで半分くらい減って、連続で2回ワープできる。ワープヒールを取り続ければどんどんワープできる。取らなくても1秒くらいで回復する。

■ハート LifeHeal
HP回復。1回でハートが全回復する

■水中の青い丸 O2Heal
水中ではワープゲージの他にもう1つ酸素ゲージが出てくる。これがなくなるとやられちゃうので定期的に水上に顔を出す必要がある。時には水中を長く進まないといけないところもあるけどこれを獲れば酸素ゲージが満タンになる。

■青いランタン
青白く光るランタンのようなものは妖精エルがぶつかるとワープヒールが出てきたり、道が開けたりする。

ELMIAの楽しさ

右スティックの妖精のエルは道しるべであり、敵に攻撃することもできて、ランタンを壊して隠されたワープヒールを見つけることもできる。敵に当たれば2回くらいで倒せて、敵が出てくるポイントは2回か3回くらいで壊せる。エルはダメージを受けない。

左スティックのミアがダメージを5回受けると1回終了。空中でも水中でも左右に動くことができてワープヒールやライフヒールを取ることができる。当たり判定はすべてミア。

そして二人を同時に操作する。妖精エルはダメージを受けないので次にワープしたい場所へ向かってどんどん移動できるけど、その間にミアが茨や敵からダメージを受けないように見ておく必要がある。それでもミアもそれなりに移動ができるので妖精エルはどんどん次へ進み、ここでは少しミアが一生懸命避けるってこともできる。逆に敵が少なかったり集中する場所ではミアは一切動かずに妖精エルに全力で集中するってこともありえる。

妖精エルが敵やランタンを攻撃すると少し弾かれちゃう。そうすると次にミアがワープする場所になるはずのエルの場所がブレるので単純に照準の操作のようだけど、それは攻撃であって避けるものでもある。もう1回攻撃すれば倒せるけど、その前にミアをワープしておくか・・・その時その時で瞬時の判断が求められる。

妖精エル「ミア、あっちから呼ぶからまってて」
森人ミア「エルはやくー!敵が向かってきてるよー」
妖精エル「急いで裏に回りこんで・・・」
妖精エル「いまだミア!ワープ!!」

やられてもすぐ始まるし、次の面に進んでもすぐ始まる。クリアした時ですらやめ時がわからない感じ。きれいな音楽を聴きながらずーっとワープし続けちゃう。

またステージごとの合間の挿絵や動画はミアが大き目に出て来てかわいい。2回目に見てもやっぱりかわいい。

音ゲーに似てるかも?

昨日もゲーセンに行ってきたけど、音ゲーで初めての曲をプレイする時が結構好き。聞いたことがある曲もそうでない曲でも曲に合わせて流れてくるノーツを一生懸命追いかけて押さえていく。左、中央、右、ここの2つは左手で取ってこっちは右手。目の前に出てくるターゲットをどちらの手、どの指まで使って押さえるかを瞬時に考えて決めて動くあの瞬間。慣れてきて脳と手が直結する瞬間。曲ごとに違うノーツの組み合わせはCHUNITHMというゲームを通して曲と触れ合ういくつもの手触り。2回目以降では1回目で上手くいかなかった曲の苦手部分がうまく取れたり、上手く取れない時はどうやったら取れるのか取り方を変えたりする。

ELMIAは「あれ、こっちを通ると上手くいくのかな?」っていう頭に浮かんでくる案を試して楽しく試行錯誤ができる感じ。

クリアまで

気づいたら1週目はクリアできてた。あっという間の2.6時間でした。
1ステージ5マップあって、それが8ステージとちょっと。

6-3は最初に遊ぶ時の最難関でやられまくる。
今の時点の実績を見るとステージごとのプレイヤーの中でのクリア率はこんな感じでステージ6がほんと鬼門。

Stage1 Clear 73.3%
Stage2 Clear 44.0%
Stage3 Clear 30.2%
Stage4 Clear 26.0%
Stage5 Clear 23.5%
Stage6 Clear 16.2%
Stage7 Clear 14.7%
Stage8 Clear 12.9%

1週目だと6-3より後でも初見でクリアできるマップもあって不思議な感じ。
6-3に行くまでは「簡単なゲームなのかな?」って思ってた時期が自分にもありました。

コントローラーは大事

ゲームの操作感ってプレイヤーと世界をつなげる肌触りでここがスムーズじゃないと違和感があったりその世界に没頭できなかったりする重要ポイント。

はじめの方はELMIAをプレイしてて妖精エルの操作がかなり難しく感じてた。意識してないのにエルが思った以上にフラフラして本当に妖精ぽいって言えばそうかもしれないけど、狙ったところに行きにくかった。ミアの方も真横移動がゆっくりで斜めにスティックを倒すと真横の2倍以上の速さで動けたり。って違和感があったけど、PS4コントローラーが壊れてました。たぶん左右両方のスティックがうまく動かない状態だったみたい。

どうりで原神の方でもナヒーダの元素スキルで狙う時に斜めは早いけど真横移動はゆっくりで「全部丸見えね」が全員にかけにくかったり、幻塔で乗り物に乗った時に横に移動する時に引っかかるなーって思ってた。トーチライトの方なんて装備の選択中に勝手にカーソルが動いちゃってSteamでたまに発生する設定問題かと思ってた。

6-3で苦戦しまくった時に別のコントローラーに変えたら操作性が一気に改善されたので、いつもは普通に遊べてる人でもELMIAで苦戦したりいつも違和感が出てるなら見直すのが良いかも。

2週目以降

最初はタイトル画面でStart Gameになってるけど、これがNormal Mode。
1週目のNormal Modeをクリアすると????ってなってた場所にFairy ModeとVery Hardが出てくる。2週目でFairy Modeをクリアしても????が残ってるので、次はVery Hardをクリアしたら出てくるのかな?マップは同じだけどそれぞれ違った感じなので新しい感覚で楽しめる。

2週目のFairy Modeクリアまでは4.1時間。操作に慣れたのと視点が違うので1週目より速かった。

Normal Modeではミアが画面の中心だったけど、Fairy Modeでは視点が変わって妖精エルが中心。だからクリア時の実績の名前がAnother point of viewなんですね。かなり先まで見えるようになるので難易度が一気に下がる感覚。だけどミアの操作を忘れて「妖精エルの荷物運び」みたいなテーマのゲームになりそうな雰囲気。Normal Modeがあるからこそエルとミアの2人を操作してる感覚が味わえたのかなーって思いながら遊んでました。

これはNormal Modeのミア視点。

こっちがFairy Modeの妖精エル視点。

Fairy Modeクリアは2.4%のプレイヤーが達成してた実績だけど、それよりももっと多く達成されてる実績があったみたい。ダメージを受けるのは苦手。

6-3の大変さがあったのでいったん離れようかと思ったんだけど、Very Hardにも手を出して相変わらず毎日のように少しずつ遊んでる。6-3ってNormalでは大変だったのに2週目も3週目もなぜか一回でクリアできてるのが不思議。Hard Modeでは録画できなかったのでもう1回プレイしたけどやっぱり一回でクリアできた。

3週目のVery Hardはかなり大変。一回ダメージを受けるとNormalだと1秒くらい無敵時間があるんだけど、Very Hardでは0.3秒くらいしかないんじゃないかな。一回ダメージ受けたらすぐ移動しないと連続ダメージを受けて5個のハートが全部なくなっちゃう勢い。

これをクリアしたっていう2%のプレイヤーさんは、メンタル強いですね。きっと折れない心の持ち主。

さらにOneLife Modeなんていう想像したくないようなモードもあるってウワサ。ガチでハードなプレイ体験をしたい人も手ごたえを感じられますね。

クリアのヒント

Normal Modeで6-3でつまずいたりしても頑張ってクリアしてFairy ModeやHard Modeをプレイすると、視野が広がる。一つの山の頂上に行ったら他の山が見えたり、ふもとが一望できたりするあの感じ。そのためにNormal Modeをクリアするヒントを書いておきます。

ワープヒールは無理に全部取らなくてOK。実績で何個取ったってのはあるけど、繰り返し遊んでいれば増えていくし。

Normal ModeやFairy Modeをクリアするとマップごとのクリアタイムが見えるようになるけど、クリア時に出てくるってことからもわかるようにクリア後にさらに上を目指す遊び方。ワープヒールを取るとすぐワープできて、連続ワープは気持ち良いけど急がなくて良い。ゆっくり慎重にプレイする方が安全にクリアできる。

ダメージを受けるのはミアなので、妖精エルを操作しつつミアの状態に気を付けましょう。風が吹いている時は右に向かって流されるのか、左に向かって流されるのか。風と反対側にミアを動かせばより安全。

ミアは放っておくと下に落ちてくるのが普通。それが重力。ワープヒールを取るときはその少し上にミアをワープしておくと落ちてくるので勝手にワープヒールを取れるし、ミアが落ちてくる間に妖精エルを操作できる。下から上に風が吹いていれば逆に少し下にワープしておく。数秒先に安全のための小さな配慮。

ワープヒールはミア2キャラ分くらい離れていても思ったより取れる。敵と重なったところのワープヒールがあっても敵に当たらずに取れるものが結構ある。

落ちてくるミアをもう少しそこにとどめておきたい時は壁や足場があれば壁に向かって移動しつづけると少し引っかかって落ちるのが遅くなる。妖精エルに注意が向きがちだけど、ミアも頑張れる子。

疲れた時は翌日に遊ぶことにして早めに寝るのもおすすめ。頭が回っているとミアの現在地と敵の位置を把握してあと少し大丈夫、妖精エルは敵がこう来るからこのタイミングでワープって言うようにそれぞれの現在地と数ミリ秒先の世界を見通して安全にワープしたりできるようになる。

Fairy Modeで実感したけど、Normal Modeの難しさはミアの視点からしか見えないところ。妖精エルからは見えているもう少し遠くが見えないところ。それがこのゲームの面白さにもつながってると思うけど。繰り返し挑戦することでマップを覚えていくとクリアにつながる。

先が見えなくても心の目で見るんだ!

楽しい!もっと欲しいこういうの!

ELMIAの2人に癒されたり、ステージに苦戦させられたりして楽しんだあとは似た感覚を楽しめるゲームを合わせて書いておきます。
ヤミツキになって「もっと次のポイントを!ワープを!」ってなった方はどうぞ。

Ori and the Blind Forestの脱出シーンが最高です。マップが広いのでゆったりまったり探索や謎解きという楽しみ方も追加される。白いかわいいのが主人公のOri。ワープじゃないけど、敵などにひっかけて先へジャンプすることができる。

前に楽しんだ時に書いたのはこれ。

2015年発売なのでセールやってたりSwitch版もあります。

実は続編も発売されてるけどこっちは未プレイ。

OriやELMIAのストアを改めて見たけどELMIAは2017年発売だって。7年も前のゲームなのにこれだけ楽しめるのはきっと楽しさのポイントを凝縮してあるから。Oriの方を見るとすごく美麗な画面だったり表現があるけど、冒険がしたい人向け。冒険には探索して謎解きしてストーリーを楽しんで、ってのが含まれる。要するに脱出シーンだけじゃないってこと。ELMIAは苦戦したり可愛い挿絵をたまに見たりしてても2.4時間で1週目が終わるお手軽さ、続けて遊んでしまう中毒性などゲームのポイントが詰まってる。セールもあるしお値段もお手頃。

Oriの他はっていうとやっぱりCHUNITHMって言う音ゲー。このスペルビアって曲はゲーセンに行くたびに遊んでるけどいまだにSSSの1,007,500点が取れてない。ほんと昨日は惜しかったー。

お休みの日は疲れてたら、ぼーーーっとするのも良いけど、しっかり寝た後は他の何かに集中することでよりしっかり気分転換できてちゃんと頭の休息ができるみたいですね。ELMIAはそんな時に良いゲームかもしれません。公式サイトに体験版もあるので、気になったらワープしてみてください。


それじゃまたねーノシ


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