見出し画像

道はないのだTHE PATHLESS

『ABZÛ』のクリエイターによる爽快ゲームPathlessを遊んだけど、こんなに軽快に動く狩人は見たことない。

こんな感じのゲームです。

狩人となってお供のワシと一緒にオープンワールドを走り回る。走るとスタミナが減るけどそこら中にある的を射るとスタミナ回復。おまけにグンッと加速する。的によっては高くジャンプできるものや通常のものよりさらに加速するものもあったり。


遊び方

説明が結構少ないのでこんな要素があるのを紹介。

聖なるマスク

最初にもらえるアイテム。
見えないものが見えるようになる、隠し通路、的、たいまつ、などなど。

これは普通に見た時。もやが出てて見えにくい。
聖なるマスク装着。赤いところは未クリアの何かがある

高いところで滑空中に使うとまだクリアしてないパズルギミックゾーンがわかったり、あっちはどこのマップ、などがわかる。

ライトストーンを集める

最初の動画で使っているもの。
これを集めて各地にある台座にセットしていく。そうすることでボスと戦えるようになったりする。

パズルは寺院など一部の場所ごとに用意してある。
その周辺に置いてあるたいまつすべてに火を付けるともらえる場所があるけど、全部火を付けてももらえない時は、ライトストーンの下の黒い砂のようなものをこんもり乗せた大皿も実はたいまつのようなものなので、火を付けるのを忘れずに。火を付けるときは身近にある火のついたたいまつを弓矢で撃つと、火が付いた弓矢が向こうのたいまつに火を付けてくれる。

最後のマップで1つだけライトストーンが見つけにくかった。
気を付けるポイントは聖なるマスクでホワーンって音と共にセンサーのラインがマップを這っていく感じでそこに当たったら赤く光る。遠くだと赤く光るのが遅い。あと遮蔽物があると見えない。
もし同じように最後のマップで見つけられなかったら、入り口から反対まで行って聖なるマスクをかぶると良い。中央付近の山の地下にあるので、光るのは奥の方だし、反対側だから入ってすぐに見ても見えない。

オベリスクを浄化する

あちこちにある高い塔がオベリスク。ライトストーンをはめ込むけど、場所によって数が違う。1面は1個ずつ、2面から4面は2個ずつ。

クリスタル

パズルを解くとクリスタルがもらえる。
ゲージいっぱいまで貯まるとワシのフラップ(羽ばたいて上昇)が1回増える。

これは時間内に数か所に散った蝶の群れを捕まえるもの。

こっちは片方のスイッチを踏んだら的が出現するので、制限時間内に出現した的を射て、向こう側のスイッチを踏む。

クリアしたパズルの場所は聖なるマスクで見るとランタンマークがつく。
他にもクリスタルがそのまま宝箱に入ってる場所もあった。

赤い嵐

各ステージのボスは付近は赤い嵐に包まれている。
入ってしまうとワシとはぐれてしまうのでボスの目を避けながらワシを助けに行かないといけない。かなり過酷。

失敗するとクリスタルを失うので基本的には回り道して、違う場所でも探索しましょう。

ただし、赤い嵐で無傷で生還するってアチーブメントがあって、最後まで進めちゃうと取れなくなるようなので要注意。

的と輪っか

的に当てる前に輪っかをいくつか通さないといけないものがある。
最終地点の的の上部にいくつ貫通させるか数が表現されているのでそれを見たらわかる。1個なら1つの輪を通過して的に当てる。

はまったのは、途中に金網があって通せなかった所があった。裏に回ったら裏にも金網を無くすための的がもう1つあった。見方や視点を変えるのはいつでも大事ですね。

ボスの絵合わせ

3つか4つの絵合わせ。弓矢で射ると回転してボスの絵が変わるものがあって、ヒントは反対側などに置いてある。

どれがどれと対応するのかわかりにくいけど、高い順や方角などで判断しましょう。見つからないと思っても、段差の上や下に転がってたりします。聖なるマスクを使うと見つけやすいです。

楽しみポイント

ワシがかわいい

一緒に冒険するワシ。なんてかわいい。
愛嬌たっぷり、戦うと頼もしい、良い相棒です。

ボス戦が熱い

激しい戦いを味わえるボス戦。このためにこのゲーム買ったってくらい楽しい。

手に汗握る戦い。所々で失敗してもすぐ再挑戦する形。

雰囲気が良い

さすがGiant Squid。ちょっと進めて出てくるタイトル画面良いです。

あそこまでダークで激戦だったイメージとは打って変わって綺麗な世界。

とあるボス戦ではさすがに目を見張った。
こんなにきれいなのにゲームなんだ。

薄暗いボス戦で対照的な光の表現。鳥肌が立った。

マップ

ゲーム内ではマップが見れません。オープンワールドと言ってるだけあって広いのですぐ迷子になる。ゲームの写真だけあってもたぶんよくわからないと思う。ということで始めの方で見つけるマップを貼っておきます。すくなくとも全体マップの位置くらいはわかるはず。

石碑と紐でつながった場所を指してます。

船着場
森の高原
杉の平原
風の草原
山の氷原
浮き島

徐々に高い場所にあるマップへ進んで行く感じ。

クリア

クリア自体は結構速かった。一般的なインディーゲーム感覚の10時間前後からすると少な目の7時間でいけた。

ストーリーは割とストイックな印象。
タイトルであるPathlessは道は無いとか前人未踏って意味。だけど道なき道ではなさそう。道なき道って意味だとCHUNITHMにもあった曲でRoad without Roadがあったし。

対立する2者の考え方は一面だけ見れば誰でもどちらでも取り得そうな興味深い物に思う。そこに至るまでのリスクやコストって観点で観た時にそれが良いのか悪いのかってイメージ。ネタバレになりそうなのでここまでにしときます。

クリア後

たぶん一度のクリアではすっきりしないところもあると思うので実績集めの旅に出よう。

ライトストーンはボスに挑む分だけでなく、もっと多い。

マップごとにライトストーンを集めて台座にはめるとこういったものが見られたり、贈り物がもらえたりする。贈り物は探索が便利になるものばかりなので、できるなら全部集めながら進めるのが良いかも。

全部集めると手動セーブの画面でこうなる。

ワシ以外集めたら再びラスボスに挑みましょう

爽快に走り回っててもらえる実績って良いよね。

実績集めの大変なもの

普通に遊んでも、ちゃんと狙っても取りにくいものはあった。
ゲームをより深く楽しむためだったりするので調べながら達成するのが良さそう。

クリアは7時間ほどだったけど、その後ライトストーン集めとクリスタルのパズルクリアで1マップ大体2時間ずつくらい、全実績解除までゲーム内時間で16時間くらいでした。

「パスファインダー」言い伝えをすべて見つける

道は無いので自分で探しましょう、というのがゲーム側からの遊び方の提案。
普通にやって無理だったのでヒントを探しました。
おすすめはこちらの動画(どちらかというと答えかもしれないけど)

https://www.playstationtrophies.org/game/pathless/trophy/335909-the-pathfinders-tale.html

スキルショットマスター

的を狙っている時に的の周りのゲージが貯まっていくんだけど、それが半分の時に撃つのがスキルショットだって。知らなかった。

慣れてくると結構出せるようになってくるけど、マップを移動しながらだと失敗することが多いので落ち着いて的を狙える場所でやるのがオススメ。

リバーライダー

これは難しくないけど、途中で泳いでもカウントされるのかよくわからなかった。クリアした時から結構時間を空けての達成だったけど、操作はせずにゆっくり景色を見るってのが良い楽しみ方に思える。

頭の上のワシもまったりしてるし。きれいな世界を再度味わえるって意味でとても良い実績だと思う。

まとめ

ABZÛもそうだったけど、ゲーム性というより雰囲気を楽しんだりきれいな世界や心地よさを味わったりする系のゲーム。今回は他では味わえない爽快ダッシュな狩人が味わえてとてもインタラクティブ寄りで良かった。クリアしてから実績すべて達成するまでに結構時間があいちゃったけど、やっぱり移動がすごく楽しい。

世界観に惹かれたり、山や川を越えてあちこち走り回る楽しさを味わいたい人におすすめなゲームでした。ボス戦もまたやりたいくらい。

そういえばSteamから年間レビュー2023ってのが来てますね。

実績85個も解除したっけ?
今年の実績の半分くらいがPathless

ちょうど良い時期に良い眺め。

ちなみに次回作はSword of the Seaという作品みたいですね。
リリース日未定のようなのでまったり待ちましょう。

制作元は別だけど風の旅人のthatgamecompanyからSky: Children of the Lightのデモ版が出ているのでこういう世界観を味わう系が好きな人にはおすすめです。デモ版だけど課金ができないくらいであとは普通に遊べるって感じだったと思います。スマホ版もあり。

いやーかなり満喫しました。
それじゃまたねーノシ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?