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スムーズな証拠隠滅

「ちょっとトイレ行ってくるわー!」

朝起きてすぐ、スムーズにトイレに行った娘。

「すごい!お姉さんになったねぇ!」

妻と2人で感動してたら、中々リビングに帰ってきません。

様子を見に行くと、パンツ小脇に挟んだ4歳児がコソコソと洗濯機に向かってました。

チビっとるやないか。

どうも、なおきちです。

誰にでも、寝起きにやらかした事はあるはず。

僕にも、もちろんありますよ。

あれは、子供がまだ1歳の時。

僕はサラリーマンでありながら、ハナクソほじリーマンでもあるんです。(なんだそれ)

日中は大丈夫なんですけど、寝ている間に無意識でほじってしまいます。

その日は、誰よりも早く目覚めて、いそいそ朝ごはんの準備してました。

妻も後から目覚め、布団を直そうとしてたみたいなんですけどね……。

「えーー!なにこれ!?」

突然の叫び声。

どうした?とりあえずヤバそう。

慌てて見に行ったら、そこには睡眠時無意識鼻ほじりによって散りばめられたハナクソが…。

妻、ドン引き。

その日はもう平謝り。謝りに謝りますが「これはマジで無理。」と一蹴。ガチでだめなやつ。

それからは、無意識状態の鼻ほじりに細心の注意をはらう日々。

ベッドの隣に小さいゴミ箱を置いてみたり、寝る前にあえてちゃんとほじってから寝てみたり。

とにかく、鼻くそほじリーマンからの卒業を心がけていました。

あれから、およそ2年。

睡眠時無意識ハナクソほじリーマンのおもかげは、何処にもありません。

ほじる時は、TPOをわきまえてます。

これはもう、言うなればエレガント鼻ほじり。

ほじったハナクソもさぞ喜んでるはず。

そんな成長した僕から、愛する妻に告白したいことがあるんです……。



朝たまに、ベッド周りをコロコロしてるじゃないですか。

あれ、意識高いわけじゃないんです。


ハナクソ回収してます。

申し訳ございません。


追記:
この記事読んだ妻からは「え、ハナクソ回収してたの?」と改めてドン引きされました。

つらすぎる。

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