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自分癒しの小さな森!アクアテラリウムを作った。[雑記]


最初に付記: この4年後の作り替え ↓↓

子供のころから好きなんですよね、自然を模した、箱庭みたいなのを作るの。2年近く前から心がヤんだせいか再燃して夢中になってしまい、今回がアクアテラ水槽二作目。てことで雑に制作過程を書いてみます。写真が特に雑です。キョーミない人は閉じてください☆ 興味をお持ちの方で、もし質問などがございましたら、何でも受けつけます!

アクアテラリウムってなに?

飼育槽の中に水中部分と陸地部分を混在させ、動植物を飼育する。淡水の水辺を再現するって感じです。アクアリウム=水、テラリウム=陸の合体。最近は高温多湿の熱帯雨林の環境を再現したパルダリウムなんてのもかなり流行っています。僕も今回、そのイメージでつくってみました。

今回の僕の作業を書いていきます!

・ 水槽とベースを準備

・幅45cm×奥行27cm×縦30cmの水槽を購入

底面フィルターに吸い上げポンプを合体、ウールマットでフィルターを覆い、砂利を敷く

・背面に植物を植えるため、Epiwebというパルダリウムで流行りの素材をセット

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・ 最大の難所!土台づくり

ホームセンターでお買い物。この時点で完成形と作り方、のイメージはできています。ちなみに苔や植物、石などは事前にコツコツ買い集めていました。

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水槽の後ろ半分を陸地エリアにしようと考えていたので、土台には発砲スチロールに石を固着させたモノにしました。調べた結果、防腐成分のないシリコン接着剤が水中の生体に影響を与えない、ということで、コイツをコーキングガンで押し出し、石と発砲スチロールをくっつける。この作業が地味に面倒で、手間と時間がかかりました。高温多湿だと固着が早い、とのことでしたので、加湿器をつけました。※この作業の際はゴム手袋を着用します。接着剤が手につくと取れません。

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石を発砲スチロールにベトベトとくっつけて、固着を待つ。

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固着までは時間がかかるので、この間にEpiwebへ苔や植物を貼りつけていきます。「熱帯のモサモサ感」が今回のテーマです。性格が雑なので、雑にペタペタと。Epiweb用のピンを使って差し込みます。苔は、根から水分を吸収するタイプのモノでなく葉から空気中の水分を吸収するやつばかりです。

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上の写真にあるように、通販で買ったこの流木型Epiwebがおもいのほか大きくて、どうしようかと思い悩みました。この画像だと配水ホースをつけていますが、コレは後ほどお蔵入りとなりました。この日の作業はここまで。

・ 問題発生!!

もともとの案では、発砲スチロールの前面に石を貼りつけ、上面に保水性の高い「極床・植えれる君」を敷いて、その上にコネコネ粘土を薄く張るつもりで準備していました。その前に!石をたくさんくっつけたのに、長方形の長さ30cm×10cm角の発砲スチロールの浮力が強すぎて浮いてしまう!どうすんのコレ!ということでレイアウト変更。

水槽右側に「浮いてしまう石つき発砲スチロール」を置き、その上に石をガンガン積んで重さで沈めきり、その石組みで滝を作ってしまおう!という雑な解決策。そして例のデカい流木型Epiweb(長さ30cm、太さが8cmくらいある。馬のアレみたい)、これをどう配置するか。さてどうなるか。

・ 苦手な細かい作業

石つき発砲スチロールを水槽の右に寄せた場合、水槽の右隅にセットした吸い上げポンプをどうやって通すか。答えはひとつ。ってことで発砲スチロールの右裏側を電熱式の発砲スチロールカッターでカットすることに。しかしコレが使えない。

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カットする熱線部分が短くて、発砲スチロールの中央まで届かないんである。チマチマと角度を変えて焼き切ってもうまくいかず、いろいろな刃物を使って無理やりポンプ通路を作りました。こういうめんどいの、イライラすんねん。

あと、国産アカハライモリを以前からアクアテラで飼っているんですが、こいつらはとにかく脱出力が半端ない。どんな水槽の壁もめっちゃペタペタ登るもん!そんなんできひんやんフツー人間には!ということでフタが必須なんである。今回は稼働型のLEDライトを買ったので、コレを水槽に固定したら、その隙間から逃げる。ということで、サイズを計ってプラスチックカッターでフタの隅をガリゴリ切ろうとしたのたが、「えっ?うそ?」ってくらい、全然切れそうもない。傷がつくだけ。やっぱ安物はダメだな。そこで先ほど使えなかった発砲スチロールカッターでカットを試みたところ、熱でビーーー。。と焼き切れた(笑)  相変わらず雑。しかしこれなら脱出はできるまい。

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・完成!!

水槽背面は苔と植物で埋め尽くし、土台の右側に石を積み上げて(あえて接着材で固定しなかった、ココはこれから気まぐれでレイアウト変更の可能性がある)ポンプで水を吸い上げ、滝に。懸案の流木型Epiwebは水槽左奥から手前右に下りてくる感じで雑に配置して、苔とウィローモスまみれに。本当は熱帯植物も少し植えたかったんですけど、輸入モノは値段がバカみたいに高いんですよアレ。一株2000円から1万以上とか。なので植物は、安くて丈夫な水耕栽培のハイドロカルチャー苗をメインに。苔は、これまでいろいろと失敗(枯らしてしまう)をしていたので、今回、ネットで生育の性質をちゃんと調べました。水分に強いやつを滝や流木型Epiwebの水面寄りに、水分に弱いやつをその他の部分に配置しました。水槽の中に植物は10種類近く、苔は多分8種類くらいいます。

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さて、ひとまず完成です。雑ですが「熱帯のモサモサ感」は出てるかなと。まあ気まぐれなので、ここから確実にいろいろ手を加えていくと思います。ずっと同じ水槽、同じレイアウトで満足できないのが、この趣味の恐ろしいところです。

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おわりに

このサイズの水槽でゼロから始めるとなると、手間とお金がかかります。今回は水槽含め、計4~5万円くらいかかっていると思います。しかしアクアテラリウムは、もっとミニサイズでお手軽にできるモノもたくさんあります。検索すると気合の入ったスゴいのばかり出てきますが。。興味をお持ちになった方は、下記のサイトなどで調べてみてください。もちろん僕でよろしければ、知っていることは何でもお教えいたします。

【プロが教える】アクアテラリウムの始め方! 作り方!


それから3ヶ月。オキナワシリケンイモリも仲間入りし、現在5名体制。全体的にはあまり変わってないのですが、苔や植物も入れ替わりつつ元気。ネズミノオコゲ、という湿気に強い苔が馴染んでます。








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