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存在することの根源的なむなしさ、人生で本当にたのしいこと

楽しいと言った翌日に空しいと言うのが僕のような人間だ。
生きていることのポジティブな実感と生きることへの不安は、阿修羅像の貌のようにクルクルと変わる。

5月は平日勤めのサラリーマンとしては非現実的とすら言える小旅行を2回もしたが、非日常の快楽は日常に、日焼けしたあとのけだるさのような反動をもたらすことがある。
要するにちょっと大きめの楽しいことを幾つかしたら、毎日がつまらなくなってしまっているのである。

「存在することの根源的なむなしさ、みたいなものってワカる?」

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