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やまめの学校! 1st

念願のやまめの学校に行って参りました。
おじぎ乗り(やまめ乗り)って良いよ~ってお話を辿るうちに、堂城先生の開講している”やまめの学校”に行き着いたのです。

堂城先生に教わった盛りだくさんのことをひたすらメモしまして、その上で反芻して解ったこと、推察、そして反復練習しなければならない宿題まとめです(※私の練習や理解に応じて、随時追記・修正していきます。)
バイブル「自転車の教科書」を何度も読んで練習して挑んだのに、衝撃の連続で、正直、殆ど声が出ませんでした。あうあう、なんじゃこりゃ。

体で解ったこと「自転車の真ん中」
こちらの動画のような、立って真ん中に乗るをして頂きました!
ここが真ん中に誘導して頂き、ポイントに入った瞬間に全ての重さが消えた、、。けど、まだまだ文章化できません、、。後述の宿題を要反復です。

このご指導以降、両足を付かずに止まれる時間が劇的に伸びています。これが基本動作の一つというのが身に沁みます。

真ん中に乗れると、進むのがとても楽に、止まるのが簡単に、曲がる時に加速できるようになります。少しずつ上手くなってきているので要反復練習!

解ったこと?「サドルの選びかたとサドルの高さ・アクセル調整」
私のMTBにはSMPサドルという、真ん中に溝が入った、クッションたっぷりのサドルです。
このサドルを見た先生の第一声は「おしりに加重が乗りすぎてるから痛くなるんだよ~」でした。この時はこの言葉の意味が良く解らなかったのですが、実技演習の中で、先生の自転車を乗らせて頂いた時でした。

私にとっては凄く硬いサドルのはずなのに痛くない?、、高さが低い!、、、けど、あれれ、、乗りやすいし凄い足が回る、、??

なんでこんな事が起こったのか。
まずはサドルの高さから。

サドルの高さは、跨った上体で両足のつま先が地面にしっかり付くくらい。
両足が付く高さにする理由は、安全であること。お尻の筋肉を使うこと。アクセル調整のための余剰高さを残しておくためと捉えています。

具体的には、7時の足をチョイと地面に置けるので止まる時に簡単で安全です。また、重心が低くなるというのも大きい。
次に、サドルが低いと、足は階段を1段飛ばしで歩いているような動作になります(サドルが高いと1段づつ登る感じ)。そうすると、お尻の大きな筋肉を使って足をパワフルに伸ばせるのです(1段づつは太ももの筋肉を使っています)。サドルではありませんが、長いクランクもお尻の筋肉を使うための重要な要素となっています。

アクセル調整については、これを体に覚えさせるのがまだまだ、、。
速く進むためには、ペダルへより多くの加重を集める必要があります。つまり、手とお尻の加重を足へ。という事は、お尻をちょいと浮かせる(厳密には浮かせない)際に、サドルが高いとこの調整ができない!

ここから、サドルの選択は?という事なのですが、速く進むためにお尻に加重は足へ行ってるので、硬さは関係無いという事になります。
次の項目へもリンクします。

宿題1の進捗「ボトルへ突進、寸前で完全に止まって、方向転換して進む」
できるようになってきました!凄い!
真ん中に乗れていれば、進むのも止まるのもバッチOK。
そこで、難易度を上げるためにボトルとの距離を縮めつつ、徐々におじぎを深くします。「頭が低いときは、お尻は後ろへ」がおじぎのルール。こうすると、自分の軸がぶれません。
これは、いつでもどこでも、止まる際・発進する際など繰り返し練習。

ここで、サドルの選択ポイント2。
おじぎを深くしたときに、サドルの後ろが大きいと足の付け根が引っかかります。また、後端が高くなっているのも、重心が高くなってしまうという意味ではあんまり良くないのかなあ、、?

でも、かといって細すぎると、自分の坐骨との相性が悪くなるような、、?
平らなサドルも持っているので、付け替えて試してみましょう。

ボントレガーではこんな坐骨計測サービスをしてますね。
お金が溜まったら行ってみよう。
シクロワイヤード 「ボントレガーのサドル」

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追記 宿題の進捗「クランクを回さずにアップダウン」
できるようになって来ました!
関連ノート→「おじぎ乗り(やまめ乗り)の加速の機会を増やす」
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宿題残りリスト
・8の字カーブ・・・直進時に切り替わる際のスムーズな加重移動を身に付けて、ギュンと加速するポイント(自転車を押す具合、倒す具合)を掴む。
・しっかり停止からウィリー!・・・しっかり止まる。急加速の加重移動。この一連の動作の中で、軸に乗り続ける練習。坂登りと似ている。
・クランクを回さずにアップダウン・・・ギュンと降りて、ギュンと上がる。常に真ん中に乗るとこの感じになる。
・軸と加重移動を意識する・・・どんな加重移動をしても、軸が通る加重位置と膝の入りを身に付ける。
・脱力を意識する・・・膝は下半身に、手を握るだけの動作は上半身に効果。
・そして立ち漕ぎへ・・・ブンブン自転車を振れるように!足は前後とも同じ曲がり。しっかり軸を通して脱力する。

体作りについて
・背筋を鍛える・・・自転車に乗ると背中が反り返っているのです、、、これは背筋が弱いから。ハイハイからやり直し、、笑
・閉じた肩甲骨とキュッと上がったお尻の養成・・・文章だけ見ると面白い項目だけど、これは色んな事に繋がる重要項目。ビブにはこの身体つきを再現する効果があるとの事で、勝負時に着るといつもより足が回るかと。
・眠った神経を叩き起こし続ける・・・毎日、自分のお尻を叩きます

難易度の高い宿題
・ボトル拾い・・・自転車に乗ったまま停止して、地面のボトルを拾う。低いおじぎでも軸のバランスを身に付けて、さらに精度を上げると両手を離しても問題なくなる。
・階段登り・・・完璧な加重移動といつでも軸に乗るが出来たら、実現するはず!

講義以外で身に沁みた心得
受講要綱には「スペアチューブや簡単な修理キット」を持参!とありまして、一式用意していたのです。講義の帰路、最寄り駅に着いたとたんに、パンク、バースト、ディレイラーハンガー折れと、トラブル一式の洗礼を受けました笑
これが、山のなかで、一人の時に起こっていたら、、。
MTBを用いた自然の楽しみかたを実感し、一方で山を舐めたらあかんという、とても濃い一日となりました。
というわけで、人里離れる際に持っておいた方が良いものリスト。こちらも日々更新します。

山に行く基本セット

・ゴーグル・・・森の中ではクリアレンズが良さそう。
・以下を収納でき、身につけるもしくは自転車に取りつけできるバッグ
・パンク修理キット・・・接着剤不要のパークツールパッチです。コンパクトなのも嬉しい。タイヤブートっていうのは、タイヤ側が裂けてしまった時に使うとのこと。タイヤ外しも有った方が良いです。小さい密閉できる袋に入れておくと良いかなと。ダクトテープでタイヤ補修できる場合も有り。
簡易工具・・・タイヤ外し、チェーンカッターも付いてる、これで良かった。でも、今から買うなら、こっちの方(PARKTOOL IB-3C)が使いやすそうかも。Fix it Sticksのマグネットタイプが良いなあと思ってたけど、山では心もとない。
・スペアチューブ・・・29インチ用は結構大きいので、バッグ選び時に注意。また、同じサイズでもバルブ形状に種類がある場合があります。
・ディレイラーハンガーの予備・・・純正品が良いけれど、エマージェンシーパーツも有ります。簡易工具とセットのものも有り。ミッシングリンクもあると良い(後述)。
・ミニポンプ・・・ポケットロケットを使っているのですが、ボトルと同じネジ穴に固定できてます。バッグに入ってしまうくらい小型のものなど、色々あるようです。
・軍手・・・これに予備チューブを押し込んでおきます
・掃除道具・・・ブラシ、ウェットティッシュ
・照明機器・・・意外と早く暗くなるので念のため。足元用と進行方向用の二つがベターとのこと。

さらにこんな道具も必要な環境もある
・熊鈴・・・狩猟解禁時は特に注意
・スコップナイフ・・・関連ノート「輪行ルート 武蔵五日市駅~奥多摩駅」
・笛・・・怪我をして動けなくなった時のため。鞄ではなく身につけておく。
・雨具
・非常食

色んな人に教えて頂いた知恵
・ディレイラーハンガー折れ・・・起こりやすいうえに、起こると走行不能になるとんでもないトラブル。予備ハンガーが無い場合は、チェーンを切ってシングルバイクにする方法も有り。
その際、ミッシングリンクを持っておくと良いみたい。
・補修不可能なバースト・・・ダクトテープを貼ってなんとかしてみる。それでもだめなら、タイヤの中へタオルやその辺の葉っぱや草を詰め込むと、とりあえず走れる。

ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!