見出し画像

甘える子

入るクラスで定期的に甘えてくる子がいる。

甘えてくる子を受け止めてあげたいけど、どうやって受け止めてあげればいいか、甘えてくる理由は何なのか分からないので調べてみた。


子どもの甘えは「自分を見てほしい」というアピールなので、まずは受け止めてあげることが大事と言っていました。
普段は出来るのに出来ないと甘える場合、その子に何か甘えたくなるきっかけがあったと考えます。“出来るでしょ”と厳しくしてしまうとかえって甘えがひどくなることが多いので、その場では気を紛らわし、子どもとゆっくり向き合って気持ちが満たされるように意識しています


もしかしたらご相談の男の子は「この時間しか一緒にいられないんだ」と理解しているために寂しくなり離れたくない気持ちがあるのかもしれません。
また、男の子との離れ際に気持ちが満たされていないこともあるのかもしれませんね。​
膝に乗りたがる時には乗せてあげて、その時はギュッと抱きしめてあげても良いかもしれませんね。「膝に乗って10数えたら一緒におもちゃで遊ぼう」と膝に乗った後の流れも伝えてあげると納得出来るかもしれません。


「かまって欲しい」という気持ちの訴えや、スキンシップを求めて甘えてきたときは、子どもを自立させる「甘え」、物質的、金銭的なことで甘えてきたとき、要求を全て聞き入れるのは「甘やかし」になると思ってください。
また、子どもが牛乳をコップに移そうとしているとき、「きっとこぼすから、お母さんが入れるね」と、親が子どもの行動に口を挟み、代わりにしてしまうこと、これらは「自立を阻む甘やかし」になります。コップに飲み物を自分で入れることができていたのに「お母さん、牛乳入れて!」と言ってきたとき、これらは「自立に必要な甘え」になります。
この時、子どもは何かしらの「不安」や「寂しさ」などを感じているので、「一人でできるでしょう」と言わず、手伝ってあげましょう。つまり「甘やかし」は親の都合で親から子どもに働きかける場合で、「甘え」は子どもから親に働きかける場合と考えてください。
強いて(子供が自立する)時期を言うとすれば、9歳か10歳くらいでしょうか。これは、ピアジェ(Jean Piaget)の認知発達段階説では、「自己中心性」から、自分と異なる他者の視点を持つようになる頃で、ハヴィガースト(Robert James Havighurst)の発達課題では、「自立的な人間形成を達成すること」と言われている時期です。


まとめ

調べてみて基本的には受け止めてあげることが第一でやるべきだとわかった。どちらかというと、共感してもらった経験より「大丈夫!乗り越えれる!」みたいな根拠のない押し出され方ばかりされてきたので、思考回路が意図せずそっちに流れがちだけど、この経験してよかった結果はない。

だからこそ、受け止めたうえでのその子にどういう経緯があったのか幼いながらでも考えや感情はあって、受け止めるのと同じくらいそこも大事だから、耳を傾けて一緒に考えていける行動をとっていこう。

----------------------ステキツイート-----------------------

上記のツイートがすべてを物語っているけど…。

子供じゃなくても誰でも「何もなくてもあなたは存在していい(していることが素敵)」という、心的安全基地(自己効力・肯定感)があることって人生を健やかに生きていく大事な要素だと最近しみじみ感じる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?