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ジェフリーバワの理想郷「ルヌガンガ」を訪れた本当の理由

ジェフリーバワの別荘にして理想郷「ルヌガンガ」。ジェフリーバワの書籍『the complete works』を見ていておやっ、と思ったことがある。
ルヌガンガの建設年数が1948-98年となっている。50年間という年月は、バワが建築家として活躍した年数ほぼそのもの。
バワは50年間ルヌガンガでいろいろなアイデアを試し、世に出していった。
バワの工房とも言える場所。

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ルヌガンガで閃いた有名なアイデアがインフィニティプール。この机でアイデアが浮かんだのかもしれない、とか妄想するとちょっとワクワクする。
The Blue Waterのフロントに描かれたコブラの絵をルヌガンガでも見つけたり、Light House Hotelのらせん階段のオブジェらしきものを発見したり、バワ建築のホテルを泊まった後にルヌガンガを訪れると宝探しのようでとっても楽しい。

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ルヌガンガの夕日をテラスから見ていると心の奥の方でひっかかる記憶があった。どこかでみたようなスリランカらしい景色。

ヘリタンスカンダラマだ!!!

小高い丘から湖に染む夕日を眺める。丘、湖、夕日、森、森に帰る鳥。
ルヌガンガの景色を再現したのがヘリアンスカンダラマだったのかな。
私がこの世を去って、もしバワさんに会えたら聞いてみたいことのひとつだ。

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ルヌガンガを訪れた一番の理由がこちらの写真。地味ですね(笑)。でも知っている人は「あ~、なるほどね」となる一枚。
丘の名前はシナモンヒル。バワが眠っている。そう、ジェフリーバワのお墓とも言える場所。
私はここで手を合わせたくてルヌガンガに訪れたのでした。目印になっている壺の近くでそっと手を合わせる。

「あなたの才能のおかげで私はスリランカの旅を仕事にすることができました。バワさん、ありがとう!」

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