【ゲーム紹介・序盤の効率的な立ち回り】世界観とキャラの癖が強いゲーム『リバース1999』をやってみた
こんにちは、腹肉削太郎(@tolntoy87)です。
一か月ほど前から『リバース1999』という中国産のソーシャルゲームを遊んでいます。最初はちょっとめんどくさそうな制作集団の創ったゲームだなという印象を受けたのですが、噛んでる内にだんだん味が出てきたため、記憶が嵐に飲まれる前に感想をしたためておくことにしました。
とはいえ自分のプレイ日記を残しても読み物として面白いものになるとも思えません。またこのゲームは広告費がかかってそうなわりに内容の紹介や初心者向けの案内に乏しく、有益な情報を探すのにも苦労するという状況に置かれています。
そんなわけで「そもそもどんなゲームか全然知らん」「ゲームの進め方がよく分からない」「最初からなるべく効率的な立ち回りをしたい」という方向けに、簡単な内容紹介+初心者向けのガイドという構成で本稿をまとめることにしました。
ソシャゲに慣れている方なら特に必要のない読み物ですし、あくまで自分のプレイングがベースなので間違った記述や今後のアップデートで意味をなさなくなる情報等も含まれることと思います。その点は予めご了承ください。(※以下、出典の記載のない画像は全てゲーム画面のスクリーンショットです)
■『リバース1999』ってどんなゲーム?
世界観が渋い中国発のソーシャルゲーム
中国のゲームメーカーBLUEPOCHが開発・運営するソーシャルゲームです。中国本土でのサービスインは2023年5月、日本では同年10月にリリースされました。
「ガチャで引いたキャラクターを育成してバトルに勝利しながらストーリーを読み進めていく」というありがちなソシャゲであり、ゲームシステムは育成部分がアークナイツ、ガチャは原神にたとえられます。
まあバリバリの中華ゲーだねという感じでシステム面でこれといった目新しさはなく、強いて特徴を挙げるなら「世紀末タイムリバースRPG」と銘打たれたシナリオとキャラクターでしょうか。
歴史を洗い流す「ストーム」の謎を追うタイムキーパー・ヴェルティが数多の神秘学家(アルカニスト)とともにその謎を追いかけていくというストーリー。ヴェルティらは様々な時代を旅しながら敵対組織マヌス・ヴェンデッタとの戦いに身を投じていきます。
これだけ聞くと中国産のFGOみてえだなとまあ人類史の様々な時代を舞台に物語が進んでいく(後退していく)わけですが、開発・運営の趣味がかなり尖っているのか、1929年世界恐慌のアメリカやヒッピー文化盛んなりし1966年などチョイスが渋い。そして紡がれる物語は鬱屈で残酷。「映像の世紀」やゼロ年代の退廃的なエロゲーが好きな人に刺さりそうというか、大衆受けは投げ捨てましたよねという潔さを感じます。
ストーリーの質感を大切にしているのか、ゲーム画面も全体的に暗め。BGMもドビュッシーを自殺寸前まで追い詰めてから作曲させたんか?となるレベルでしっとりした曲調のものが多く、穏やかなピアノの音色や環境音はお世辞にもキャッチーとは言い難い。またゲーム内には独特な用語も多く、もうなんというかとっつきづらい。不具合修正の告知ですらこんな具合です。
キャラクターの癖が強い
そんな『リバース1999』ですが、プレイアブルキャラクターの癖も相当なものです。
たとえば最初に仲間になるのは林檎の紳士ですし、ガチャを引けば自分をダーレーアラビアンだと思い込んでいる木馬やドアを名乗る鏡の破片などが登場します。さすがにレア度が高いキャラの多くは人間の形をしているのですが、「低レアはどうせ使われんやろし世界観に全振りしたろ」とでも考えているのか、開発・運営の極まった癖を感じることもしばしばです。
スクショを見るだけで「ついてこれる奴だけついてこい!」というシンフォギアスタイルであることがお分かりいただけるかと思います。一応ソシャゲらしくデカパイのバニーガールとかえっちな女の子もちゃんと揃えてはいるのですが……
ではメインストーリーに絡むような主要キャラはどうなのか。かいつまんで見ていきましょう。
タイムキーパー・ヴェルティの助手・ソネット。真面目で心優しい優等生。吟じるためではなく、拘束するために詩を携えている女。内田秀ボイスで流暢な英語やイタリア語を使うので大変耳に心地よく、配布キャラのわりに使いやすいため主力として連れ回す人も多いでしょう。
主人公・ヴェルティに対してはシャツを褒めたりチークキスを迫ったり観光列車デートに誘おうとしたりと好意を隠す気が微塵もありません。今は上司と部下である2人も、かつては最前線学校で机を並べた仲であった――という過去は3章で明らかになりますが、読み終えて一か月ほど経ったいま改めて思い返すと君ヴェルティにそこまで入れ込む要素あったっけ?となります。洗脳とかされてないよね……?
イタリアから移住してきたファミリーの一員にしてシカゴのギャングで最年少のボス・シュナイダー。メインストーリー1章・2章のキーパーソンとなるので詳しくは語りませんが、ヴェルティのことを「旦那」と呼び、彼女の心に一生癒えることのなさそうな深い傷を残します。大陸からヴェルシュナ絵がいっぱい流れてくる……
「工業化社会の夢」を憎むふきげん森ガール林業家の娘・ドルーヴィスⅢ(ドルーヴィス・ザ・サード)。読み方が読み方なのでルパン三世を連想してしまいますが、このゲーム怪盗は別にいるんですよね。ヴェルティの所属する聖パブロフ財団の一角を森に作り変えて籠城してしまう程度のちょっと規模がヤバめの神秘術を扱う神秘学者であり、4章まで読むとヴェルティに重たい感情を寄せていることが分かります。顔が良い&石化が使いやすいので筆者の推しの一人です。
メインストーリー1章に登場するキャラだけでもこれなので一瞬でお腹いっぱいになりますが、ヴェルティはヴェルティでこの手の重い女を束ねるカリスマ性を備えており、現在開催中のイベント「レイクミドロの悪夢」でも平然と女と女の間に挟まるなど不穏な動きで我々のガラスハートを鷲掴みにします。『リバース1999』は中華ゲーにしてはデカパイに乏しく(巨乳キャラが少ないという意味ではない)男性向けのえちえちなソシャゲとして見ると物足りませんが、少なくともキャラクター同士の関係性であれこれ想像するのが楽しい人にとっては捗るゲームであることは間違いないでしょう。
簡単にまとめると、やってることは普通のソシャゲだけど世界観とキャラクターの癖が強くて人を選ぶ、ちょっと我慢して噛んでると味が出るゲーム、それが『リバース1999』です。以上で内容紹介を終わります。ご清聴ありがとうございました。もし本記事が本作の名誉を汚すようなものであれば、弁論デュエルを要請してください。
■(効率的な)ゲームの進め方
ここからはこのヘンテコなゲームをどのように進めていけばいいのか、という話をします。
筆者は効率厨なので基本的には効率重視の立ち回りをしていますが、ガチャの引きや各々のプレイスタイルによっては受け入れられない部分も出てくるでしょう。参考程度にお読みいただければ幸いです。バトルシステムについてはゲーム内に大量のチュートリアルがあるので解説は割愛します。
①最初はメインストーリー攻略を優先
この手のソシャゲの基本ですが、まずはメインコンテンツを進めていきました。『リバース1999』においては、細胞活性(いわゆるスタミナ)を消費しながらひたすらメインストーリーを読んでいくというムーヴになります。
メインストーリーを順番に読んでいきながら合間に挟まる戦闘クエストをこなしていくと、ゲーム内の様々なコンテンツが解放されます。キャラクターを成長させるための資源を集めるクエストや、毎日不労所得が手に入る箱庭コンテンツ、期間限定イベントに参加する権利など、とにかくできることの幅が広がります。
ストーリー中のバトルに挑戦するためには細胞活性(スタミナ)が必要ですが、負けたり途中でリタイアした場合は全て返ってくる(ペナルティはない)ので、全滅してもいいからまずは挑戦してみるが吉。ただしバトルごとに設定された目標を全て満たせない場合は後で再挑戦することになるので、なるべく一度で終わらせるようにした方が効率的です(ブルーでアカいゲームでたとえるとなるべく最初から★3クリアを目指そうみたいな話です)。進めなくなったら素材を回収してキャラを育ててまた挑戦、を繰り返します。
またストーリーを進めていけば「雨の雫」や成長素材が報酬として手に入ります。「雨の雫」はソシャゲでは一般に「石」と呼ばれるもので、ガチャを引いて強力なキャラクターを揃えたり、細胞活性(スタミナ)を回復させたりできます。
メインストーリーは後で読み返すこともできるため(※期間限定のイベストは不可)、効率プレイをするならシナリオはスキップで進めてしまってもいいでしょう。もちろんゆっくり進めても大したロスにはならないのですが、しわがれ声の謎の老人が意味深なことをまくしたてるだけのショートシナリオや断片的なテキストがあまりにも多過ぎて挫折する可能性も高いことは事前にお伝えしておいた方がよいでしょう。
おまけにストーリーの途中でパズルやミニゲームも頻繁に挟まります。頭の体操にはちょうどいいくらいの難易度ですが、たまに難しいのがあるため、解くのが嫌になったときは企業Wikiか何かでカンニングして先に進むことでモチベを維持しましょう。
メインストーリーを4章までクリアできるくらい戦力が整うと、期間限定のイベントやエンドコンテンツにも手が出せるようになります。『リバース1999』は他の多くのソシャゲがそうであるように、イベント周回やエンドコンテンツクリアで貰える報酬がなかなか美味しいため、背伸びをしてでもメインストーリーの攻略を早めに終わらせた方がよいのです。
以下、解放されるコンテンツの中から優先的に着手していきたいものを順に紹介していきます。
②ウィルダネス構想で不労所得を得る
メインコンテンツを進めると「ウィルダネス構想」というコンテンツが解放されます。いわゆる箱庭。地形や建築物はゲーム内通貨で購入できます。
ウィルダネス構想ではキャラクターの成長に使う重要な素材であるダストや咬噛銭貨を生産できるほか、下位の成長素材から上位の成長素材を合成したり、配置したキャラクターの絆を上げることができます。
ゲームを進めていくうえで、ダストと咬噛銭貨はいくらあっても足りません。特定のマップを周回することでかき集めることもできますが、ゲームプレイに必要な細胞活性は他の素材回収にも回したいため、ウィルダネス構想(箱庭)からの不労所得はなるべく早期に増やしておきたいところです。
注意すべきはダストや咬噛銭貨の生産施設のレベルを上げるためにはメインストーリーのクエストをガンガンクリアして進めていく必要があるということ。必要な素材(ケルンベイビー・ケルン夫人)は「資源」>「豊作の候」の周回で手に入りますが、生産施設のレベルはストーリーの進行度で制限がかかります(最終的に行跡が330必要)。
また効率を求めるなら配置するパーツにも注意が必要です。生産効率はレア度の高い地形や建築物をたくさん配置することで上がっていきます。
現在販売中のテーマ「静寂の森」(上記画像)を例に説明します。これは開催中のイベント「レイクミドロの悪夢」と連動したテーマで、ジェイソンみたいな殺人鬼が出てくるキャンプ場っぽい地形パーツや建築物がラインナップされています。カビ臭い密林で推しや無機物と絆を深めたい人におすすめです。
レア度は各パーツの色で判別できます。たとえば上記画像だと一番左の「怪奇の湖」という地形が最もレアで生産効率が高いので、これを買って箱庭に敷き詰めていくと不労所得が増えます(※)。
地形は120個まで使えるため、なるべくレアな地形を購入して埋めていくのがコツです。
建築物は設置できるスペースさえ残っていればいくらでも設置できます。2023年12月時点では購入した建築物を全て設置してもまだ余裕があるという状況なので、とにかく建築物は手に入るだけ取ってひたすら配置するというのが効率重視プレイにおける最適解になっています。
自分は最初この活力の見方に気付いておらず、「好きなように箱庭をクリエイトすればいいんだろ?」で適当にウィルダネスを作っていたため、初期からレア度の高い地形を買っていた人と比べると生産効率に差が生じています。効率厨は後悔する要素なので、もし『リバース1999』を始めて効率プレイをしたいという方は地形と建築物の話は押さえておくとよいでしょう。
※ウィルダネスのパーツは購入できるものもあればイベントで交換できるものもあり、またテーマによっては全てのパーツをコンプリートすることで報酬として建築物が追加で貰えるケースもあります。そのため、最高効率を目指すなら10連分程度の雨の雫を使ってウィルダネスのパーツを買い揃えるのが正解になりますが、無課金であればレア度の高い地形・建築物に絞って購入していくことになるでしょう。
③心相(装備品)を入手&強化しよう
メインストーリーを進めていくと「意志解析」というコンテンツが解放されます。これもなるべく早めに着手したいコンテンツです。
ここでは心相(装備品)や心相を強化するための素材が手に入るのですが、毎日2回まで細胞活性(スタミナ)を消費することなく周回できます。最深部まで進むのはなかなか大変ですが、負けても挑戦回数や細胞活性(スタミナ)が減るとかそういうデメリットはないので、とにかく現在の育成状況で勝てるところまで進めてしまいましょう。
心相の効果はダメージにボーナスを付けたり攻撃力・防御力を上げたりと様々。今のところ『リバース1999』では1回の戦闘に参加できるキャラは最大で4人までとなっているため、ひとまずは強力な心相を4つ揃えて鍛えていきましょう。
④エンドコンテンツ「人工夢遊」に挑戦、最終目標は深眠域コンプ
メインストーリー3章まで進めると現状のエンドコンテンツである「人工夢遊」が解放されます。このコンテンツは「浅眠域」と「深眠域」で構成されており、複数キャラの育成が前提となっています。どちらも挑戦したところでペナルティはありませんし何度もやり直しができるので、とにかく触ってみましょう。
「浅眠域」……10ステージで構成。各ステージごとに用意されたストーリーに沿って複数回バトルを行う。途中からバトル参加者が次のバトルに参加できなくなるため、最大で2パーティの育成が必要。報酬は1週間ごとにリセットされ、再度受け取れるようになる。
「深眠域」……「浅眠域」クリアで解放。ストーリーなしの6ステージで構成される。各ステージで2回バトルを行う。半月ごとにリセットされ、特殊ルールの内容と敵編成が更新される。再挑戦して勝利すれば再び報酬を受け取ることができる。
これがクリアできるようになると毎週「浅眠域」の報酬が、半月ごとに「深眠域」の報酬がそれぞれ貰えるようになります。現時点では「浅眠域」最終ステージと「深眠域」のステージ3~4が同じくらい、「深眠域」最深部は★5★6キャラの洞察3が複数欲しくなる程度の難易度ですので、メインストーリーを読み終えた程度では歯が立ちません。
また、「浅眠域」は途中から、「深眠域」は最初から各バトルで使ったキャラが次のバトルでは使えなくなるため、6人程度の育成は必要になります。このゲームで6人育てるの重いよ……しかしながら報酬は魅力的で、かつ定期的に貰えるため、効率プレイを目指すならなるべく早期に「深眠域」をコンプ(全ての目標を達成)できる戦力を整えた方がよいでしょう。
参考までに筆者が「深眠域」を初めてコンプしたのは12月10日でした(第4回深眠域)。プレイ開始が11月4日なので無課金&石割なしで1ヶ月以上かかっています(深眠クリア後に月パスと120円バニーちゃんに課金しました)。
記事執筆時点の感触ですが、「深眠域」をコンプできる戦力があれば期間限定イベントや素材回収マップなどでも戦力不足で困ることはなくなります。効率厨の方は「深眠域」を片付けられる戦力から逆算してキャラの育成方針を立ててみるとよいかもしれません。
余談。「深眠域」のルールと敵は半月ごとに切り替わりますが、現時点ではその時々でピックアップされているガチャキャラが活躍しやすい状況です(要は接待)。たとえば前期の敵の本源は「獣」「木」なので、直近でピックアップされた「岩」のキャラ(ピクルス)と「獣」のキャラ(メラニア)が使いやすく、今期は「獣」「岩」が相手なので「星」のキャラ(トゥースフェアリー)が使えるね、といった具合。運営のお知らせ(システム)には今後の「深眠域」の予定が掲載されているため、そこから適したキャラを先読み育成するのも一つの手です。
■Tips
①期間限定イベントの回し方
『リバース1999』の期間限定イベントは「ストーリーを読みながらバトルをこなしていく」「パズル・ミニゲーム」類で構成されています。
イベントと連動するように期間限定のガチャが開催され、イベントの前半は前半のガチャキャラ、後半は後半のガチャキャラにフィーチャーした内容となります。現在開催中の「レイクミドロの悪夢」の場合、前半は「トゥースフェアリー」(歯科)、後半は「ジェシカ」(鹿)関係のイベントですね。シカとシカのピックアップだ!
イベントでは細胞活性(スタミナ)を消化しながら専用アイテムを集め、その専用アイテムをモノロー(ガチャチケ)や育成素材と交換していくことになります。
ミニゲーム類を全てこなし、期間中にイベント最深部のバトルの一番難易度の高いところを周回しておけば自然回復分だけでおおよそ全ての報酬を交換できる設計です。通常の素材周回マップを回るよりイベントの報酬交換の方が効率が良いため、全ての報酬を取り終えるまではイベントマップを回るのがオススメ。今回は「新出エジプト記」のハードが最高効率になります。
ただし、ここがクリアできない場合は若干効率が落ちてしまうため、運営から配布される飴を舐めたり雨の雫で細胞活性(スタミナ)を回復したりしながらキャラクターを育成しましょう。
ちなみにイベント報酬を全て集めると、追加で資源周回を少し回すだけでピックアップされているガチャキャラを「洞察3」まで育成することができます(※前述の「深眠域」で即戦力として使えるよう配慮されています)。ただし交換報酬の中には「ウィルダネス」(箱庭)のパーツも入っているため、先にこれらを交換してダストや咬噛銭貨の生産効率を上げた方が効率的ではあります。
②育成するキャラは極力絞る
『リバース1999』の育成は重く、配布も渋いため「状況に応じて色んなキャラを育成してバトルに勝つ」という立ち回りはスタミナに課金できるブルジョワジーでもない限り難しいでしょう。
したがって、まずは汎用的で強いレアキャラや配布で使いやすいソネットなど少数のキャラに絞って重点的に育てていくのがオススメです。現時点ではまだ日本版(グローバル版)のサービスが始まったばかりであり、レベルを上げてゴリ押しするゴリラスタイルが通用します。
育成するキャラの絞り方ですが、中国版は日本より先行してサービスを展開しており、今後出てくる強キャラの詳細情報が分かるため、筆者の場合はそこから引くべきキャラを逆算して計画を立てています。
たとえば……
・始めたばかりのガチャで「木」と「岩」の強キャラを引けた(ドルーヴィスⅢ、コーンブルメ、五色月、エターニティ、配布ソネット)
・「星」のトゥースフェアリーが頭一つ抜けて強いらしいので確実に手に入れたい。それまでに雨の雫を貯めておきたいので、課金しないのであれば直前のメラニア(獣)・ピクルス(岩)ガチャを追うのは危険
・「星」のボイジャーが可愛いうえにトゥースフェアリーとの組み合わせが強いらしいので確保したい
・「霊」「知」も欲しいがレアな属性なので多少の不足は何とかなるように調整されそう
この状況でケアすべきは手札が全くない「獣」です。特にメラニアとケントゥリオンという極めて強力なアタッカーがいない状況では火力不足に悩まされるのは目に見えていました。そこで、すでに引けていた上に配布で1枚もらえて凸も進められる★5のパミエを重点的に育てることに。全体回復ができるのも序盤では大きなメリットです。
最終的には6属性・ダメージの種類(リアルorメンタル)を考慮して様々なキャラを育てることになりそうですが、あくまで自分の考えとして序盤は育成するキャラを絞りつつなるべく過不足ないように戦力を整えていくのが大事だと思っています。
③洞察・共鳴・心相はどれ優先?
答え:分からん。
キャラによっては洞察2→洞察3で使用感が変わるタイプもいるため、そういうキャラは洞察を、そうでないキャラは共鳴を優先するというのが基本だと思っています。心相は1日2回無料の意志解析で済ませ、イベント期間中はイベントを、報酬を取り終えたら洞察・共鳴素材マップを回るのがバランスがよいのかなと。
後はバトルで敗北すると「お前のパーティにはこれが足りねえ」という要素が表示されるので、これをもとに必要な部分を強化していくのが分かりやすいでしょうか。
ちなみに洞察を上げる際、それまで上げていたレベルが「1」に戻りますが、「洞察2Lv50」より「洞察3Lv1」の方が強いので気にする必要はありません。
共鳴のパズルはクイック装填で済ませても構いませんが、手動でパーツを配置していくとクイック装填よりさらにクリティカル率を盛ったりすることができます。
パズルを考える面白い作業ですが、面白い作業というものは必然的に面倒な作業と化すので、ちょっと背伸びをしたいときは海外の有志が作った共鳴の組み方テンプレ画像とかを参考にして手動で組むとよいでしょう。
④ソリドゥス金貨に気を付ける
メインストーリーで素材を回収する際は、3章・4章の「紫素材」(バイトボックス・ゴールデンペンデュラムなど)が落ちるところを回すのがオススメです。そういう場所は副産物として下位の素材も拾えるので、余った素材をウィルダネスの「願いの泉」で合成します。
ただしソリドゥス金貨だけは周回で拾うのが不味い素材となっているため(厳密に自分で検証したわけではありませんが……)、これだけはイベント報酬や中級秘物手箱、ロストボイスによる交換など別の手段で集めた方が効率的なようです。合成でソリドゥス金貨を必要とするゴールデンペンデュラムもどうやら「3-3」「3-11」で副産物を拾いながら直ドロを狙った方がマシのようです。イベント報酬でこいつらが来たら取り逃さないようにしましょう。
⑤もし課金するならお得なパックは?
課金要素は色々ありますが、一番のおすすめは「咆哮のひと月」(いわゆる月パス)です。610円で毎日雨の雫や飴が手に入るので大変おトク。
次点はほえほえジュークボックスの「コレクターズエディション」です。特定キャラのコスチュームが貰えるほか、ほえほえジュークボックスで大量の素材が手に入ります。特に「共鳴結晶ボックス」が手に入るのは偉い。これ毎月2個しか手に入れられないのに共鳴Lv9→15に上げる際に毎回必要になるので……
あとは120円でバニーちゃんが貰えるやつ。
⑥ガチャの引き方は?
『リバース1999』のガチャは原神などと同じシステムらしいのでそちらをプレイしていると分かりやすいです(筆者はプレイしたことがないので結構戸惑いました)。恐らくはこんな感じです。
・70連で仮天井がある(★6確定)。60連目までに★6が引けていない場合は70連目まで1回引くごとに★6の出現率が上がる。
・★6の排出率は1.5%、ピックアップが当たる確率はそのうち50%。ピック外の★6がすり抜けて出てきた場合、次に排出される★6は必ずピックアップキャラになる。
・天井は期間限定ガチャで共有される。たとえば上記「トゥースフェアリー」ピックアップガチャで69連引いて石が尽き★6が出なかった……という場合、次の「ジェシカ」ピックアップガチャでは最初の1枚で★6が出る。
・期間限定キャラはそのうち恒常に追加される(中国ではそうなっている)
ガチャとしては比較的ゆるめで、かつ中国の先行情報があるため、そうした情報を参考に立ち回れば効率的に引くキャラを選ぶことは可能です。基本的には期間限定のガチャに強キャラが来るので常設の方を引く必要はありません。
余談。複数枚引いて塑像(いわゆる凸)することで性能が大きく変わるキャラもいます(たとえば「メラニア」や「トゥースフェアリー」は塑像2で大幅に強化されます。つまり3枚引きたい)ブルジョワジーなら好きなだけ課金すればよいのですが、無微課金なら欲しい★6を無凸でも一枚持っておくというのがよさそう。そのうち凸アイテムとか実装されるでしょうし……
余談2。現在開催中の期間限定ガチャは★6「トゥースフェアリー」に加え★5最強格である「コーンブルメ」もピックアップされており、初心者には特におすすめのガチャとなっています。
リセマラは毎回メールアドレスが必要になるという仕様なので、どうしても無課金で欲しいキャラがいるというのでもない限りやらない方がよいでしょう。
⑦PC版を入れよう
『リバース1999』ではPC版のクライアントが公式で用意されています。スマートフォン版と連動することもできるため、出先でスタミナを消化したい場合はスマホで、家ではPC版で楽しむこともできます。
このゲームにはオート周回も搭載されていますが、スキップ機能は存在しないため、スマートフォン版では周回中に画面を占有されて1~2分待たされてしまいます。PC版は画面が大きく操作しやすいというのもありますが、作業しながら裏で周回できるのが大きなメリットです。
フレンド機能になんか意味あるの?
筆者もフレンド機能を使ったことないですが、どうやらチャットでメッセージが送れるらしいです。ふつうこういうゲームではフレンドから育成済みのキャラを一人借りられたりするもんなんですけど、なんか実装してないらしくて「何の意味が……」となっています。
筆者のIDは「502977377」です。このフレンド機能を試してみたいという方は申請してみてください。フレンド数に上限があるとか、明らかにスパムとか、すでにゲームを辞めている状況でもない限りは申請を受け付けると思います。
ダーレーアラビアンは、お前のフレンド申請を許すぜ。
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