当たり前じゃない
昨日、山の日のイベントで、
ゲストの釈由美子さんが、
「山が見えると、その稜線を指でなぞったりしませんか?」
とコメントしててすごく嬉しくなった。
実は私もよくやってるから。
都会に住む釈さんとは違って
山に囲まれて暮らしていると
その美しさ、壮大さに気づく人は
少ないのかもしれないね、
山って、あって当たり前のことだから。
私だったら自宅から見える
周囲の山々の稜線をなぞっては、
「あの山の強い風はすごかった」
「あの山で遭難しそうになったっけな」
「あの山、とっても形がいいなぁ」 って。
普段から気にかけてるんだけどね。
当たり前にあるものでも、
実はちょっとずつ違ってる。
そのちょっとしたことに心を揺らして
ふんふんと味わってみる。
そうすると、
当たり前の大切さとか
人間のちっぽけさとか
悩んでることの馬鹿馬鹿しさとか
いろんなことが見えてくるんだよね。