自己開示2

今日はまた別の視点で考えが浮かんだ。


まずは概要。

問題→弱みを見せられない自分

原因→幼少期の母親の言動
   →(母が)心配して怒るから


母親はよく怒っていた印象がある。

もちろん大部分は自分が良くないことをしたことが原因だ。

ただ例外があったことも事実だ。

体調を崩した時、この時も母は僕を怒ったのだ。

小さい頃は体が弱く、腹痛、鼻血、風邪など体調不良を起こすことが頻繁にあった。

その度に怒られた。

どのように怒られたかは思い出せない。

思い出さないようにしているのかもしれない。

怒られることの原因は良くないことをしたから。

これは納得がいく。

ここで幼少期のあの例外をもってくるとこうなる。

怒られる=悪いことをした

心配をかける=怒られる

心配をかける=悪いことをした


心配をかけたら、それは悪なのだ。

小さい頃の僕はそう解釈してしまったのだろう。

これが弱みを見せられない人間、僕の完成だ。

相談をして相手に心配をかけてしまったら悪である、と解釈が捻じ曲がる。


幼少期の経験というのは人格形成に深く関わる。

確か12、3歳までの出来事で性格が決まると聞いたことがある。

心配をかけると怒られる。

そんな教育を受けた僕は人に弱みを見せることが苦手になった。


きっと母親もそんなつもりはなかったのだろう。

心配しているからこそ、大事に思うからこそ我が子を怒る。

一理ある。

が結果としてはどうだろう。

弱みを見せられない人間は自分の苦悩を、痛みをどこにぶつければいい?

一生1人で抱え込み、溜め込み、独りでに爆発させてしまうしかないのか。


これは間違っていると思う。

人は独りでは生きていけない。

臭いセリフだが事実だ。

人は助け合って支え合って生きるべきであると思う。


故に僕は将来子供ができた時には1つの約束ごとを取り決めたい。

自分に対しての戒め。

いくら子供が心配をかけても怒らない。

怒らず別のアプローチを心がける。


本当の親心は当事者にならないと理解は出来ないだろう。

親になる日が来たのなら僕はどう振る舞えるだろうか。

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