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9ヶ月ぶりの登山。武尊山、速攻敗退。(2021/12/04)

今日は9ヶ月ぶりの登山で群馬の武尊山へ。結果速攻で(行程計4時間)敗退してきた。敗退理由としてはまとめると、情報不足、入山している人不足、雪多くて膝ラッセルの3点。

3月の西穂からロッククライミング漬けで全く登山をしておらず、だが2月に八ヶ岳の大変そうなルートをK君とやろうとしているので、とりあえず登山できるか確認しようと思い、今回の山行を計画。
Zwiftなどのトレーニングもしているので体力的には心配してないがやはり高重量を運んで斜面を登るというのはちょっと特殊なので。

丹沢だと物足りないし、せっかくだから登ったことない百名山で関東でということで、武尊山をターゲットに。10日ほど前の山行記録を見た感じチェーンスパイクで登れそうなぐらいの積雪。寒さにも慣れつつちょうどいいかなーと思った。

この週の半ばになって嫁と娘が実家訪問するため週末私一人ということに気づき、急遽行くことにしたのだけど、いやー、情報など準備不足だった。
まぁでも一回行ってみないと分からなかった気はする。次いくなら1泊する準備もして一般登山道じゃなくて稜線沿いに攻めるかも。ちゃんとホワイトアウトマップ作って3月ぐらいに再挑戦しようかな。


当日計画変更

みなかみ到着

4:00に東京を出て、6:45武尊神社到着のはずが、登山口である武尊神社への道が冬期閉鎖。10日前は登ってる人いたのに・・・

勝手知ったる谷川岳に転戦するか、でもロープウエイ始発8:30でまだ2時間あるし、白髪門行ったことないから行ってみようかと思うも情報調べてなさすぎだし、ということで結局ルートが少し延びるけど周回するのやめてピストンにすればトータル同じぐらいの時間でいけそうな、上ノ原登山口から武尊山に登ることにした。

上ノ原登山口

上ノ原登山口 登山道のガイド的なものはこれで最後。

で、上ノ原登山口に7:00到着。先行者の方が1人いたので、車を降りて少し会話をする。駐車場がすでに積雪が溶けてない状態だったので、Nepal Evoに履き替えアイゼンとピッケルもザックにくくりつけてストック持って登山開始。

50分ほどは林道をあがる。林道終点から登山道。

15分ほどは明瞭な道を進むが、沢沿いのルートに降りてからは道らしきものはなくなる。先行者のトレースがまだあったが迷っている用で、辿ってったら全然おかしな場所に行ってしまったり・・・
途中からは全くトレースが見つからなくなった。

登山道はどこですかー?

ここらへんで常に脛までズボズボはまる状態。時々膝まで。
あまりに深いのでアイゼン装着。

膝丈のラッセル。せめて道がわかれば・・・

GPSと地形図を照らし合わせて尾根筋・谷筋の分岐をそれぞれ確認しながらルートを探していく。大まかには沢沿いに進めばいいのだけど、見た感じでここ行けそうと思って進んでいくとアイゼンつけた状態で飛び降りるには厳しい徒渉にぶち当たったりして、そうしてまた10mぐらい上流に渡れそうな雰囲気のあるところがあるぞと引き返して上がって、みたいな試行錯誤を繰り返す感じ。試行錯誤するのも一歩ごとに膝まで埋まるのでつらい。

2時間ぐらい登ったところで、移動距離から頂上まで行くのは無理なことを悟る。そして先行者が引き返してきたのに出会い、話をして、俺も帰ろうと思うが、せめて車運転してきた分ぐらいは山登ろうと思い、そこから1時間ラッセルとルートファインディングのトレーニング。

ど真ん中進めそうに思うだろ?でもこの先に飛び降りられない徒渉があって戻って回り道しないといけないんだぜ。。。

で、10:00ちょうど突っ込むのが怪しい沢筋の分岐に当たったので、うんざりもしてきたし、下山開始。本当は9:30には手小屋沢避難小屋についてる予定だったけど、このペースだとたぶん12:00は過ぎただろうな・・・

11:15頃、駐車場に到着し、近くの宝川温泉によって帰京。

16時前に家に着きました。

おとなしく谷川岳に転戦してたほうがよかったなー。自分の体力確認としては。

2月の八ヶ岳大丈夫かなー。心配や。もう一回ぐらいそこそこの荷物もって山登るトレーニングをしたほうがよさそう・・・


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