V6と青春とわたし。
拝啓、親愛なるV6ファンの皆様初めまして。お時間ありましたら、拙い文ではありますが、お読み頂ければと思います。
小学1年生からV6に出会い、29才今に至るまでV6と疑似的ではありますが、肩を並べ歩いてきました。
始まりは唐突でした。二宮和也くんと渋谷すばるくんのドラマ「危ない放課後」のEDとComing Centuryの「新・俺たちの旅」で「V6」というグループを認知しました。当時小学校では、学校へ行こうと伊東家の食卓が大人気で水曜日の朝からその話題で持ちきりでした。リズム4とかペットボトル倒しとかが大流行でしたね。肘と絨毯が擦りきれるほどやったと思います。
V6は私の中でバラエティーお兄ちゃんだったのが、テレビの中でカッコいい服を着て歌って踊ってる!カッコいい!と幼心ながら、恋をしていました。行き先を示した稲妻が私をV6だったのです。気付いたら、ドラマ月下の棋士に出演していた剛くんにチューをする山口紗弥加さんにジェラシーを抱くようになりました。「こ、これが恋か!」と初恋を知ったのもV6。当時の女子はみんな剛くんが初恋でした。野生の花のMVでもれなく沼に落ち、時を経て、今は家で寝るも良し、メールも無視な休日を送る社会人となりました。
V6は青春で、青春はV6なので当時の歌を聴くと当時の光景がふつふつと甦るのです。中でも私に
「CHANGE THE WORLD」 カセットテープに入れた音源を刷りきれるほど聴いてました。大人気だった犬夜叉のオープニング曲になったおかげで周りにもたくさん好きな人がいて会話が広がりました。MVでボーリングするV6が印象的でした。
「僕と僕らの明日」 高校受験の時に大変お世話になった「HONEY BEAT」のカップリングで、明るくパワフルな「HONEY BEAT」って変わってしんみりとした曲。でも、同じように優しく背中を押してくれる寄り添い応援ソングだと思います。井ノ原さんの「ボールを夢中で追いかける少年の瞳のように」が本当に儚げで切なげでなんとも言えない魅力を感じていました。
「ジャスミン」 高校に入学して、なかなか環境に馴染めず、落ち込んでいる時にずっと聴いていた曲です。すごく優しい曲調と歌詞が大好きです。「感情はどんなルールも追い越して君だけを守るよ」が当時うまくやれずに四苦八苦していた自分に優しくなれたフレーズでした。周りを気にして、自分の感情を無視して相手の顔色を伺って過ごしていたことに気付き、嫌なことは嫌、辛いことは辛いって気持ちを外に出せるようになり、少しずつ馴染める様になりました。
「kEEP oN.」 大学に入り、これからは、サークルも入ってはっちゃけるぞ!彼氏作るぞ!と意気込んでたのに過ごせども、過ごせども、うまく周りとコミュニケーションが取れず、アルバイトと学校の毎日。周りと比べてしまい自分の劣等感が膨れ上がり、破裂寸前でした。「何度でも立ち上がれ」「挑戦し続けろ」と奮い立たせてる歌で、今まで逃げの姿勢だった私にサヨナラさせてくれた曲です。長野さんの「探しだそう幼い頃胸に描いたメッセージ!」が最高にかっこいいです。武者震いします。
そして、今私は新しい世界、社会人になっています。社会人で影響受けた曲は日々更新されるので、何時かまた、書きたいと思います。V6がデビュー25周年続けてきてくれたからこそ、更新出来る、好きな楽曲たち。私のエネルギー源であるV6には感謝しかありません。この感謝を、何時かみんなで会える日に伝えられますように。
私は時計の針を回していつに戻れてもV6ファンでいることは幸せだぞ。と私に告げるでしょう。
長々とした文章になり、申し訳ありません。少しでもV6の良さが伝わりましたら幸いです。
愛しいV6の皆様、V6のファンの皆様、本当にこれを最後の言葉にします。これからも、どうぞ末長く、たくさんよろしくお願いします。