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天秤座から魚座へ向かう流れについて

牡羊座から乙女座にかけて、一人の人間としての自己育成を行い、
多種多様の価値観をもつ他者が入り混じる社会へ出ていく(天秤座)。

そこで、完璧と思っていた自分像が崩れるような体験や、
相手に合わせてばかりで自分が分からなくなる体験をするならば、
しなやかな自分軸を見直すために、
私だけの感じ方、感覚を信頼できる自分を意識しながら、
今一度自分の価値(牡牛座)を見直す体験が必要になってくる。

その後、当たり障りのない社交辞令的な人間関係(天秤座)を超えて、
生まれたままの自分で向き合うくらいの深い関係性を築く体験が
やってくる(蠍座)。
一旦、私の自我をゼロにして、相手の自我を受け入れる。
異質なものを受け入れる体験は、
自分の内面に違う要素を取り入れるようなもの。
それによって他者との共生という強い忍耐力を培い、
心の強さを身に付ける。

未知の広い世界へと冒険心持って目指すのは(射手座)
大きくジャンプする飛躍は、体力が必要で、
蠍座で、どれだけ深くしゃがみ込むことができたかによる。

射手座で広い世界を目指し専門性を高められるからこそ、
高い山をも視野に入れることができる(山羊座)。
目指す山の高さは人それぞれ。
社会の中で、誰しもが目に留まる天頂。
そこは、目標定めて積み重ねてこそ到達できる。

しかし山羊座の安定に留まらず、私たちは常に変化をし続ける。
そのためには、この安定を手放す必要があって、
よりよい世界を目指して改革をしていく(水瓶座)。
老若男女平等にフラットに横のつながりを尊重しながら、
周波数の合う仲間で繋がっていく。

自律した個々の繋がりの世界の先にあるのは、
そもそも個という境界線がない魂の世界(魚座)。
善悪などのジャッジメントもなく、
個として体験してきたことすべてを溶かして、一旦「無」に返す場所。
新しく生まれ変わりステージアップした牡羊座に向かうためには、
全てを手放し、許して、忘れる必要がある。
忘れるからこそ、新しい始まりがある。
覚えていたら、新しいステージにはいかれない。
そうやって上昇しながら回転している。
同じところでグルグルしているわけではないのだ。

天秤座からの社会参加において必要なのは、ぶれない私。
でも、私という個に執着しない私。
私が円の中のどこに今いるのか。
円の中のどのような体験をしているのか。

その高いところから見下ろす鳥のような目があれば、
自分で自分の行く先は、決めることができる。

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