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【英語/English】ネイティブの表現から25例文抜粋・解説 -海外駐在経験を通して-

表記の切り口で note をまとめてみました。

冒頭の「はじめに」より本書の構成を説明させていただきます。 
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2013年夏から約3年間海外駐在も経験し、本書は主に海外駐在時代に実際に触れた英語を中心に、ネイティブが使う英語表現を、4 章計 25 例文に分けて紹介・解説したものです。
その中には、「正しい英語表現」とは言い難いものも含まれますが、実際にコミュニケーションの場で、その手段として使われた「生きた英語」を多く抜粋し、その表現に触れられた背景も交えながら、まとめたものです。
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従いまして、これからはじめて海外へ渡航/駐在される方、帰国子女でも留学経験もない方など、私と同じように純粋な日本の英語教育で育ってきた方々を対象として、ちょっとした読み物としてお役に立つものかと自負しております。
文字数にして約 10,000 文字(スペースを含めない)の構成で、これまで当該 note にアップしてきた内容と一切重複はございません。
ぜひ、ご高覧くださりますようよろしくお願いいたします。

目次:

はじめに:

第1章: 「ネイティブさながらの」 フレーズ/表現9選!

第2章: 「ネイティブさながらの」 ワンランク上の動詞/盲点の意味6選!

第3章: 「ネイティブの表現」から抜粋 文頭表現2選 + 前置詞3選!

第4章: 「ネイティブの表現」から抜粋 慣用句5選!

はじめに:
いつか海外で働きたいー
2002年4月、新卒入社当初から願い続けてきた思い。
そんな思いの発端となった出来事を、まずは振り返ってみたい。

■はじめての海外渡航:
幼い頃からサッカーを始め、1995 年高校 2 年時の夏休み期間を利用してはじめて海を渡り、オランダとイタリアへ、他校と合同でちょっとした海外遠征を実施した。高校 2 年となっていた当時、世界最強リーグと言われたセリエ A を観戦できる楽しみはもちろん、ワールドカップへも 1 度も出場した経験がない島国日本の我々高校生が、‟本場“の同年代とどれだけ渡り合えるのか、そちらの楽しみの方が強かったのが今でも懐かしく思い出される。

■はじめての海外1人旅、そして就職して:
大学4年時の卒業間近、2002 年 3 月には、単身海を渡り、イギリス・マンチェスターへ。ロンドンを経てマンチェスターへ到着したのは現地時間21時過ぎも、預けたスーツケースがマンチェスター便へ積み込みされていなかったことが発覚し、心許ない海外 1 人旅 1 日目夜を過ごしたことは、今でも記憶に新しい。
翌日無事スーツケースが届き、辞書(当時は電子辞書ではない)片手に、その日の晩の宿泊場所を確保するために、マンチェスターの中心にあるインフォメーションセンターを目指し、行き方を確認するために地図を買い、つたない英語で見知らぬ人へ話しかけ、教えを伺いバスに乗り込むと、みるみるうちに都心に近づきつつある風景と重なり合うように、鼓動が高まっていく。道中親切な初老の男性がイラストしてくれたインフォメーションセンターそのままの建物が、目の前に現れた感動は、今でも忘れられない。今のように、インターネット接続が世界的に普及する前の 2002 年 3 月 14 日の出来事だ。
2  度の海外経験を通して、「いつか英語でコミュニケーションを取れるようにしたい」と漠然と抱いていた 2002 年当初の目標は、同年 4 月の就職後約16 年以上の月日を経た今、現実となるものの、更なる成長を目指して、継続的に英語に触れる毎日を過ごしている。

■本書の構成:
2013 年夏から約 3 年間海外駐在も経験し、本書は主に海外駐在時代に実際に触れた英語を中心に、ネイティブが使う英語表現を、4 章計 25 例文に分けて紹介したものです。
その中には、「正しい英語表現」とは言い難いものも含まれますが、実際にコミュニケーションの場で、その手段として使われた「生きた英語」を多く抜粋し、その表現に触れられた背景も交えながら、まとめたものです。
紹介する 25 例文は、帰国子女でもなく学生時代留学経験もない私が、一般的な英語の義務教育を受け、市販の教材を用いて学習した結果として、海外駐在前に TOEIC で約 800 点程度を獲得するに至った一介のビジネスパーソンとして、海外駐在経験を通して、実際にネイティブが使う英語表現の中から、初めて見聞きし、また、自分の中に取り入れていきたい印象を受けた使い方等を、私的に取り上げたものです。
高度な英語力を持つ実力者には、ほとんど役に立たない内容だと思いますが、上述した私の立場と同じようなレベル設定の方やこれから海外赴任される方に対しては、簡易な読み物として、ある程度ご参考となる内容かと自負しております。

★★★★★

大人になってから英語に取り組み始めた人にとって、英語力が母国語の力を上回るようなことはありえないかと思いますが、今、就職後の勉強履歴を振り返ってみて、英語を勉強し続けてきて、本当に良かったと思えています。海外駐在を通して現地の文化に触れ、日本の常識は、日本という島国の世界から見て相対的に「小さい枠組みの中での常識でしかないこと」を感じられたことが、英語学習の延長線上に発見した最大の収穫です。あたふたしていたはじめての海外渡航も、言語力という観点から、今ではほとんどストレスなく一人で行けます。
ただ、今、心から思うことは、さらに英語力を向上させ、もっともっと違った世界を見てみたいー
そんな扉をさらに開く鍵の一つとして、英語力アップをはかり、世界を越境していけるような人間になることを目指して、これからも邁進していきたい次第です。

Investment in study will be NEVER wasted!
Hiro


第1章: 「ネイティブさながらの」 フレーズ/表現9選!

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