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0014_痴漢冤罪対策バイブル by note_忘れたころにやってくる

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
満員電車から降りたあなたは、いきなり、後ろから肘をつかまれました。
「え?」
あなたが振り向くと、2人の見知らぬ女性が、あなたの真後ろに立っています。
人違いでもされたのかと思ったあなたは、つかまれていた手を振り払い、歩調をゆるめず人の流れにあわせて進みました。
すると、左後ろにいた女性が、今度はあなたの肩をつかんで、言いました。
「このおっさん?」
右側の女性は、うなづきました。
「は? なんですか!」
あなたは2人をにらみます。
1人はあなたをにらみつけ、もう1人はあなたの右腕を凝視しています。
混雑したホーム。
急に立ち止まった3人をさけるようにして人々の流れは続きます。
「痴漢しましたよね」
女性は大きな声であなたに言いました。
あなたは、もう一度、その手を振り払い、言い返しました。
「は? 私は何もしてませんよ!」
あなたは足早にその場を立ち去りました。
「誰か、そのおっさん、つかまえて!」
「痴漢つかまえて!」
後ろで女性たちの声が聞こえましたが、あなたは足早に立ち去り、人々の流れに紛れ、タイミングをあわせてホーム向かいの電車に飛び乗りました。
「あのまま駅員室にノコノコついていってたらアウトだったな・・・」

【疑問・質問・不安】
駅事務室に行かなくてよかった、と思う反面、明日も明後日も、同じ駅・同じ電車、同じ車両に乗っても大丈夫でしょうか?
夜になって、なんとなく不安が押し寄せてきました・・・。

<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>

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