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0011_痴漢冤罪対策バイブル by note_レディ・ファースト&オンリー

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
満員電車を降りて乗り換えようと階段を上がりきったあなたは、いきなり、後ろから、ジャケットの裾をつかまれました。
振り返ると、見知らぬ女性2人が、あなたをにらみつけ、大きな声で言いました。
「この人痴漢です!」
あなたは憤然として、
「はあ? 僕、何もしてませんよ」
女性のひとりは、あなたのジャケットを汚いものをつまむかのように握りしめたまま、離しません。
別の女性が、駅係員を連れてやってきました。
「ここではほかのお客さんの迷惑になるので、駅員室に行きましょうか」
駅係員にうながされ、3人の女性とともにあなたは駅事務室に向かいました。
ほどなく警察官が駅事務室に入ってきました。
警察官の口調は穏やかです。
女性たちは、警察官にエスコートされるようにして駅事務室から出ていきました。
あなたが、”次は自分が話を聞いてもらえる番だ”と思って待っていますと、警察官が戻ってきたかと思ったら、派出所へ連れていかれ、そして、話を聞かれることもなくパトカーに乗せられました。
「私は、痴漢なんかやっていません。何かのまちがいです」
とあなたが言っても、警察官は
「詳しくは署で言って」
の一点張り。
警察署へ着いたら、警察官に背中を押されるようにして裏口から入る扱いです。
そして、あなたが何を言っても、取調べの警察官は聞き入れません。
それどころか、
「みんな初めはやってないって言うんだよ!」
と、あなたは怒鳴りつけられ、
「お前、常習だろう! 女が言ってんだから、まちがいない!」
と、まくしたてられました。
警察官は机をげんこつで叩きながら、あなたが今まで生きてきたなかで耳にしたこともないような罵詈雑言を繰り返します・・・。

【疑問・質問・不安】
私は話をするために駅員室に行ったのです。
それなのに、あれよあれよと警察署に連れていかれました。
私への扱いはひどすぎませんか?

<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>

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