0017_痴漢冤罪対策バイブル by note_タイホ・たいほ・逮捕って・・・

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
満員電車から降りて、ホームを歩き出したあなたは、いきなり、ジャケットをひっぱられるたように感じました。
「え？」
振り向くと、見知らぬ女性２人があなたの真後ろに立っていて、ひとりは、あなたの裾をつかんでいます。
もうひとりの女性が、
「痴漢しましたよね」
と、大きな声で言いました。
その瞬間、あなたの脳裏に
「とにかく無視」
「その場を速やかに立ち去れ」
「駅員室には行くな」
こんな言葉が浮かびました。
あなたは、踵を返して小走りに駆け出しました。
なにしろ、あなたは、痴漢なんかしていないのです。
それに、今日は大事な会議があります。
こんなことで、時間を費やしている場合ではありません。
「とにかく今は立ち去るしかない」
「今後、何か言ってきたら、今日のことはちゃんと弁解しよう」
そう思いながらも、走るあなたに、女性たちの声が追いかけてきます。
「誰か、その人、つかまえて！」
「痴漢つかまえて！」
あなたは、とにかく走りました。
本来なら、ホーム向かいの電車に乗り換えるはずだったのに、階段を駆け上がり、人ごみに紛れ込みました。
と、視界の右端に体格のいい男性が走ってくる姿が見えたと思ったら、あなたは、羽交い絞めにされました。
男性が、腕の時計に目をやり、
「午前８時３２分、 迷惑防止条例違反容疑で被疑者を逮捕ッ」
と言い、あなたの両手首に手錠をかけました・・・。

【疑問・質問・不安】
私は、逮捕されたってことですか？
痴漢なんかしていないのに？
私は、このあと、どうなるのでしょうか？
すぐに帰してもらえるものなのでしょうか？

＜弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南＞