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0022_痴漢冤罪対策バイブル by note_弁護士を呼ぶタイミング?!

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
あなたは通勤途上に、駅で痴漢にまちがわれました。
警察署に連行され、スチールデスクと椅子だけがある窓のない小さな部屋で、取り調べが始まりました。
あなたは、目の前の警察官から質問を投げかけられますが、どうも質問そのものがずれているようです。
答えは、イエスまたはノーを求められます。
イエスと答えると、あなたは痴漢行為をしたとして話が進むでしょう。
だからといって、ノーとも言い切れない箇所があります。
あなたは、イエスでもノーでもなく、事情をきちんと説明しようとしますが、警察官は、
「そんなことは聞いていません」
と言います。
あなたは歯がゆい思いで首を振ると、
「では、別の質問をしますが・・・」
と、何度も何度も質問を投げかけられます。
そして、気づけば、最初の質問に戻っているのです。
もう、あなたは何をどう答えたか、わけがわからなくなって混乱していく一方です。
あなたの話した一部分が、まるで痴漢犯罪の自白要素を構成していくかのようで、このまま話がすすむと、どう考えても、
「痴漢決定」
となるように思えて仕方ありません。
「あの、弁護士さん呼んでもらえないでしょうか・・・」
「呼んでほしい弁護士の氏名は?」
「知ってる弁護士さんはいません・・・。弁護士さんって、呼べないものなんですか?」
「今、私が質問をして、あなたからお話を聞いている途中ですがね」
「すみません・・・じゃあ、いいです。この話が終わってから、弁護士さん呼んでもらえるかどうか、教えてください」

【疑問・質問・不安】
知ってる弁護士じゃないと呼べない、ということでしょうか?
というか、弁護士は呼べるのでしょうか?
呼べるとしたら、いつ呼べるのでしょうか?

<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>

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