0006_痴漢冤罪対策バイブル by note_逃げるな！　キケン！　その３

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
満員電車から降りたあなたは、いきなり、後ろから肩をつかまれました。
「え？」
あなたは肩をゆらせてその手をふるい落とし、歩み続けました。
肩越しに後ろへ視線を向けると、見知らぬ男性と女性が、あなたの真後ろをついてきています。
あなたは男性をにらみつけ、人の流れにあわせて歩きます。
男性は、あなたの肩をもう一度つかむと、言いました。
「この人？」
女性は、うなづきました。
「は？」
にらむあなたを、男性はにらみ返し、女性はあなたの右腕を凝視しています。
「痴漢しましたよね」
男性は大きな声であなたに言いました。
あなたは憤然として、その手を振り払い、歩調をゆるめずに言い返します。
「何もしてません」
あなたは、二人から離れようと歩幅も歩調もはやくなります。
「待ちなさい！」
男性が後ろからついてきます。
「誰か、つかま・・・」
言われるよりも早く、あなたは走り出しました・・・。

【疑問・質問・不安】
”痴漢にまちがわれても駅事務室に行ってはダメ”だと思って、その場を立ち去ったが、人が追いかけてきた気がしたので、電車が行ったのを見計らって、線路に降りて、隣のホームに駆け上がりました。
あやうく、入構してきた別の電車に轢かれそうになりました・・・。

＜弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南＞