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0010_痴漢冤罪対策バイブル by note_100%の時間と勇気

【痴漢冤罪事件でありがちなケース・情景】
「この人、痴漢です!」
満員電車を降りたとたん、あなたは、痴漢にまちがわれました。
あなたは足早に去ろうとしますが、2、3人の男性があなたの行く手を阻みます。
そこへ、小さな初老の女性が、遠慮がちにあなたたちに声をかけてきました。
「この方じゃないと思います」
「え?」
「そうなの?」
初老の女性は、続けます。
「この方じゃないですよ。この方、わたしの横にいらして、わたしが押しつぶされそうになったのを助けてくださったの。
・・・あの、ありがとうございました」
話を聞いて、男性たちはその場を離れていきました。
入れ替わるように駅係員がやってきました。
あなたは、初老の女性にお願いしました。
「すみませんが、もう一度、今の話を駅員さんにしてもらえませんか」
「少しの時間なら・・・」
初老の女性は、駅係員に話しかけました。
「この方じゃありませんからね」
駅係員はうけこたえます。
「警察にそれを話してもらえないでしょうか」
「あら~どうしましょ。私、今日これから主人の手術で、もう行かなきゃならないんです。
駅員さん、あなたに言っておきますね、この方じゃないってこと。
お願いしますね。では私はこれにて・・・」
言うだけ言うと、初老の女性は行ってしまいました・・・。

【疑問・質問・不安】
痴漢は私ではないと言ってくれた人の名前を聞きそびれてしまいました。
駅員さんは、警察にそのことをちゃんと言ってくれるといいのですが、大丈夫でしょうか?

<弁護士畑中鐵丸の助言・アドバイス・御指南>

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