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Google map さんぽ - 富士山編

最近 Google map にハマっている。
1ヶ月以上日記をサボっていたのもそれが原因。

楽しみ方はテレビ番組「空から日本を見てみよう」と同じ。ただ細部は異なるかもしれない。この番組観たことがないのでイメージで語っている。

要は適当な土地に降り立ち(ランダムでも良いし、名所から始めても良い)、その周辺を観察してみたり、川や海岸線といった境界を辿ったり、色々と想像してみたりする楽しみ方だ。

例えば今日は富士山をみてみます。
いつもは1人で寂しく楽しくやっているけど、楽しさの方を皆も追体験してみてほしい。ちなみに初見です。記事を書きながら、実際に巡っていきます。

ほら!富士山!真上から見るとよくわかんないな。

まず大沢崩れが気になる。ちなみに自分は登山経験なしの素人です。もしかしてこれ、有名な地形だったりする?怖いな。

紆余曲折あって崩れたのか、崩落面らしき所に植物が生えていない所を見るに、今も侵食がどんどん進んでいる所っぽい。

しかしこれ、「崩れ」と書いてあるから谷状の地形かなと想像したけどパット見だと山脈にも見えるな。真上から見るとこういう錯覚に騙されることもある。注意が必要。砂漠でよく混乱します。

低い方向(左)に行くにつれて川のような模様ができているのが面白い。
このさきは川になるんだろうか。

辿ってみる。あ!早速「潤井川」になった!

拡大してみる。あれ、水がなさそうに見える。

雨が降らないと水が流れない川なのかな。
そしてまだまだ上流の割に川幅が広い気もする。やっぱり上の崩落が頻繁で、それ由来の土砂による侵食のエネルギーがすごいのかしら。

そしてところどころに「砂防ダム」的なものがある。川がカーブするところにはしっかりと護岸工事がなされている。結構人の手が入っているところを見るに、この下流は普通に町中とかに通じているのかも。

もっと下流に行ってみるよ。田んぼが見えてきた。

あ!なんだか凄そうなところに出た!
これは超でかい砂防ダムだろうか。近くには工場や学校が見えるし、この下に町があるのかもしれない。このダムは町を守る砦なのかも。

砂防ダムらしき広がりの末端部分。
「ハイ終わり!」と急速に川幅が細くなる。こんなもんでいいんだ。

川には横縞がたくさん並んでいる。拡大してみるとこれは白い部分が人工的な川底(コンクリ?)で黒い部分は砂利のようだった。川底が引っかかりのある階段状になっていて、砂利をある程度押し止める機能があるのかな、と予想してみる。

もうちょい下に行くと川のなかに植物が生えているのが見えてきた。

こうなるともう普通の川みたいだ。

そしてアレ?水がいつの間にか発生してない?
いつから満たされた?

ここ、白いのは滝っぽくなってるのかな。やっぱり水がありそう。

わーーーやっぱり水あるわ!いつの間に発生した?
もうこうなると只の川にしか見えなくなった。

完全にただの近所の小川という雰囲気になった。
日本一高い山・富士山のダイナミックな崩落から続いている川とは思えない。

途中で他の川(右側)と合流した。この川の名前はなんだろうと思い遡ってみたが、Google map 上ではその名称が現れることがなかった。名もなき川は潤井川と合流し、潤井川となった。

名もなき川と合流し、すこしたくましくなった潤井川が町中を流れる。

途中、富士見橋という橋が掛かっていた。下には富士山から続く川が流れているのだ。非常にリッチな橋である。

あ!やばい!分岐しちゃった!寝る前にやってるから両方たどるわけにはいきませんの。潤井川のままの川の方をたどるね。これが川たどりの難しさ。判断の連続だ。

ちなみにもう一方は放水路になりました。治水、頑張ってね。

流れる流れる潤井川。
え!新東名高速道路が切断されている!とビビりましたがトンネルに入っている場面のようでした。

他の川と合流したかと思いきや、放水路らしき川に水を送る潤井川。
何が潤井川を潤井川たらしめているのか。

潤井川はどんどん成長していく。

あ!!潤井川橋だ!!!

潤井川に架かる橋は全て潤井川橋になれるポテンシャルがあるような気がするが、なぜこれだけが潤井川橋なのだろうか。

と思っていたら「潤い橋」が出てきた。潤井川橋との戦いに破れ、井と川の漢字を奪われたのだろう。

あれ

ここは?

駿河湾だ!

富士山の大崩落(名前なんだっけ?)はいつの間にか水を蓄え小川となり、色々な川と合流しながら成長し、町々を流れ最終的には駿河湾に流れ着いた。

色々なことが気になってくる。

侵食が進み大きな崩落が起こったとき、潤井川は濁るのだろうか。
潤井川のそばに住む方々は潤井川の上流に何があるか、知っているのだろうか。
富士山から直接続く川だからこその、ユニークな生態系があったりするんだろうか。

色々と気になるけど寝る前にやっているので、ぼちぼち終わることにする。

好奇心が色々刺激されるこの遊び、結構おすすめです。


おわり。



おまけ:目覚めた勇者が最初に向かうとされる場所があった(ラスボスに立ち向かうための最後の武器がもらえるところ)。富士山ドラゴンタワーがラスダンだろう。


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