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Merz b. Schwanen : MWCT01 (Turtleneck Pullover, grey mel.)

はい。例によって複数点買いの2つめです。送料が高いので1点では勿体ないのです。などと言って結局いつも結構な出費となってしまうぅ...

配送は DHL、以下に貨物追跡情報を記載しときます(主要ポイントのみ)。
2/06 オーダー --> 2/07 発送手続き(シュトゥットガルト) --> ケルン
2/08 ライプツィヒ --> 香港 --> 2/10 日本 --> 2/15 自宅着
なお、Merz b. の配送料 50.5 ユーロ (6,600円) とは別に輸入関税/消費税 2,100円 を徴収されました。色々と取られた... 想定外。

さて今回は Merz b. Schwanen の Good Basics ラインのウールニット『MWCT01 (Men's Turtleneck Pullover, Merino Wool, Classic Fit, grey melange, size 4|S)』です。

以前にも書いたのですが、Merz b. Schwanen には "Good Originals" と "Good Basics" の大きく2系統の製品ラインがあります。
旧式の吊り編み機を使って本国ドイツの工場でヴィンテージ・クローズを再現したラインでいわば Merz b. の礎である "Good Originals" と、近年ポルトガルに工場を新設し新しい設備でよりシンプル&ベーシックなものを狙ったラインの "Good Basics" です。

今までに購入した #382 (Hooded Sweatshirt),  #206 (Henley/Button Facing Long sleeve), #215 (Crew neck T-shirt) そして #2S04(Henley Heavy Long sleeve) は全て Good Originals でした。

頭の固い守旧派の私としては Good Originals こそが Merz b. であり、Good Basics はその普及版/廉価版と認知しています(ROLEX と TUDOR みたいなイメージ)。しかも Merz b. と言えばコットンでしょ、と思っていたのでウールは想定外だったのですが、今回の半額セールを見てかなり前から欲しいと思っていた『ミドルゲージ・クラスのグレーのウール・タートルネック(ブランドは決めていない)』が目に止まり、少し悩んだ末に購入を決意。

税込定価 200ユーロ(26,000円)、消費税(正しくはVAT 19%) を差し引くと 168.08 ユーロ(22,000円)、これが 84.04 ユーロ(11,000円) になるという半額セールの威力と、Merz b. の理念を信じてトライしてみることに。

素材は「メリノウール 100%」としか記載がないので産地やグレード(ランク)が判りませんが、価格からするとファインメリノあたりでしょうか。ゲージ数も書かれていませんが、掲載写真を見る感じでは 10 -12 のミドルからハイにかかるくらいでしょうか。
(実は John Smedley の 30 ゲージくらいの上品なヤツが欲しかったりもするのですが、そもそも似合わないし、扱いが粗雑な私には向いていないし...)

着こなしイメージは、上品なタートルネックにラギッドなデニム・ジャケット、という組合せを狙ってます。私は基本はザ・アメカジ野郎なのですが、最近は ワーク × ドレス とか ミリタリー × ドレス をうまくやってみたいなと。

具体的にはこんな感じ。グレーではなくてアイボリーの写真ばかりですが、いずれにしてもワーク/アメカジなスタイルとドレッシーな要素をうまく合わせてみたいのです。

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ではジツブツ紹介に参ります。いつもの Good Originals は紙のボックス・ケースに入っていますが、Good Basics はこの通り簡易パッケージです(商品は段ボールケースで配送されてきており、この荷姿のままで配送されたわけではありません)。

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いざ開封の儀、はございません。ワクワク感はないね。
ウールの手触りは格別良くもなく、かと言って悪くもなく... うーん、こんなものなのでしょうか。ウール・ニット製品を所有していない(強いて言えばスーツ/コート/マフラーなどのウール織物ばかりで、編物は一つもない)のでイマヒトツ判らず...

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シルエットはこんな感じ。うーむ。私、ニット類の知見が全く無いのでコメントが浮かびませぬ...

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ヒックリ返して見てみても... 無言が続きます。
肩から袖の付け根にかけて、前身頃と後ろ身頃では作りが違いますね。おそらく袖の付け根周辺の編みが一番難しいでしょうから、そこに各メーカーの理念や技術があるのだと思うのですが、何せ私は知識がなく...

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ネック部分の外側一つ折りクローズアップ。私は丸顔で首が長くないので、ボリューミーなローゲージ・タートルは似合わない(首が埋れてしまう)と思っているので、これくらいが丁度良いのではないかと。
あとは実際に着てみて、ですね。敢えて折らずにクシュクシュさせてみたいのですが似合うかな...

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襟元の編み目。リンキング(って言うの?)の薀蓄ゼロなので良し悪しや凄さが全く判りません... ただ、キレイだなとは思いますね。

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袖のリブはシンプルです。折り返してみるのもアリかも。
裾には Merz b. Schwanen のアイコンであるスワンのピスネーム。

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脇下のトライアングルはスウェットやTシャツと同様なのが嬉しい。
Good Basics とはいえ Merz b. の妥協しないディテールなのでしょう。

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最後は well made in Portugal ですが、designed in Berlin が Merz b. の矜持なのです。

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試しに着用した感じでは、首のチクチク感はそれほど感じなかったのがグッドです。あとは長時間借用時の肌へのストレス、保温性、毛玉の出来やすさ、等々今後の確認が必要ですね。それでは。

size : 4|S (サイズはセンチメートル表記)
front length : 66
chest width : 50
across shoulders : 38
sleeve length : 79


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