見出し画像

Jackman : Dotsume Henleyneck T-Shirt (JM5252)

2年振りに Jackman の恵比寿フラッグシップ・ショップ(直営旗艦店)に伺いました。
4年くらい前に Jackman Dotsume H/S T-Shirt (JM5807 : 度詰めハーフスリーブTシャツ)を買ってからの大ファンで、2年前に Dotsume Pocket T-Shirt (JM5870 : 度詰めポケットTシャツ)を追加購入しています。

恵比寿のショップはいまの季節が一番ステキ (写真 : 公式ブログより)

私はアメカジ野郎でコットン100% ヘヴィー・オンスのガシガシ肉厚Tシャツが大好物です。
Fruit of the Loom (9oz), Camber (8oz), Velva Sheen (7.5oz), Goodwear (7.2oz), Champion T1011 (7.1oz) などのアメリカ・ブランドを好んで着ています。とりわけ made in U.S.A. にロマンを感じてツイツイ買ってしまいます。
(昔から mayo Spruce (9.7oz) が気になっているのですが、インド製と知り購入しておりません)

基本は無地のポケット付き、小さなロゴは許容しますがプリントはNGです。色はホワイトないしはネイビーがフェイバリット・カラー。
およそ50枚程度所有してますが、ホワイト 25枚、ネイビー/ブルー系 15枚、その他(グレー/ブラック/レッド等) 10枚くらいの割合。

そんな私が7-8年くらい前にドメスティック・ブランド Good On (9oz) をはじめて着てみたところ、日本人の体型に合わせたサイズ感に関心し、それ以来日本&アメリカで最強のガシガシ肉厚Tシャツを追い求めています。

昨今は大手アパレル・メーカーだけでなく、小規模ブランドがニッチなプロダクトを制作しネット通販が当たり前になった今では選択肢が多すぎて困ってしまうのですよね。
(出来れば made in U.S.A. の Black Bear Brand (12oz), Rogue Territory (11oz), Lady White (10oz), Brave Star Selvage (8.5oz) etc 色々とトライしてみたいのですが、送料が高くて買えません…)

ちなみに肉厚でも日本製の肌触りの良いシットリしたものより、アメリカンな乾いたガシガシが大好き。客観的に考えると着心地が良くない筈なのですが、それよりも学生~20代の頃に made in U.S.A. への憧れが刷り込まれてしまってTシャツはドライなものが好きな変態です。

なのでリングスパン糸よりもオープンエンド糸の方が好みです。
※リングスパンは紡績の工程が多く(繊維の方向を揃えて引っ張りながら撚(よ)りをかけて長い糸を作る)ソフトでなめらかになり、品質が均一で強度もあると言われていて日本では主流。それに対してオープンエンドは生産効率を優先し太く粗い繊維で紡績され、ドライで大雑把なものにも寛容なアメリカでよく使われる。
加えて綿花の生産地域による性質の違いもあって、私はアメリカ産綿花のカラッと乾いた感じが好きなのですね。

そんな肉厚フェチが現時点で最強と思っているのが Jackman の Dotsume。
"アメリカ産コットンを一般的なTシャツの約2倍の糸を使って吊り編み機で極限まで度目を詰めながら編み立てた" 生地。オンスでいうとおよそ 11.5oz だそうで、まさに私の理想郷。

4年前に購入してからも他のヘヴィーTを何点か買っていますが、今でも Dotsume を超えるモノは現われていません。
ということで久し振りのリアル店舗で狙うのは勿論 Dotsume !!

ショップ内もオーガニックな雰囲気で堪りません (写真 : 公式ブログより)

店内のレイアウトは大きくは変わっていませんでしたが、中央のテーブルにDotsume Rib T-Shirt (JM5110) と Dotsume Pocket T-Shirt の色違いが所狭しと並べられていました。
Dotsume、ドツメ、度詰め のオンパレードは見ていて気持ちよすぎる!!

お店のスタッフさん(実は Jackman のブランド・ディレクターでもある)の話によると Dotsume の生産が追い付かず、最もよく出ているリブTとポケTに生産をシフトしていて、その他のモデルは生産停止にせざるを得ない状況とのこと。

という話をお聞きすると、天邪鬼な私は敢えてその他のモデルが気になり、見ていて目を惹いたのが『Dotsume Henleyneck T-Shirt (JM5252 : ドツメヘンリーネックTシャツ, Off White)』。サイズもMyサイズ S の在庫があり、買っちゃいました。
(帰ってからonlineショップを見てみると、カタログには載ってますが売り切れてますね)

それではジツブツを検分します。

カラーは Off White、真っ白(White)でもないし生成り(Kinari)でもないナチュラルなホワイトです。いわゆる普通のヘンリーネックTと違って首回りのリブがないのが特徴。アンダーウェア感がなくベースボールTに近い印象。

3つボタンのヘンリーネック

全体的なシルエットは普通のBoxタイプ。何となく少し大きい気がしたので手持ちの Dotsume Pocket T-Shirt (JM5870) と重ねてみたら、半回りくらい大きめのサイズ感でした(着丈1cm/身幅0.5cm/袖4cmくらい大きい)。

シンプルなBoxシルエットですが袖が長め

背中はいつも通りのプレーンなのですが、よくよく Pocket T と見比べてみると首から肩にかけてのパターンや縫製が異なっていました。当たり前のことなのかもしれませんが、単に胸元が違うという単純な話ではないのですね。

太陽光の下で見ると Off White ってやはり白ではないですね

首まわりはしっかりとバインダー処理されていてヘタれないようになっています。リブがないのですが、脱着の際にはボタンを開くことができるので伸縮性を担保する必要がないようで、天巾(襟ぐりの幅)を広げ過ぎることなく丁度良い塩梅です。

首まわりの縫製(ステッチ)が綺麗です

写真ではボタンの質感が判りにくいのですが、メタル・ボタンで最初からビンテージ風に加工処理されてます。掠れボタンだとおっしゃってました。

ビンテージっぽい金属ボタンを4つ穴クロスでガッチリ

前立てのスクエアな角が美しいですね。私はミシンを使ったことがないのであくまで想像でしかないのですが、直角に縫うのってかなりの技術が要ると思います。

前立ては型崩れしないようシッカリと縫製されてます

身頃は横割り。
そう言えば Dotsume H/S T-Shirt (JM5807) は裾両サイドにスリットが入ってましたが、Pocket T とこの Henleyneck T はスリット無しですね。

ヘム(裾)はガッチリとロック処理

わざわざ接写するものでもありませんが、コットン100% 日本製なり

漂白/タンブル乾燥/ドライクリーニングはNG

いやぁ~ やはりイイですね、Dotsume。
これからの季節は Dotsume !! 押忍!!

size : S (センチメートル表記)
身幅 … 52
肩幅 … 44
袖丈 … 29
着丈 … 66

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?