読了:「話す・聞く・書く」伝え方のシン・常識 半分にして話そう
読了:「話す・聞く・書く」伝え方のシン・常識 半分にして話そう
山川 龍雄(著)
【概要】
テレ東「ワールドビジネスサテライト」、BSテレ東「日経ニュースプラス9」
経済誌「日経ビジネス」、ネット「テレ東BIZ」
多彩なメディアで活躍中の経済キャスターが実体験で語る、ビジネス現場での伝え方
本書は、担当編集者とメディアにおける「伝え方」について議論した内容をQ&A形式にまとめたものです。伝え方に関連した書籍と言えば、「お勉強」という体裁のものが多いですが、本書はもっと気楽に、メディアの舞台裏を覗き見るような気持ちで、読み進めていただきたいと思っています。一読すれば、自然とコミュニケーション力が向上する、そんな効用のある本を目指して編集しました。
「話す」「聞く」「書く」という行為は、公私いずれの場面でも求められるスキルです。最新の伝え方の常識を知っておくことが、就活、恋愛、昇進、結婚、転職など、人生の節目を成功に導き、幸運をつかむための大きな武器となるでしょう。
【所感】
社内の「この人は話がうまいな」と思う人をもっと観察して、良いところを取り入れるべきだなと思いました。
会議で積極的に発言して良いという心理的安全性は、長々と話して良いことの免罪符ではない。
会議も人と人とのセッションなので話さないのは当然良くないとして、話しすぎてもダメ。
本書で言われている伝え方についての話は全て根底にあるのは「相手の立場に立って考える」、「どう見えているか意識する」ということだと思いました。ここはそのまま私がまだまだ努力して伸ばさなければいけないところです。
今回の大きな収穫として、テレビなど番組の見方が変わりそうです。
テレビは色んなリテラシーレベルの不特定多数に分かりやすく伝える必要があるメディアなので、特に司会者、キャスターがどのように場を構成して、伝わりやすさの精度を上げようとしているのかという観点でみると学びが増えそうです。
メモ
prep法を意識する
「説教、昔話、自慢話」は禁物
知識をひけらかさない、相手を立てる
背伸びはマジで意味がない
要約することと丸めることは違う
ユダヤの格言
「口は1つ、耳は2つ」
→「自分が話す倍だけ、他人の話を聞きなさい」
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