読了:目からウロコのコーチング なぜ、あの人には部下がついてくるのか?

読了:目からウロコのコーチング なぜ、あの人には部下がついてくるのか?
播摩 早苗 (著)

【概要】
せっかくコーチングを学んだのに、現場へいくと「あれ? ケーススタディが全く役立たない!」
――すっかり身近になったコーチングですが、本質を理解し、現場で活用できている人は少ないようです。
本書では、多くの経営者・管理者を指導してきたカリスマ講師が、「実際に使えるコーチング」を平易に解説。
「コーチの基本は、聴いて・受け入れて・質問すること」「ひとは他人から命令されても軽やかに動かない」「銀座NO.1ホステスに見るコーチング」など、ユニークな視点を交えながら、コーチングする側の心構えを中心に説く。

【所感】
コーチングとティーチング
よく並列で出される2つだが、どちらが良いかはケースバイケース
迷ったら、「あなたはどう思っているのか。」と質問をしてコーチングを優先する。
「答え」が相手から出てくればコーチングを優先する。
本書で学んだことは承認の大事さです。
働きぶりが期待に沿うかどうかと承認をセットにしてはいけない。
仕事の出来不出来に関わらず「承認」は行わなければいけないという。
ネグレクト(無視、軽視)ほど人間の行動を弱める罰はないと言います。
質問して、聴いて、受け入れる
この3つがしっかりできていればコーチングの話を進める手順を誤ることはないといいます。
まずは、「Iメッセージ」で今の仲間の「そのまま」を言語化して「存在を承認」することから意識して取り組むようにします。
また、「鏡になる」という考え方も勉強になりました。
「何度か、◯◯という言葉を繰り返しましたが、そこに何かありますか?」と意識をそこに向けるスキルです。
これはつい、自分の考えをバンと言ってしまいそうなので、意識しないと難しそうだなと感じました。
意識を自分に向けてあげることで、人は色々なことに気付き、自ら解決策に向かいます。
承認することで仲間を認めて、仲間が自分の価値を自分で認識して、その強みを力として発揮できるように働きかけていきます。
「何をすべきか」だけでなく「どうやるべきか」まで導くことが大事。
そして、その際はビジュアライズでゴールに臨場感を持たせていく。

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