読了:超・箇条書き

読了:超・箇条書き
杉野 幹人 (著)

【概要】
シリコンバレー、世界最高峰のMBAスクールINSEAD、戦略系コンサルATカーニー。
世界の最前線で、人や企業を動かす超一流は何をしているのか。
その答えは、「Bullet Points(ビュレットポイント)」と呼ばれる
“箇条書き”によるコミュニケーション。
まだ語られたことのない、そのエッセンスがここに!



【所感】
特に会議などで、相手に解釈、情報処理の負担をかけることなく、最短・最良の伝え方を身に着けたい。

超・箇条書きの3つのスキル
①構造化
┗相手が全体像を一瞬で理解できるようにする
②物語化
┗相手が関心をもって最後まで読み切れるようにする
③メッセージ化
┗相手の心に響かせ、行動を起こさせるようにする

最後まで読んで、もう一度最初の方のページに戻ったときに
正に本書の中身を体現するように、本書の内容が
冒頭に箇条書きで書いてあったことに気づきました。

①構造化
・自動詞(状態や現象)と他動詞(行為を表す)をわける

・ガバニング:頭出しのこと
スティーブジョブズで有名な先に「ポイントは3つ」と宣言してから紹介すること
⇒相手の頭の中に「これから伝えられること」を受け止める準備をさせる

②物語化
・イントロ作り:関心を引くフックをつくる

・MECE崩し
MECEで考えたものをそのままMECEで伝えるのはロジカルバカ
相手の立場に立って考えて、重要なことに絞る

・固有名詞
⇒相手が具体的にイメージしやすくなる

③メッセージ化
・スタンスを取る
┗当たり障りにないの内容は誰にも何も響かない

・隠れ重言を消す
┗これは結構やってしまいがちなので気を付ける
┗否定で意味付けするのはあり
ex.
・長時間労働に走るのではなく、生産性を上げる
・無難な道を選ぶのではなく、衝突をいとわない

起業のビジョンには2つの数字_「何を」と「いつまで」が大事

本書で一番響いたメッセージはこれ。
「無難」を選ぼうとする自分が最大の敵だ

要約みたいな感想文になってしまった。

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