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多様な社会にある共通点

今、盛んに問われている多様性。最近ではダイバーシティインクルージョンなんて素敵な横文字で、多様性を考慮した社会を作ろうと声高に言われています。

私も多様性はこれからの社会で最も考慮すべきことだと思っています。何故ならば、未来はもっといろんなことが複雑に混在すると思うから。

例えば人種。単民族国家と言われた日本も、帰化している人も増え、今や多民族国家。街を歩けば、沢山の多国籍な人々と出会います。少子超高齢化社会となった今、人材不足が叫ばれ、他の国に助けを求めることも選択肢の一つとなっていて、今後より多国籍人種が集う社会へと変わっていきそうです。

一方で、多様性は最近考えるべきトピックになったのではなく、歴史的にもご近所レベルで考えなければいけない課題であったはず。例えば身分しかり、地域差、性差と、人々を悩ませてきた違いがあります。

現時点の世界では、この違いを把握することが何となくできていて、どうやって解決していこうかなと考える機会が増えてきているとは思います。しかしながら、「違い」に焦点をあて過ぎてはいないかなと思うことはあります。「違い」は、時に人と人の間に壁を作る可能性がある。焦点を当て過ぎることで、違いを受けいれられなくなる気がします。

でも、「共通点」はどこかプラスなイメージ。壁を少し低くすることができ、共存に向けて一歩を歩めそう。「違い」と「共通点」を識ることで、何かヒントを得られたら。そんな風に思います。

世の中の「違い」は沢山あります。私も受け入れがたい「違い」も沢山あります。一つずつクリアしていくためにも、考えていきたいと思います。



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