IT機器の進化とタスクシュート
はじめに
最近は親の介護をしながら転職活動を進めているやまもとです。
今回は、私はAI推進派でも否定派でもありませんが、世の中のIT機器が進化し、AI(人工知能)が成長を遂げると、タスクシュートもそれに合わせて進化したらどうなるだろうというような空想を記事にしてみました。
1.IT機器の解析機能が進化する
最近Appleのスマホ、iPhoneも15が出はじめ、MicrosoftのWindowsには、AIが搭載されはじめましたよね。
今後、IT機器はどのように進化するのでしょうか。
私は、今後IT機器で、「カメラで人間の行動を解析する機能」がもっと発達したら、面白いのではないかと考えてみました。
2.アニメは進化がはやい
現在、カメラで人間の行動を解析する機能として実現しているものとしては、病院やスーパーなどでみられる体温測定機能が身近ではないでしょうか。
アニメのなかではもうかなりAI(人工知能)が人間の行動を判断しているシーンをみかけます。
例えば、「PSYCHO-PASS」というアニメでは「人工知能が犯罪を犯す危険性を示す「犯罪係数」という数値を感知するシステム」があります。
すでにイギリスの警察ではテスト段階という記事もあります(5年前の記事なので古いですが・・)
「PSYCHO-PASS」の「犯罪係数」感知システム
最近の例ですと、アニメ「ニーア オートマタ」では、「ポッド」という「随行型支援ユニット」が、常に支援対象である人間(アンドロイド)に随行して、行動の観察・記録をして、本部へ報告しています。
「ニーア オートマタ」のポッド
3.空想Ⅰ「タスクシュートのプラン作成、ルーチン最適化」が進化するとどうなるんだろう
タスクシュートのプランの作成、ルーチンの最適化は、IT機器が進化するとどうなるでしょうか。
私なりに空想してみました。
朝起きて、私がAIにプラン作成を指示すると、AIが以下のようにプラン作成とルーチンの最適化を提示してくれるとします。
①新規ルーチン作成
AIが賢くなって、人間の行動を観察するレベルがあがらないと、上記の「ダメな例」のようになってしまうのではないでしょうか。
まあ、AIが提案したルーチンタスクを確認してみた段階で、気に入らなければ消せばいいのですが。
それにも限度があるので、見当違いのルーチンをたくさん作成されると削除する手間がかかって大変です💦
②既存ルーチンの変更・削除
この「ダメな例」は怖いかもしれない。勝手に消されたら、タイムカードの打刻漏れになる!
③カレンダーから自動抽出してプラン作成
素晴らしいですけど、自動で複数のカレンダーから登録してくれる機能は既に今の「たすくま」でカレンダーアプリと連携すればできてますよね。もっと使いやすいものになればいいですね。
④プロジェクト管理ツールから自動抽出してプラン作成
プロジェクト管理ツールからの自動抽出も既にアプリ連携により一部できている機能ではあります。
でも、今後もっと便利になればいいですよね。
上記の「ダメな例」は、プロジェクト名だけ書いてあるので、抽象度が高く、実行しづらい名前のタスクになっています。
(人によってはこのほうが良いというご意見もあるかもしれません。私も最近タスク名を都度考える苦労がなくなるのでコチラ派かも)
「OKな例」は、行動する内容が詳細化されているのでとても動きやすいですよね。この例では、「今、このプロジェクトはA社のX工程完了待ちの局面だから、次の一手としての今日のタスクは、A社への進捗確認だ」なんてところまで思考してくれています😊
4.AIの提案したプランが、自分のやりたいと決めたクローズドリストからほど遠いものだと意味がない
タスクシュートのプランは、予定ではなく、上から順番に実行していく候補リストでしかありません。
加えて、その時の気分や状況で、脱線や割込みが発生する余地があります。
でも、タスクシュートのプランというリストは、自分が1日のうちにやると決めたリストであり、日々のシミュレーションを元に、日々精度が高まっていくリストです。
そのため、AIの提案が、自分のやりたいと決めたクローズドリストからほど遠いものだと自分でリストを作ったほうがよいとおもってしまいます。
例えば、あまりにも非現実的なタスク名やルーチン名になると、人間側で修正や削除が大変ですからね💦
このあたりのAIの「賢さの成長」に期待します!
5.空想Ⅱ「タスクシュートのタスクの実行(ログの記録)」が進化するとどうなるんだろう
私は、AIがカメラ機能を使って、人間の行動を観察して、
と対話型できいてくれると助かるなと空想しました。。
でも、よく考えてみたら、これは都度質問されたらかなりうっとおしいです!
それに「いいえ」の時は、手動でログに名前をつけて記録しないといけないし。。
他のケースを考えてみると、
といったステップを考えても、手間がかかりそうですね。。
6.タスクシュートの醍醐味、時間的豊かさを得るためには、まだまだAIに委ねられない部分がある
冒頭に書きました通り私はAI推進派でも否定派でもありませんが、現時点ではやはりタスクシュートのログ記録は、「AIに頼らず自分で自分の行動に名前を付けて記録する」を手動で行うのが一番だと思いました。
理由は、AIの賢さが満足のいくレベルに達していないことと、タスクシュートを利用していて、人間が作業することで得られている効果が、AIに作業を委ねることで同様に得られると感じられないからです。
タスクシュートにおいてログを記録する目的は、
などがあります。
現段階でログの記録をAIに委ねると、「自分の視点で現実世界をみて重要だと感じた情報を記録することの重要さ」が損なわれるのではと感じます。
加えて、「イマココへの集中力増加」の効果が損なわれるのではと感じます。
現状、タスクシュートの使い方をマスターして継続利用している方は、タスクの実行(ログ記録)を、(人間が自分で)おこなえば、タスクシュートの効果は感じられています。
タスクシュートの使い方を学んでいる途中の方は、タスクの実行(ログ記録)の行為そのものがめんどくさいと感じられるかもしれません。
具体的には、人間側が各個人で最適な「タスク名を命名」し、「開始」と「終了」を手動でおこなう行為の部分です。
慣れれば、というか、一度でも効果が感じられれば、めんどくさくなくなると思うのですが、タスクシュート継続の障壁となっているかもしれませんよね。
まさに、ログ記録のめんどくささって、AIに委ねられれば楽になりますよね。
しかしながら、ログの記録作業をAIに委ねてしまうと、タスクシュートの効果(イマココへの集中力を増加させ、時間的豊かさを感じ、自分がいま何をしているかを意識的なものに気づかせてくれるという効果)って得られるんでしょうか。。
私は、まだまだAIに委ねてしまうと得られない部分だと感じています。
(もちろん、今後AIが賢いものに成長するのかもしれませんが、現段階ではまだまだだと感じます)
おわりに
今回は、今後、世の中のIT機器が進化して、タスクシュートもそれに合わせて進化したらどうなるだろうというような空想を記事にしてみました。
あくまで空想なので、実際のタスクシュートの機能や仕様とは全く関係がないことを、ご了承いただけると幸いです。
今後も面白いと思える記事を書いていきます!
タスクシュートについてはこちら
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