介護タスク「薬チェック」とタスクシュートの状態イメージ
はじめに
涼しくなったので心身の調子が快調なやまもとです☆
今回は、介護タスクの中でも家事系ではなく、看護系のタスクである、
「薬チェック」について、記事にしました。
「薬チェック」について、タスクシュートがどのように効果を発揮しているのかをあらためて深堀りしてみました。
さらに、タスクシュートで得られる効果について、3つの状態にわけてイメージ図を作成し、理解を深めてみました。
1.振り返り
私の母は、2023年4月より歩行が困難な状況となり、私はすぐに実家に戻って母と同居し、介護生活を始めました。私は東京で会社員をしていたので、実家の大阪へ転居し、週一でテレワーク勤務を続け、8月末で会社を退職し、現在は介護に専念しつつ、在宅勤務で働ける会社を探しています。
2.毎晩おこなう「薬チェック」
前回のブログでもご紹介しましたが、私は毎晩「薬チェック」というタスクを実行して、母が薬を問題なく服用しているかや、血圧などをチェックしています。
チェックの記録先は、病院からもらう「日記ノート(紙媒体)」を使っています。
役割としては、母が日中に上記ノートに記録した内容を、私が一日の終わりに問題ないかチェックしています。
ちなみにチェック項目は以下の通りです。
3.「薬の飲み忘れ」というアクシデント
今まで「薬チェック」を実行してきて、素人では影響がわからず不安になるアクシデント、「薬の飲み忘れ」が何度かありました💦
この飲み忘れた薬は、治療時の痛みを抑える薬で、幸運にも、治療時に痛みが発生しなかったため影響はありませんでした。
母が薬を飲み忘れた理由は、身体が不自由なため普段ほとんど外出をしない生活だったところから、今回通院のため毎日出かけるようになり、心身にそこそこハードルの高いダメージを受けるイベントとなり、薬の服用まで頭がまわらなかったのです。
私のほうは、寝る前に薬チェックする以外は母に任せきりだったので、残念ながらこの飲み忘れに気づくことはできませんでした💦
この「薬の飲み忘れ」対策としては、毎日薬を服用する時刻に母に飲むことを忘れていないか確認するタスクを追加しました。
「薬の飲み忘れ」はそれ以外発生していませんので、「薬チェック」タスクの実行サイクルは引き続き一日1回だけ、寝る前におこなうサイクルで実行しています。今後、毎日服用する薬で飲み忘れが発生したら、実行頻度を増やしていこうと思います。
その他、薬の副作用で血圧が高すぎたり低すぎたり、血圧を測り忘れたりというのがありましたが、この半年で数回程度なので気にするまでもない状況です。
引き続きタスクシュートを使って色々工夫しながら介護タスクを進めていきます。
4.「薬のチェック」タスクシュートにできること
今まで見てきたような、薬を服用したかチェックしなければならないタスクに対して、タスクシュートは何ができるでしょうか。
①チェックのし忘れを防止できる
「薬チェック」タスクを「毎日おこなうルーチン」として登録しておけば、チェックのし忘れを防止できるので安心です。
朝起きて一日を始める時に、タスクシュートから「今日はこんなタスクが実行候補リストとしてあがっているよ」と教えてくれるようになります。
そのため、自分が決めて確定させる1日のプランからこの「薬チェック」が漏れることを防いでくれます。
②チェックしたい特定の時間帯を決めることができる
気になる薬の服用時間帯に、薬チェックを実行できると安心ですよね。
そのためには、ルーチンの「セクション」や「開始予定時間」を指定することで、ルーチンを実行する時間帯を制御します。
例えば、「毎朝10時に服用しなければならない薬」があるとします。
この薬について、「最近飲み忘れが発生してきた」場合、気になるので薬チェックをしたいと思いますよね。
そうすると「薬チェック」タスクを、「朝9時~10時のセクション」に登録するようにします。
③「いつ異常が発生したか」簡単に振り返ることができる
「薬チェック」タスクの実行記録をつけていき、症状の異常が発生したら「コメント」のところに「症状の異常が発生した内容」を書いておきます。
そうすることで、後で「異常発生日時と、その内容」について、簡単に振り返ることができます。
5.タスクシュートの状態イメージ
ここでは、タスクシュートから得られる効果について、3つの状態(タスク実行中・プラン作成時・日次レビュー時)に分けて説明します。「薬チェック」タスクのし忘れ防止と時間帯設定は、3つの状態のうち「日次レビュー」でおこないます。
①タスク実行中
このイメージ図は、プラン作成後、先送りゼロを目指してタスク実行中の段階におけるイメージ図です。つまり一日の途中でタスク実行中のイメージになります。
タスク実行中に得られる効果は以下の通りです。
※こちらの図は、以前のブログ「ChatGPTとタスクシュートの工夫のしどころについて」でご紹介していました。
②プラン作成時
このイメージ図は、プラン作成時のイメージ図になります。
プラン作成時に得られる効果は以下の通りです。
「青色(未来)」の効果が、「プラン作成」に対する効果となります。
1日のはじまりにおこなう「プラン作成」は、「今日やると決めたタスクリスト」を作成するタスクです。
タスクシュートでは、プラン作成で、毎日1からリストを作成しなくてもよいしくみになっています。
これがプラン作成に対する効果となります。
タスクシュートが「候補リスト」を出してくれて、それを元に作ることができるため、手間がかからず作成できるんです。
③日次レビュー時
このイメージ図は、日次レビュー時のイメージになります。
この記事でとりあげた「薬チェック」のためにタスクシュートにできることとして、記事の上の方にある「①チェックのし忘れを防止できる」「②チェックしたい特定の時間帯を決めることができる」という効果の場合、頭に描くべきイメージは、「日次レビュー時」のタスクシュートの状態となります。
①も②もルーチン設定に関する効果で、ルーチン設定の見直しは、日次レビュー時におこないます。
具体的には、今日1日記録したログをレビューして、ルーチン設定を追加、削除、修正をおこないます。
ちょっとわかりづらいですが、このログをレビューできることが、日次レビュー時の効果です。もしログがなければ、ルーチンの最適化(設定の追加/削除/修正)は難しいでしょう。
日次レビュー時に得られる効果は以下の通りです。
おわりに
今回は、「薬チェック」という介護タスクについて、記事にしました。
タスクシュートの状態イメージ図を作成することで、状態ごとに得られる効果に関する理解が深まりました。
同じタスクリストでも、状態が異なると、得られる効果は違ったものになるんですね‼
引き続き面白い記事、共感を得られる記事を書いていきます!!
タスクシュートについて
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