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HSS型HSPとお金の付き合い方のコツ5選

HSS型HSPの好奇心は自由奔放です。面白そうと思った瞬間には行動に移っていることが多いのではないでしょうか。まさに、猪突猛進。一方で、興味が失せると関わることも苦痛で、次の興味に突き進んでいたりします。自分でも怖くなるくらいのノーコントロール、好奇心の暴走、と言うべきでしょうか。

この奔放な好奇心からHSS型HSPは一つの職業に長く就くことが苦手なようで、転職を繰り返している方が多いようです。しかも、転職先は今までとは全く違った業界を選びがちです。まさに好奇心の暴走です。
これらの特徴から、HSS型HSPの方は安定した収入が期待できず、経済的な不自由を味わうことが多いように見受けられます。お世話になっているHSS型HSP専門のカウンセラーも、HSS型HSPであれば人生で一度は経済的不自由を味わう確率が高い、と仰っていました。

そんなHSS型HSPの特徴をわきまえて、私の経験をもとに、お金とうまく付き合うコツ5選をあげます。

1. 計画が苦手とわきまえる


蓄財や投資などに計画性をもつことは必須と言われます。そして、HSS型HSPの自身と長年付き合ってきていれば、計画をたてることの重要性は十分わきまえています。しかし、いかんせん、HSS型HSPは計画に従うのは苦手なのです。好奇心が奔放に働いて目の前のことに動かされることが多いため、計画した長期計画の通りにはなかなか動けないのです。そんな特徴に毎回辟易して落ち込みます。

しかし、計画に従えないのはHSS型HSPの特徴の一つです。身についた特質の一つで変えるのは難しいようです。それならば、計画に従うのが苦手なことを先ずはわきまえましょう。そんな自分だからどうするか、という発想に転換しましょう。同じことを繰り返して毎回落ち込んで時間を無駄にするよりも、有効な手段を考えて行動に移しましょう。個人的には、大まかな人生計画を立てておいて、好奇心が移った都度に計画を変更するように心がけています。

2. 職業は5年単位で変わる


キャリア形成とは一つの領域を軸に専門性を高めてゆくことが世間での正解です。しかし、HSS型HSPには、一つの領域で居続けることが難しいのです。興味を失った職業を続けることはHSS型HSPには大きな苦痛です。世間の正解の視点からいうと、この考えは軽んじた無責任な行動ですが、HSS型HSPには変えられない特質の一つです。実際に、HSS型HSPは職業を5年程度で変える方が多いようです。
特質の一つとして、転職はありうるものとして心しておきましょう。個人的には、転職して3年目ごろから次の職業を探し始めています。

3. 収入ポケットを増やす


定職に長年就くのが難しいHSS型HSPにとっては、在籍年数により給料を増やすといった年功序列のような収入を期待するのは難しいです。メインとしている職業からの収入を安定して得ることが難しくなることも想定して、収入のポケットを複数もつようにしましょう。理想としては、最低3つの収入ポケットを目指したいとことです。

4. 衝動買いの予算を準備する


好奇心が旺盛なので、新しいことに興味がわくと挑戦してしまいます。挑戦の家庭では経済的負担が発生することも十分考えられますので、事前に衝動買いの費用を計画に入れておきましょう。私の場合は、毎年決まった金額を衝動買い費用として事前に確保しています。

5. 金融知識のスイッチを探す


お金との付き合い方を改善したければ、金融リテラシーの向上は大変役に立ちます。とは言え、難しい用語と数字ばかりでどこから手を付けていいか分かりにくいものです。
個人的なお勧めは、Youtubeなどの動画サービスで金融リテラシーと検索して動画を見ることです。今までに困ったことを検索してもいいと思います。ご自身の好奇心が引っかかるポイントをさがしてください。そこからHSS型HSPの旺盛な好奇心でどんどん深堀りしていけます。

ただし、金融教育ではあやしい情報サイトも多く見られますので、HSS型HSPの好奇心を悪用されないよう、料金が発生する場合は十分な検討を行ってください。


HSS型HSPの方とお話しする機会があり、経済的不自由を経験された方が多いことに気づきました。しかし、同時に気づいたのは、その困難を克服している方が多いということです。むしろ、その経験が人生の大きな転機になったと仰る方もいらっしゃいました。
HSS型HSPの方は、好奇心の通りに生きることができる図太さを持った生命力が人一倍強い人種だと思います。それが故に、疎外感や孤独感を感じることがあるかもしれませんが、同じことで悩みながら、でも図太く生きている方がいます。
もし現在経済的に苦しい体験をされていたとしても、図太い生命力を持った自分を信じて突き進んでください。必ず乗り越える道を見つけられるはずです。

皆さんの心のモヤが少しでも晴れることを祈っています。

ご質問やご指摘などがありましたら下記までご連絡ください。
Instagram @murmurhsshsp

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