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Hola!Amigos!Buenos dias!!

木曜日担当カルロスです。

前回、僕の子供について書いたのですが、子供に携わる仕事をしている方からも、共感していただくメッセージをいただきとても励みになりました。
Noteを通じて、自分の経験や学んだことを伝えていけると嬉しいす!   

今回は、僕の母国の結婚へのステップについてお話ししようと思います。
僕の生まれた国では、結婚する前に神父様より結婚講座(のようなもの)をうけるステップがあります。
簡単に説明すると、結婚観や夫婦の在り方などのいくつかの項目を、数回に分けてお話しを聞き、夫婦になる前に、これからどんなことが待ち受けているのか、心構えをしておく。といった感じです。

それでも結婚というものがしたいのか、本当にこの人をパートナーとして選ぶのか。
『結婚への決意最終確認』をし、最終的に神父様が2人の決意を見極め、結婚証明書というものにサインを頂くというものです。

僕は日本で結婚したので、本来なら区役所に婚姻届けを出せば、すぐに夫婦になれるのですが、奥さんとも相談し、せっかくの経験だし結婚講座というものを受けてみようということになりました。

結婚講座は、僕と奥さんと神父様(日本に来てから大変お世話になっている方)の3人で行われました。
今日は、その結婚講座のなかでも、特に印象に残った1つを紹介したいと思います。
それは、子供を育てることについてのお話です。

『子供を育てることは、苗木から木を育てることに似ている。
小さいうちは、水をこまめにやり、肥料をやり、手をかけて育てる。
そのうちに、たくさん手は取らなくなるが、幹が曲がらないか常に目をかけ、曲がりだしたことに気付ける目を養っておく。
幹を、太く大きくまっすぐ育てることで、無数の枝分かれができ、たくさんの果実を実らせることができる』

当時はまだ、子供も生まれていませんでしたが、そんな僕にもとてもわかりやすく、なるほどと感じるお話でした。

曲がっている幹が良くないというものではなく、これは可能性が広がるという話なのだと思います。

まっすぐ育った大きな枝ぶりの木も圧巻ですが、曲がりくねった幹にも味があり、その木にしかない良さがあります。

しかし、どちらにもいえる大切なことは、根を腐らせないこと

根が腐らなければ、何度だって再生します。
植物と人間、生きているものの共通点だと感じます。


ネイティブ・アメリカンに伝わる子育てに大切なことにも、とても共感しました。
乳児はしっかり肌を離すな
幼児は肌を離せ 手を離すな
少年は手を離せ 目を離すな
青年は目を離せ 心を離すな

最後まで、心は離さないでおくというところに、愛情の深さを感じますね^^

それでは、また次回お会いしましょう!
カルロスでした!
Gracias!Chao!!

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