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団欒料理人を訪ねて②

団欒の場を作る料理人という方がいるとお聞きしてからずっーと気になっていた“団欒料理人”に会いに、念願のku;belへ行ってきました。

早朝の便で飛行機で香川へ向かったのですが、
まさかの霧で着陸できず!優雅な空の旅を2度も味わって夕方にやっと到着。(ラッキー!)

この霧で着陸できず〜😂

空港から1時間ほど、車を走らせるとku;belに到着しました。車を降りると目の前は秩父浜。のびーっと気持ちの良い空気感を吸って、仁尾の空気を感じました。

気持ちの良い空気を吸って…

ku;belのオーナー浪越さんは秩父浜を見渡すことができるカフェcafe de flotsも運営されていて、そちらのキッチンで初対面!ご挨拶すると、柔らかくて落ち着きのある声であたたかく出迎えてくださいました。

私たちは飛行機の遅れによって予定よりも5時間遅く到着。そのため私たちは夜の団欒に向けた調理のお手伝いをすることができず、調理の進み具合は想定外に遅れている状態だったはず。遅れている、という状況はとても焦ります。浪越さんもきっと焦っているだろうと…思いきや、浪越さんはゆっくりコーヒーを淹れ始める。「こういう時こそゆっくりコーヒーを淹れて落ち着くことが大切。」コーヒーを淹れる時のポイントは脱力。お漏らししちゃうくらい力を抜いて(笑)、ゆったりとした気持ちでコーヒーを淹れる。

脱力コーヒー☕️



料理をしていると、
戦場のような空気感になる時と
和気あいあいとした楽しい雰囲気になる時があります。時間が迫っていたりして心に余裕がないときの料理場は殺伐とした空気感と無言の重圧がのしかかります。逆に料理を楽しめる余裕ある状況というのは、何気ない会話が弾んで場が和みます。

焦るような出来事があっても動じず平常心を保つ浪越さん。何がこんなにも浪越さんの心を安定させるのか。この時はただただ浪越さんのに圧倒されていて、浪越さんの心の安定の謎はまだ疑問のままでした。

👉次回「団欒の時間」の振り返り〜


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