見出し画像

HSPはマリッジブルーになりやすい?

素敵なプロポーズ、夢見た結婚!
あれ、でも入籍が近づくとどんどん気持ちが沈んでいく、、これが、、マリッジブルー??

頭の中が不安でいっぱいになって、つい結婚を投げ出したくなるHSPの方は多いのではないでしょうか。

私自身、結婚が決まって幸せを感じたのも束の間、、

「こんな忙しい時期に退職したいなんて言い辛い、、」
「顔合わせのお店選び難しい、、」
「本当に結婚相手は彼でいいのだろうか、、」

結婚が決まってからは、正体不明の不安に駆られる毎日を過ごしていました、、


マリッジブルー


結婚を控える女性がなりやすい“マリッジブルー”。

よく耳にする言葉ですが、一体どのような現象なのでしょうか。

マリッジブルーとは、結婚前や結婚直後に落ち込んだり、不安になったり、憂鬱になってしまう症状のことをいいます。

男性、女性共になる可能性はありますが、苗字が変わったり、仕事や転居の変化などがある女性の方がマリッジブルーになりやすいと言われています。

具体的には以下のような症状がみられます。

【精神的症状】
気分が落ち込み、不安感に駆られる。
イライラする。

【身体的症状】
頭痛、吐き気、不眠、食欲不振
身体がだるくて起きるのが辛い。
ふとした時に涙が出る。

マリッジブルーになる理由

では、結婚が決まって幸せなはずの女性達はどうしてこのような症状に陥ってしまうのでしょうか。

マリッジブルーの原因は人それぞれです。

・環境の変化への不安

結婚をきっかけに仕事や住む環境が変わる方は多いと思います。

親や、友達もいない慣れない土地に引っ越す方、初めて実家を出る方、初めて他人(パートナー)と同棲する方、、転居をきっかけに職場も新しくなるという方もいるのではないでしょうか。

変化に敏感な人は、このような引越し、転職に大きな不安を感じてしまうのです。

・パートナーへの不満

実際に同棲してみたら、パートナーの嫌な所がやたら目についてしまったり、結婚式準備などに非協力的だった場合、「この先この人とやっていけるのか」と不安だと感じる人が多いようです。

「プロポーズを受けたけれど、
実際に家族になる想像がつかない。」

「パートナーのことは好きだけれど、
夫として家族として少し頼りない。」

など、結婚を決めたもののパートナーとの未来を考えられなくなってしまうのです。

・経済的不安

「パートナーの収入が低く、
生活が苦しいのではないか。」

「仕事を辞めたいが、
共働きでないと経済的に厳しい。」

など金銭的な面で不安を抱える人も多いようです。

特に、周りに結婚して専業主婦になった友人や、経済的に余裕がありそうな友人がいたら比較してしまい、その度に落ち込んでしまうのです。

・親族への不満

これから家族となる、義実家と上手く付き合っていける自信がなくなったり、結婚式準備で親族と意見が食い違ってしまう場合などにも結婚に対してネガティブになってしまう人が多いようです。

HSP×マリッジブルー

HSPの方はその気質から、さまざまな刺激を感知しやすく不安や恐怖を抱きやすいと言われています。

”幸せ”の象徴とも言える結婚というイベントは、HSPにとっては不安要素が多いため、マリッジブルーが他の人よりも重くなってしまう傾向にあるのです。

例えば、顔合わせなどでもちょっとした事がきっかけで「義母に嫌われている?」「妻として失格?」など思い込みが激しくなったり、

「子供ができたら仕事はどうしよう。」

「引っ越したら子育て
出来る環境なのだろうか。」

とまだ考えても仕方がない未来の事まで妄想してしまうのです。

こんな妄想を続けていたら、
心が持たないですよね、、

しかし、物事を深く考える、繊細なHSPだからこそ、マリッジブルーを機にパートナーについてもう一度考えるべきなのかもしれません。

次項、『マリッジブルーを機に考えたいこと。』で詳しくご紹介します!

マリッジブルーを機に考えたいこと

HSPを含め、多くの女性は上記のような理由でマリッジブルーになってしまうわけですが、実はその半数以上の人が

”時間が解決してくれた”

という声があがっています。

しかし、これは果たして本当の解決と言えるのでしょうか。

結婚準備が進むにつれて、やることが多くなり悩んでいる暇がなくなっただけ、、

つまり、臭いものに蓋をしてしまっているのではないでしょうか。

マリッジブルーで感じた”違和感”は後々の結婚生活でも”しこり”のように残ってしまうことが多いのです。

このしこりを残さないように、”今”解消しておく必要があるとは思いませんか?

ここからは、マリッジブルーを機に考えたい4つのことをご紹介します!

・”結婚すること”に囚われていないか?

年齢や友人達の結婚ラッシュが理由で、【結婚】に執着しすぎてはいませんか?

結婚=幸せというイメージが世間には浸透していますが、【結婚】自体が幸せなのではなく、結婚生活を豊かにすることで幸せを感じることができる。のではないでしょうか。

本当に今のパートナーと一生一緒に居たいのか、困難があっても2人で幸せを築いていこうという気持ちがあるのか自分に問いかけてみてください。

・家族になるイメージがついているか?


恋人と夫婦の関係性は全く異なります。

恋人は、常に自分たちの事だけ考えていればいいですが、夫婦はお互いの親族をことも考えなければいけません。

結婚するということは、全く別の環境で育った他人同士が”家族になる”ことですから、価値観、考え方が違って当たり前なのです。

結婚前にもう一度、パートナーを含め、パートナーの親族と一生付き合っていけるのか、覚悟を決めるべきです。

・パートナーの収入で本当に満足いっているか?

相手の事がどれだけ好きでも、結婚したい気持ちがどんなに大きくても、これから2人だけで自立して生活していくにはある程度のお金が必要になります。

あなたの理想の生活水準はどれくらいですか?

その水準を満たす経済力は彼にはありますか?収入は?貯金は?浪費癖は?借金は?結婚式をして、引越しをして、家具を整えて、新婚旅行に行って、、直近でも相当なお金がかかります。

お金に余裕がないと心にも余裕が無くなります。

金銭面は簡単にどうにかなる問題ではありませんので、もう一度よく考えてみて下さい。

・パートナーとは対等な関係か?

夫婦は対等な関係が当たり前だと思われがちですが、実は上下関係のある夫婦は意外にも多いのです。

会社の元上司であったり、亭主関白な人であった場合、上からものを言われたり、こちらから意見を言い辛かったりします。

特にパートナーのことが、大好きで尊敬しているから結婚相手に決めたという方はお互いが対等の関係であるか再確認してみましょう。

いつも偉そうで、従わないと怒られるなど心当たりがある方は一度周りに相談してみてください。

あなたの普通は普通ではない可能性があります。

もし上下関係がある状態で結婚しては、あなたは一生モラハラに耐え続けることになります。

まとめ

結婚は一見華やかで、幸せの絶頂というイメージですが、実際の結婚生活は苦労の連続です。

マリッジブルーはそのほんの予兆にすぎません。

特に、相手に合わせてしまうHSPの方は、今のパートナーがあなたの気質を理解してくれる相手なのかをこの機会に改めて考えてみましょう。

マリッジブルーになってしまったということは、心からのSOSが出ている証拠ですので、これを機にとことん自分の感情と向き合ってみてあげてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?