看護師の年収が高いって噂は本当?現役看護師が答えるリアルな年収
看護師の皆さんの尽力は、医療現場において不可欠な存在です。しかし、同時に自身のキャリアや生活の安定も考える必要がありますよね。そこで注目すべきポイントの一つが、看護師の平均年収です。
この記事では、看護師の平均年収について掘り下げながら勤務形態、経験年数や資格の取得などの影響についてもお話ししていきます。
看護師の平均年収を明らかにしながら、今後のキャリア形成について一緒に考えていきましょう。あなたの将来の展望や収入面についての不安も少し解消されるかもしれません。
1.看護師の平均年収
2.資格と役職手当について
3.職種や経験年数による違い
4.年収を上げたい人は必見
看護師の給与は高いとよく言われますが、その内訳について詳しくみていきましょう。
●基本給
●家族手当
●住居手当
●役職手当
●交通費
●資格手当
●夜勤手当
●特別手当
上記が看護師の月収に含まれています。『夜勤手当』は月給の約10%を占めており施設によって前後しますが、平均6,335円/日の手当がついています。『特別手当』とは精神科や放射線科、手術室の看護師につく手当で、月平均1〜2.5万ほどとされています。
1.看護師の平均年収
厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は約496万円でした。これは女性の全職種の中で26位とかなり上位に位置しています。
男性看護師の平均年収は約518万でした。女性看護師と比べると月収約1万8千円、年収にすると約22万円の差があることがわかりました。
2.資格と役職手当について
看護師の資格手当は給与アップに繋がるのでしょうか?下記の資格を取得した場合の手当についてまとめてみました。
資格手当の相場は約3千円〜上限約1万円程度のため、病院や施設によって変わりますが大幅な給与アップは見込めないでしょう。
続いて看護主任や看護師長の役職手当についてもまとめてみました。
役職手当も病院や施設によって多少前後しますが、平均は数万円とされています。こちらも同様に大幅な給与アップではありませんが、これに加えて経験年数に伴う昇給も見込めるため収入は増加すると思われます。
3.職種や経験年数別の平均年収
看護師の平均年収は約496万となっていますが、企業看護師や訪問看護師、デイサービスなどに務める看護師の平均年収の差を表にまとめてみました。
訪問看護師は夜勤がない分、病棟の看護師に比べて平均年収は低い傾向にあります。しかし管理者などの役職に就くと約50万〜100万円ほどアップする他、オンコール手当として約1,000〜3,000円ほどプラスされることがあります。
今現在、在宅療養が増え訪問看護師の需要がかなり高まっています。そのため在宅への「診療報酬」が手厚くなり、給与面の待遇はかなり良くなっています。
次に年齢別(経験年数)の平均年収についてまとめてみました。経験年数に伴い年収がアップしているのは、主任や師長などの役職を担う看護師が多いため役職手当の影響だと思われます。病院によっては勤続年数に合わせて、昇給制度を取り入れている病院もあるため年収もアップしているのでしょう。
4.年収を上げたい人は必見
ここまで看護師の経験年数や職種別での平均年収を見てきましたが、あなたの職場はどうでしたか?正直、年収に不満がある場合はほとんどが転職することによって解決します。
私は新卒で大学病院を退職し、訪問看護師として勤務しています。先程の表で訪問看護師は看護師の平均年収を下回っていましたが、実際には年齢別の平均年収を上回っているのも事実です。そのため看護師の転職は専門のエージェントに相談し自分の希望に合った求人を見つけてもらうのが一番オススメです。
求人サイトに登録をして、話を聞くだけでも参考になるので、ぜひ無料相談してみてくださいね!
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まとめ
職場の人間関係も良好で、在宅利用者様やご家族との信頼関係をゆっくり丁寧に築ける点にすごくやりがいを感じています。
ですが看護師は給与だけではありません。自分の描く将来のキャリアプランに合っているのか、どういう働き方をしたいかということも含めて転職活動をしていくのが一番です。
看護師の皆様、いつもお疲れ様です。
これからも一緒に頑張っていきましょう✴︎
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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