自分を知る
自分は繊細で小さなことにくよくよする。言いかえれば、小さなことにも気を使うことができて、こころ配りができる優しい人ともとらえられる。(あっ。自分で優しい人とか言っちゃうわたしがいてもいい)
それなのに、「おまえはなにをやっても細かい。」「そんなことを気にするなんておかしい」など、繊細な気質を否定されることが多かった。
自分でもこの繊細なところを治して、心を強くしようと長年がんばっていた。
特に小中学校時代は水泳部で猛練習して、体育会系に馴染もうとがんばっていた。
泳ぐのが速かったので賞を取ることも多かったけれど、今思えば競争とか好きじゃなかった。いい順位を取れると親に存在を認めてもらえると思い込んでいただけで、水泳をがんばっていたのかもしれない。
自分が車だとして、その車の特徴を知らずに走ろうとしていないか?
例えば、自分が軽トラックだとする。
レーシングカーに憧れて絶対速く走れるって思い込んで、サーキットでレースをする。でも軽トラックだから当然遅い。競争相手にもならない。やっぱりもっとがんばらないと、、エンジンを改造しなくちゃならないってできないことを悩む。
軽トラックがエンジンを改造しても、レーシングカーのように速くは走れない。軽トラックの目的は、荷物を運ぶことができて細い道でもスイスイ走れること。配達とか農家さんとか、軽トラックを必要な職種な人も多い。
軽トラックには軽トラックの良さ、特性がある。
それと同じで、自分は本当は繊細なのに、大胆な行動が得意な外交的な人になろうとしていないか?外交的な人は目に見えやすい結果が出て、憧れるなぁ。
世間的には外交的で目標を持って結果を出していく人が良し!とされているけれど、すべての人がそうなれるわけではないのだから外交的になれなくてもいい。いやぁ。がんばってもなれないし、、
自分はどんな特性を持っていて、なにが好きでなにが嫌いか?
自分は軽トラックかレーシングカーか?
はたまた、軽自動車? ファミリーカー?
トラック?
なんだろう。
苦手なことはなにか?
すんなりとできることはなにか?
好きで夢中になることはなにか?
自分の喜ぶことを自分に体験させてあげるのは、自分だけしかいないから、自分をもっと知って、自分らしくすごしていきたいな。
今日もありがとう。
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