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『かもめ』 感想

宝塚ファンの人からは「今更?」と思われそうだけど、最近見たから書く。感情のメモの為にも。

当時研5の礼真琴さんバウ初主演作品。
見終わった直後の感想

「すごい…」

側からしたら、「語彙力ないのか」と思われるけど「本当に凄いものを見た、見てしまった感」が強すぎてこの一言しか思い浮かばなかった。
最後のシーンがそうだからとかじゃなく。
全て見た上で。もちろんラストへの持っていき方が良かったのもあるけれど。
こんなにも心揺さぶってきたのは、『かもめ』が初めて。

個人的に「礼さん、すごいよ」と思ったのは
『第2幕 第3場ソーリン家の食堂』での
アルカージナ(音花)と喧嘩するシーン。
最初は穏やかな雰囲気だったのに、コースチャの一言で喧嘩勃発。穏やかな雰囲気から喧嘩になる時の礼さんの目の表情変化がすごくて。上手な人のケンカシーンは見ていてハラハラしちゃう。
この親子は、親子だからこそ似ている所があるけれど、結局は交わらない一癖ある親子。似てるんだけどねぇ〜…もう少しお互い話を聞けばいいのにとこっちが思っちゃうくらい。

そしてあのマザコンっぷり。ずるい。全体の話が重い中に可愛い瞬間あるのよ。礼真琴に「ママ」と言わせた小柳先生ありがとうございます。
「ママと言わせたら礼真琴の右に出る者がいない」by天寿光希

天寿さん演じるトリゴーリン。
掴みどころ無いし、何考えているのか分からない人。コースチャから決闘を申し込まれてもあまり意に介さない様子。正直に言えば、私には一度見ただけでトリゴーリンのキャラが分かりにくかった。ニーナのこと捨てたのに何故か悪い奴に見えないのは天寿さんだから?笑 それすらもスマートに見えてしまう…
その飄々とした所がコースチャにとっては嫉妬や鬱陶しさに繋がったのかな、と…。そもそものマザコン気質もあるけど。(知らんけど!)(急な投げやり)

瀬央さん演じるメドヴェジェンコ。優しいが故に腰低っ!弱気すぎてウザがられる。瀬央さん元々こんな人なのかもしれないと思えるくらいすごく自然で。ライト当たってないところでもウジウジしていたりと細かい。やっぱり95期は強いんか。

話は変わって稽古場映像について。

コースチャが撃ったかもめを、ニーナ(城妃)の足元に投げるシーン。その投げた瞬間、後ろで笑う人。美稀さん。
それはずるいですよ!笑

特典映像3つ(稽古場映像、突撃レポート、ナウオン)どれも初々しい礼真琴さんが見られる。ほっぺがかわいい。
公演後の挨拶。今のハキハキと話す姿しか見たことなかったからあんなにも辿々しい姿みて、「成長したのね〜」と保護者ヅラ。手が地面に届きそうなくらいのお辞儀。今じゃ見れないから貴重。


もうこれ以上書くことが無い。なんせ文章力ないから。きちんとした感想見たいなら他の人の見たほうがいい。
なんせ、これは私の感情メモでもあるし、とりあえずダラダラ書いているだけなので。


おわり。


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