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学生・社会人プロレス応援 リレー連載 グレート-GO-カーン(第2回)


 長かったコロナ禍も収束?しつつあり、学生・社会人プロレス業界は厳しい冬をなんとか乗り越えたと言えます。そこで本連載では「学生・社会人プロレスを見たことがない」という方向けに、実際に学生・社会人プロレスをやっている選手からメッセージを寄せてもらいました。

↓こんなことを聞いてみました。
①簡単な略歴
②プロレスに関する思い出に残る試合・エピソードなど
③自身が思う学生・社会人プロレスの魅力や面白さ
④プロレスをやっていて良かった点
⑤読者へのメッセージ

ーーーーーーー以下本文ーーーーーーー

グレート-GO-カーン
Twitter:
@greatgokan_uwf


①略歴

 2020年にUWF関東学生プロレス連盟に入門。同年12月11日に対ドラゴン・リフレ戦でデビュー。2022年10月9日に行われた町田大道芸大会で第64代UWF認定世界ヘビー級のベルトを戴冠した。投稿時点で大学4年生の現役学生プロレスラー。

②思い出に残る試合・エピソード

 一番思い出に残っているのは僕がデビューした #UWF1211自主興行 です。

 大学生になった2020年はコロナ初期ということもあり、ひたすらSTAY HOME。UWFに参加したのも練習が再開した10月頃でした。最初の頃はひたすら基本の受け身の練習、そして苦手なマット運動をやって正直心が折れかけていました。リングネームとともにデビュー戦を告げられた時もどこか他人ごとのように捉えていたのを今も覚えています。

 そんな中、遂に迎えたデビュー戦当日。多くのお客さんが集まり、先輩たちがそれに応えるような激しく熱い試合を繰り広げていたのを見て、とんでもない衝撃を受けました。「俺は今のままでいいのか、先輩たちみたいにカッコよくなりたい!!」

 この日がなかったら今のグレート-GO-カーンは存在しなかったでしょう。まさにターニングポイントです。

デビュー戦の様子

③学生プロレスの面白さ、魅力

 個人的には何でもアリなところかなと。学生プロレスの試合はネタに振り切った試合からベルトを巡るタイトルマッチまで様々な試合が存在します。でも、どの試合も選手一人ひとりが知恵と体力を絞って自己表現をしていく点は共通しています。「大学生がリング上でマジメにふざける!」。それが学生プロレスの魅力ではないでしょうか!

④プロレスをやっていてよかった点

 やはり皆「プロレスが好き!」という共通認識があるため、コミュニティとしての居心地が良いです。普段できないディープなプロレス話もすることができますし、一緒に観戦に行くなど、平たく言えばプロレス友達が絶対できます! 保証します!

 また、就活に結構強いです。学生プロレスをやっている学生はほぼいないため、ガクチカにオリジナリティが出せます! 自己PR動画や写真なんてたくさんあって困っちゃうぐらいです。僕自身、学プロのおかげで度胸が身につき就活での面接を緊張せずに受けることができました。もちろん学プロネタ一本鎗だとなかなか厳しいですが、持ちネタの一つとしては十分すぎるほど活躍することを保証します。

⑤メッセージ

 書いていて思いました。おそらく学生プロレスの魅力の半分も伝わってないと。なので可能であれば実際に見に来ていただきたいです! 自主興行や地域のお祭りなど一年を通して様々な地域で学生プロレスは活動しています。基本的にチケットなしで気軽に見られるので、騙されたと思って一度見に来てください! お待ちしております!!

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