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週刊オールライター第84号 「人生初の神宮球場 友人の試合観戦へGO!」

2024年6月10日〜16日にかけて、第73回全日本大学野球選手権大会が開催されています。私はこの大会3日目(6月12日)に観戦に行きました。小学校の頃からの友人が出場しているからです。今回はその模様をお届けします。


1. 全日本大学野球選手権大会とは

この大会は、全国に存在する各大学野球リーグの優勝校が出場し、全国の頂点を決めるものです。現在大学野球リーグは27あります。この27のリーグの代表チームが大学野球日本一の座を賭けて争うのです。会場は明治神宮野球場と東京ドームですが、私が観戦に行った試合は神宮開催の試合でした。

2. 6月12日当日の様子

当日は自宅最寄駅から新宿を経由して行く予定でしたが、横須賀線内での人身事故でダイヤが乱れていた関係から、赤羽で降りて赤羽岩淵まで歩き、そこから東京メトロ南北線と銀座線を乗り継いで外苑前から神宮球場に向かうことにしました。

南北線、東急に乗り入れる埼玉高速鉄道2000系。

今年の誕生日を過ごした外苑前ですが、ここから少し歩くと、秩父宮ラグビー場があり、その奥に神宮球場はあります。

明治神宮野球場。
大学野球の聖地で、ヤクルトの本拠地です。

道中で水分の確保をしたのち、チケットとプログラムを買い、入口を探すことにしました。

チケットとプログラム。
当日の対戦カード。

今回私が見に行った試合は、八戸学院大学と天理大学の一戦です。私が応援したのは、八戸学院大学でした。私の小・中学校の同級生にして友人がレギュラーで出るからです。
入口を探していると偶然彼とその家族を発見。友人はすぐに私に気がつき、ハイタッチをして成人式以来の再会を喜びました。彼の掌はバットを握り続けたことでかなり硬くなっていて、指の付け根はあちこちが盛り上がっていました。ハイタッチの感触がとても硬かったので、プロ野球選手の手はみんなこうなっているんだろうなとも思いました。
友人の姉と母もおり、来てくれたことに感謝されました。
そして開場の時間となり、友人の関係者と一緒になって入場し、バックネットの席に着席しました。

第1試合のスコアボード。
野球ゲームでしか見たことがないので、このバックスクリーンを見れたのは感動です。
フィールドと観客席の距離が近い。
八戸学院大学のスタメン発表。

着席すると目の前にアロハシャツを着た男性が着席し、友人の母が挨拶しました。
「どこかで見たことある人だな」
と思った私はネット検索をかけてすぐにピンと来ました。その方は、今年度をもって春日部共栄高校の監督を勇退することになっている本多利治氏でした。本多氏は、春日部共栄高校野球部開設当初から監督を務めており、1993年夏の準優勝をはじめ春夏あわせて8回甲子園へ導いた実績を持っています。友人は、春日部共栄高校で1年の秋から主力に定着し、3番打者として活躍しており、2019年春のセンバツにも出場した経験を持ちます。

本多氏とも一緒になって八戸学院を応援した私たち。友人も第二打席でヒットを放ち、活躍します。しかし残念ながら最後は押し出し死球でコールド負けを喫してしまいました。
天理大学、本当に強かったです。

最後には試合を終えて外に出てきた友人と握手を交わし、一緒に写真を撮って帰宅しました。

当日持って行った唯一の応援グッズ。
友人が出場したセンバツの記念タオルです。

むすびにかえて

今回は、私の友人の活躍する姿を見るため神宮に行った出来事を書きました。友人は今年のドラフト会議の対象になっており、間違いなくプロに行くべき選手です。彼のこの日の成績は2打数1安打で、守備機会でも無失策でした。神宮球場でヒットを打つ姿を見れたのは私としても本当に嬉しかったです。友人には秋の最後のリーグ戦が待っているので、活躍してまた神宮大会に行けることを願っています、

それではまた。

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