見出し画像

ビデオゲームのメモ

・NOTEデビュー

トレンドなのかはわかりませんが、長文が書けるサービスということで選択そして登録。

・近況

格闘ゲームが楽しい。エヌアイン完全世界というタイトル。
何が言いたいかというと、どうしてかわかりませんがおかげさまで最初からとても"やるきがある勢”になっているんですということ。

なんと基本的に自転車に乗って移動しないと対戦ができない。
チャリと言えば、スラム街に住んでると置いておくのが不安だよねパンクしたりさせられたり紛失もしそう。買うの躊躇うよねと大袈裟に話をしていたが、舌の根乾かないうちにノーパンクタイヤの折り畳み自転車を買っていた。

そしてなんと、ゲームを遊んでるとき立って順番を待つんですよ、それほどまでにして遊んでいたいタイトルなのはすごいことではないのでしょうか。

それと人のプレイって気になるんですよ。5台稼働するうち1台しか配信では見れないのでこの現地に居るひとが特別に見れる瞬間もあるかもしれない。
WILLのセパレーターで仕切られている対戦台を見て、大声禁止の張り紙部分も半透明ならいいのにな、って螺子さんに言ってみたこともあった。コスト度外視すれば技術的には可能でしょうけれど、しぶっちはめんどくさがりだから……どうでしょうといった無難な回答だった。俺は張り紙を半透明にしたものをぺたりと貼ってあとは店長の推しキャラをあしらえばいけるかななどと考えていました。

どのみち待ってる間の人間がどう感じるかとかは聞き入れてほしいけど期待はできない理解もされない。勝てば、いいとおもうよ。ゆりっぺの指示だろうしセパレーターは必要だし。ひとさまからプレイをのぞき込まれるのもたしかに嫌かもわからない、オスロー5 1Fの男子パウダールームみたいに。あれ誰の趣味だったんだろうね。

ほんとうに格ゲーに関して”赤ちゃんじゃしかたないね”状態から始まっていた。
ただほんとうに不思議だったけれど、とても雰囲気が良くてみなさん親切。優しい。教えるのが上手で、それもそのはずティーチングが本職な人が多数。そんなかんじの常連さんたちで楽しくゲームを続けているようだ。
そして毎回いろんな人が来たり、いろんな企画があったりと。ただ楽しく遊んでいるだけではいっそ申し訳ないのでは?なんて感じてしまうほど。

・こどものころのテレビゲーム

テレビゲームは否定的な両親でした。
父親が長兄のためにと人もコネも使わずデパートのエスカレーターを駆け上がりながら子供を押し退けてまでゲーム機を買ってきたところには親の愛情を感じましたが、長兄が視力低下のためガレージでデデデ大王のようなハンマーを使い破壊。テレビのつけ方もまだ理解してない年齢でした。

ハードが物理的に壊される前、遊ぼうにも自宅に長兄の友人が20人くらい部屋に来たりなぜか近所の年上の人が勝手に上がり込んで遊んでいたため、触れることなく気づいたらゲーム機は粉々でした。
その後は友人宅で遊んだり、”パソコンは勉強だから” ”携帯ゲーム機ならいいじゃん” などと理由をつけてはゲームができそうなガジェットを親に買ってもらいつつ、親に隠れて触れることがほとんどでした。親の言うことをききながら興味のない運動部系もしつつ、お小遣いで家庭用ゲーム機一式と4インチのTFT液晶テレビを買ってRFユニットで接続しながらこっそりゲームなんてときもありました。

2021年秋ごろ

・バトルファンタジア

絵柄がかっこいい。手抜き風味な立ち絵となめらかな動きをするキャラがとてもいい。アシュレーがかっこいい。
ゲームセンターWILLで対戦会があるそうで、一応の恥じらいはあったのか練習をするつもりが、子供の頃からのお店で置いてなかったので通販したが遅配で届かず。

そしてゲーセンで画面を覗いてたら坊主刈りの人に
”やります?どうぞ”
と聞かれ、
”いえ、これからで参加はまだしてなくて見てるだけです”
と答えたら、
”いい御身分ですね”と言われ、そのまま坊主刈りの人は対戦会から別のゲームをしにいきました。御身分という文字がゴミっていう響きを含んでる気がして感じが悪かったです。
その後EBIさんやしぶっちにキャラの立ち回りや強い技や基本コンボなど広く教えてもらったあと、最後のほうに持ちキャラを見たいと頼んで
”いいですけどバトルファンタジア嫌いにならないでくださいね、ホントに”
と、可愛いウサギの画面端での攻めをうけつづけていました。かっこいいアシュレーがウサギ相手に悶えている絵柄が面白くて最高でした。

・パカパカパッション
昔、しぶっちに”家庭用は、あれはだめだ、別物だ”と聞き、コントローラーを中野ブロードウェイでようやく手に入れてうきうきしてる俺はちょっとしょんぼりした覚えがある。なお、その頃の俺はフレームとか意識していなかったのでした。
”まぁ家庭用だけの曲もあるしな”とフォローしてきたけれど。あと、ドラムがまったくできなんだよね~~とやや自嘲気味な相談をしたら”それはリズム感がないからだな”と、正直な意見と必要なことをさっと回答をしてくれる人ということがわかっている。
そんな5鍵コントローラーをさかさまにしてパカパカパッションを遊ぶというライフハックに定評のある現WILLくん店長さんに
”パカスペをヤフオクでぽちったから動作見てほしい”とお願いする。大雨の中精密機器を持ち歩くのもなんだな、と思いつつも、基板が無事とわかり安心する。

・ニューネットシティ
秋葉原のショーケースで見た”コントロールボックスなどでゲームセンターの基板を遊ぶ環境づくり”を見る。想像以上にあれこれ買わせてくるところと、あくまで再現をしているだけであるという点が気に入らなかった。
解体すれば狭い部屋でもなんとかビデオゲーム筐体が入るとわかり、購入しました。
決まったあとから”ノリで落札して、解体方法のサイトみつけたから手伝ってほしい”としぶっちにお願いした。二つ返事で了承してくれて、予定と段取りを提案してくれた。

レンタカーの予約と購入先とのすり合わせ、その後一応俺も工具をAmazonで買ったり、あとは寺社仏閣で交通安全を願ってお賽銭したり。
そもそも連絡先がガラケーのころのしか無いのでこれは寝坊ができない。ゆるされない。

疲れてるだろうし寝てていいよと言っても、助手席で寝るのはマナー違反だろ、という精神。漢。
片道1時間、10月だというのにフロントガラスへの直射日光がすごい暑い。もはや夏。お互い衣替えしてきたのを若干後悔している

スマホのナビが無いと詰む程度の土地勘で無事に行きつくも、個人宅と思いきや、そこは倉庫だった。
”ここがあの筐体のカーサ(家)ね” というアノニムガード全一らしい台詞が出ると思っていたが、倉庫だったせいか聞けなかった。というかそんなすごいプレイヤーとは知りもしなかった。両手で交互押しをさせるとネット対戦で当時トップランカー並みのスコアを出す音ゲーマーというくらいしかしらない。なお珍しくしぶっちと対戦になった際にはこちらからは毎度クラシック9か11の2択だったと思う。

道中の生産性の無い会話がものすごく久しぶりで最高とのこと。
それもそうか、年中無休でビデオゲームの会話ばかりだから。脳科学会に面白いデータを提供できそうな部分的肥大をしてそうな気がする。
大きな会場で大会を開催する野望があるそうだ。叶うと良いね。

着いて、多様なジャンルのアーケード筐体の山。ほんと何百台と並んでいるのではなかろうか。宝の山すぎてよだれが出そうですというのはあながち冗談でもないようだ。俺は全部ファミコンに見えるおかあさん状態だ。

何台かある筐体の中、落札したものとは違う筐体を差し出される。
ボタンの数や、大き目の傷など、さて30分遅れてくるオーナーに、ごねるというわけではないけれどそれも友人の前で それとも"体験を買いに来てるのだから"と妥協かの2択を考え始めていた。もともと来る来ないに関して倉庫のオーナーは朝突然の連絡だったりあとから来たりと、果たして来る前からどの程度の落札者かどの程度足元を見られるのかという不安は出さないでいたつもりだけれど最終的に無事にブチ切れず怪我もせずに終われば俺の勝ちでいいかもなどとわりと楽観的な考えでいたりもした。

養生テープに動作チェック内容が走り書きしてある。
余談だが筐体にガムテープ貼って手書き文字で語りまくりみたいなのは個人的にドン引きなので、そのようなパンピーに引かれる店舗にならないことを俺は祈っている。小さい文字でタイピングしてラミネートしたものを最低限の情報量で貼ってほしいところ。

動作確認用に基板は?とスタッフさんに言われるが、もちろん持っていない。しばらくして親の顔より見た基板としぶっちが言い当てたぷよぷよ基板でテストを開始。ヒントがほぼない状態でタイトルを言い当てる。平成で言うテレビチャンピオン。今ならなんの番組だろうかはたまたつべのどこそこチャンネルか。


こだわりのあるスタッフさんらしく、こんな装備で大丈夫か問答がすこしだけはじまる。
根底にフレックスとは言えWILL店長の時間を奪っているので機種選定に時間を取らず次の段階に進みたいが、差し出された予備スピーカーの鼻薬とボタンぐらい俺のやるよ!とか話してるうちにほかの筐体の動作を見比べるのは諦める。

解体作業に入る。
実は手先が不器用すぎてドライバーを持つのも結構なストレスを感じるので一刀入魂というか一刀ごとに予防注射を嫌がる犬を宥める医者役を脳内に召還している。

それにしてもよく喋るしぶ店長さんだが、出品者もなんだかんだゲーセンの業界に詳しいようで、世の中狭いですね~といった感じだった。

トルクス螺子という特殊なネジをまわすのだけれど、
俺は最初の1個目が無事に外せて安堵していたが、つぎの2個目にして、ねじ山が壊れて解体が不可能になった。

さすがにしぶっちも、ただ回すだけでどうして???えっ……これもう……えっ……詰みじゃ……となった。そこで計画はとん挫しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?