海外在住(駐在中)の資産運用

今年22年3月末で海外在住(会社の駐在)をして10年経過する。もちろんこの10年間で家賃を1円も支払っていない。まだ独身のため、家賃は1Kで1か月約10万円で見積もると、年間120万、10年で1200万円が実質節約できている。それに加え、海外駐在期間は、駐在手当もあるため、日本で働くよりも給料は上がり、儲かる。家族持ちかどうかや、その人によって使うお金は変わるが、自分は比較的に節約はせず楽しむだけ楽しんできた自負がある。

それでも、中国は比較的にどの企業も待遇は良く、実は物価もかなり安いため、欧米などの駐在に比べるとはるかにお金は貯まりやすいと思っている。自分の仲の良い同期なんてコロナということもあり、どこも行けないことも影響し、年間500万以上も普通に貯金できていたりする。(自分はそんなに貯まりませんでした)

しかしながら、貯まったお金をどのように運用するかが実は問題だったりする。まず、①現地で貯まるお金と、②日本で貯まるお金の2つがあるが、どちらも困るが、特に②日本で貯まるお金はとても困ってしまう。証券会社などで資産運用ができると良いが、海外在住の場合は、日本で証券口座を申し込めないし、基本的に自分ですでに口座を持っていても使用し続けるのは禁止されている。このことから、海外にいる間は、日本では運用しづらい。

一方、現地での運用は可能である、中国でも未だに銀行金利が2-3%程度つくこともあり、インドなんて5%以上つく銀行もあり、現地の株や運用といったのは可能である。ただし、現地ではやはり為替のリスクがつきものである。そのため、全額を現地で給料をもらっている人は少なく、ある一定のお金は日本でもらっているという人が多い(特に駐在員の場合は)。自分も、中国には未だに一定のお金を残しているし、定期預金や株式のような運用も一部している。中国の場合、銀行の預金を動かさないと、突然口座を凍結したりと一定のリスクも存在する。

2020年1月にはカンボジアの定期預金が熱いということでカンボジアに銀行口座を作ってきた(ついでに遺跡観光をしてきた)。なぜカンボジアの銀行口座が良いのか?カンボジアでは、ドルでの定期預金ができ、かつ年間4-5%程度の利子がつき、利子への税金も10-15%程度でけっこう儲かる。但し、まだ発展途上のため、カントリーリスクは否めない。

さて話を日本での運用に戻すと、19年に日本で不動産を購入しようとしたが、住宅ローンが下りなかった。やはり日本に住民票がなく、自分(または家族)が住むことが前提でないと、どんなに属性が良くても住宅ローンは契約できないという事であった。したがって、日本で今、自分で住宅を購入する場合、一括購入などが必要である。もちろん自分はインドに住んでいるので別に家は必要ないのだが、、、

したがって、日本にあるお金をどのように運用するのかはとても自分にとって大きな大きな課題になっており、マイナンバーもないため、何にも口座を開くことはできないし、できてもバレたときに口座を凍結されるリスクも存在する。一番良いのは合法的にシンガポールや香港などで証券口座を作り、運用することが最も適しているのであろう。しかしながら、それを待っていてはあと数年かかるし、やはり何かしら考えたい。時は金なりで時間が複利を活かし、複利が資産を作るといった最高の教えてである。これだけ海外に在住している人がいるので是非ともそうした成功事例があれば教授いただきたい。数百万程度でなく、数千万から数億程度で運用している人がいれば是非ともお目にかかりたいと思っている。サラリーマンの自分の周りには持っている人はいても運用でうまくやっている人がみあたらない。。。。今後も引き続き検討するが、誰か良い運用をしている人はぜひとも教えて頂けると助かる。

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